2024-044 GⅠ 皐月賞 レース回顧 | 競馬を楽しむには

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【レース回顧】

ジャスティンミラノ、コースレコードでまず一冠!

 

■レース結果
第84回皐月賞は戸崎圭太騎手騎乗の2番人気ジャスティンミラノが先団勢を見ながら進んでスパートすると、最後の直線での追い比べを制して優勝。3戦3勝で見事にクラシックの一戦目を制した。勝ち時計は1分57秒1(良)でコースレコード。鞍上の戸崎騎手は2018年エポカドーロに続きこのレース2勝目。本馬を管理する友道康夫調教師は09年アンライバルド以来となるこのレース2勝目となった。

2着はJ.モレイラ騎手騎乗の7番人気コスモキュランダ。3着は半馬身差で川田将雅騎手騎乗の3番人気ジャンタルマンタル。なお、1番人気に支持されたレガレイラは6着に敗退。まだ、16番ダノンデサイルは発走直前に出走取消となった。
 



■レース展開・総括
スタートで17番ビザンチンドリームが立ち遅れた。2番メイショウタバルがハナに立ち、1コーナーをカーブ。3馬身差で2番手に4番シリウスコルト。2馬身差の3番手に8番ジャンタルマンタル。半馬身差で内に6番アレグロブリランテ。その後ろで5番手に13番ジャスティンミラノ。ほぼ並んで内に5番ミスタージーティー。1番サンライズジパングが続き、1馬身差で中団に14番シンエンペラー。それから12番コスモキュランダ。3馬身切れて11番ホウオウプロサンゲ。2馬身差で後方にかけて7番ルカランフィーストと15番サンライズアース。直後に9番アーバンシック、それから18番ウォーターリヒト。後方2番手に10番レガレイラ。2馬身差で最後方から3番エコロヴァルツとビザンチンドリームという隊列になった。

1000m通過は57秒5でハイペース。メイショウタバルは5馬身ほどのリードで3コーナーをカーブ。シリウスコルトが単独2番手。ジャンタルマンタルが3番手。ジャスティンミラノは3~4コーナーの中間からじんわりと動き出した。同馬を見ながらシンエンペラーやコスモキュランダもスパート。後方からはアーバンシックらが追い上げを開始した。

メイショウタバルは先頭で直線に入るがリードはほとんどなくなった。ジャンタルマンタルが馬場の4分どころを通って先頭に踊り立った。内でシリウスコルトが食い下がるが、馬場の真ん中からジャスティンミラノ、シンエンペラー、そしてコスモキュランダが末脚を伸ばしてきた。後ろからはアーバンシック、さらにレガレイラが追い込んできた。

坂を駆け上がってジャンタルマンタルが先頭。しかし、ジャスティンミラノとコスモキュランダが併せ馬でグイグイと脚を伸ばすと、ジャンタルマンタルを外から交わして並ぶようにしてゴール。コスモキュランダの内側にいたジャスティンミラノが1着でゴールを果たした。

勝ったジャスティンミラノは共同通信杯から直行という、近年トレンドのローテーションで参戦。中山芝コースも、今回のような淀みないペースの経験もなかったが、すんなりと先団を見るポジションを取ってレースを進め、最後はコスモキュランダとの追い比べを制した。東京芝は2戦2勝であり、どちらかといえば皐月賞よりも日本ダービー向きかもしれないので、無敗でのクラシック二冠制覇も十分期待されそうだ。

コスモキュランダはクビ差の2着と惜しい競馬。ジャンタルマンタルは結果的に早く先頭に立ちすぎてしまった印象だが、最後は距離が響いたかもしれない。

(JRA-VANより)

 

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