2024-055 GⅠ ヴィクトリアマイル レース回顧 | 競馬を楽しむには

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【レース回顧】

テンハッピーローズ、末脚を炸裂させて大金星!

 

■レース結果
第19回ヴィクトリアマイルは津村明秀騎手騎乗の14番人気テンハッピーローズが、中団から後方にかけて追走し、直線では外から鮮やかな末脚を炸裂させて優勝。重賞初制覇がG1の快挙となった。勝ち時計は1分31秒8(良)。鞍上の津村騎手は悲願のG1初勝利。本馬を管理する高柳大輔調教師はこのレース初勝利となった。

2着は1馬身1/4差でC.ルメール騎手騎乗の4番人気フィアスプライド。3着はクビ差でJ.モレイラ騎手騎乗の1番人気マスクトディーヴァ。
 



■レース展開・総括
スタートで10番ナミュールと11番ルージュリナージュが出遅れた。押して4番コンクシェルがハナへ。3番スタニングローズ、14番フィールシンパシーが先行。2馬身差で4番手に2番フィアスプライド。1馬身差で8番サウンドビバーチェ、6番マスクトディーヴァが続き、差がなく中団には5番ウンブライル、1番ライラック、15番ドゥアイズ。2馬身差で後方にかけて7番ハーパー、12番キタウイング、9番テンハッピーローズ。3馬身切れて13番モリアーナ、後方2番手からナミュール。3馬身差で最後方からルージュリナージュという隊列になった。

800m通過は45秒4で、このレースとしては平均的なペース。先頭はコンクシェルで1馬身ほどのリード。単独2番手にフィールシンパシー。その後ろの列からスタニングローズとフィアスプライド。マスクトディーヴァは中団馬群の真ん中。ナミュールは後方2番手のまま最後の直線に入った。

残り400mではまだコンクシェルが先頭だが、その後ろから横一線になって後続馬がじわじわと迫ってきた。馬場の4分どころからフィアスプライドが抜ける構え。その後ろからはウンブライルが懸命に脚を伸ばすが、マスクトディーヴァは他馬の間に挟まってしまい、完全に追い出しが遅れた。その隙に外から凄い脚でテンハッピーローズが飛んできた。

残り200mを過ぎてテンハッピーローズが2番手に上がり、先頭のフィアスプライドを交わす勢い。馬群の間からようやくマスクトディーヴァが抜け出て、フィアスプライドの内に進路を取ったが、先頭に立ったテンハッピーローズがそのままゴールに飛び込んだ。

テンハッピーローズは過去、重賞に7回出走し、20年アルテミスSでソダシの3着というのが最高成績だったが、この大一番で凄い末脚を炸裂させて見事にG1初制覇を飾った。鞍上の津村明秀騎手にとっても、デビュー21年目にして悲願のG1初勝利。人馬ともども非常に嬉しい勝利となった。

2着はフィアスプライド。今回の出走馬の中では2頭しかいなかった6歳馬によるワン・ツーフィニッシュとなった。3着マスクトディーヴァは直線での不利が痛かった。2番人気で8着に敗れたナミュールは、スタートの出遅れで終わってしまった。

(JRA-VANより)

 

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