2024-051 GⅡ 京都新聞杯 レース回顧 | 競馬を楽しむには

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【レース回顧】

ジューンテイクが内から抜け出して重賞初制覇!

■レース結果
京都競馬場で行われたG2・第72回京都新聞杯は、藤岡佑介騎手騎乗の8番人気ジューンテイクが優勝。道中は内の4番手を追走。直線では内ラチ沿いに進路を取って、ゴール前で鮮やかに抜け出した。勝ち時計は2分11秒2(良)。鞍上の藤岡佑介騎手は2018年ステイフーリッシュに続く本競走2勝目、本馬を管理する武英智調教師は本競走初勝利を飾った。

1馬身差の2着は5番人気・横山典弘騎手騎乗のウエストナウ、2分の1馬身差の3着は2番人気・川田将雅騎乗のヴェローチェエラが入った。なお、1番人気に推された鮫島克駿騎手騎乗のインザモーメントは直線で伸び切れず、6着に敗れている。
 



■レース展開・総括
バラついたスタートで7番ヴェローチェエラ、3番オールセインツが出遅れて後方から。5番ウエストナウが先頭に立つが、1コーナー手前で外にふくれて外の6番ファーヴェントなどが不利を受けた。立て直したウエストナウが先頭で向正面に入っていく。リードは1馬身。2番手に9番プレリュードシチー。半馬身差の外に10番ハヤテノフクノスケ。1馬身半差で1番ジューンテイク。1馬身半離れて8番ベラジオボンドと6番ファーヴェント。1馬身差で4番ギャンブルルーム。半馬身差で2番スカイサーベイと12番インザモーメント。1馬身差で内に3番オールセインツ、外に7番ヴェローチェエラ。半馬身差で14番アドマイヤテラ。1馬身差で11番ライフセービングと15番キープカルム。1馬身差の最後方に13番タガノデュードという隊列で進んでいく。

前半1000m60秒3と平均ペースで、ウエストナウが先頭。半馬身差で外にプレリュードシチー、ハヤテノフクノスケが続く。後方までそれほど差がなく、一団で進んでいく。3コーナーを過ぎて、徐々にペースが速くなる。馬群の外を通って、アドマイヤテラがマクるように先頭へ接近。ウエストナウ、ハヤテノフクノスケ、アドマイヤテラの3頭が並んで、4コーナーから直線へと入っていく。

直線に向いて、ウエストナウがもう一脚使って先頭。内ラチ沿いからジューンテイクが伸びてウエストナウに迫っていく。インザモーメントは伸び一息。外からヴェローチェエラが伸びているが、3番手まで。内ラチ沿いを鮮やかに抜けたジューンテイクが1馬身の差をつけて先頭ゴールイン。2着に逃げ粘ったウエストナウ、3着に外を伸びたヴェローチェエラが入った。

キズナ産駒のワンツーとなったこのレース、ジューンテイクがメンバー中上がり最速の33秒6の脚で抜け出した。スタートから好位の内を取りに行き、直線も最内を選択した藤岡佑介騎手の判断が見事だった。今回の勝利で次走日本ダービーということになるだろう。強豪相手にどこまでやれるか楽しみだ。ウエストナウは1コーナーまでに他馬に迷惑をかけるなど若さが見られたが、能力は高い。1番人気に推されたインザモーメントは勝利した前走のような迫力が見られなかった。立て直しに期待したい。

(JRA-VANより)

 

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