2024-042 GⅢ レース回顧 | 競馬を楽しむには

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【レース回顧】

ディスペランツァが豪快に差し切って重賞初制覇!

■レース結果
阪神競馬場で行われたG3・第33回アーリントンカップは、J.モレイラ騎手騎乗の1番人気ディスペランツァが優勝。道中は中団の内を追走し、直線では外から豪快な末脚を披露して差し切り勝ちを決めた。勝ち時計は1分34秒1(良)。鞍上のモレイラ騎手、本馬を管理する吉岡辰弥調教師ともに本競走初勝利を飾った。

2分の1馬身差の2着は15番人気・横山典弘騎手騎乗のアレンジャー、ハナ差の3着は4番人気・坂井瑠星騎手騎乗のチャンネルトンネルが入った。これら上位3頭にはNHKマイルカップの優先出走権が与えられる。
 



■レース展開・総括
バラついたスタートで、9番ワールズエンドと10番トップオブザロックは後方から。内から1番ポッドテオがハナに立って向正面を進んでいく。リードは1馬身半。2番手に8番タイキヴァンクール。半馬身差の内に2番アレンジャー。1馬身差の外に13番ジュンヴァンケット。1馬身差で内に5番シヴァース、外に14番ケイケイ。1馬身差で7番チャンネルトンネル。半馬身差の内に3番ディスペランツァ、外に6番グローリーアテイン。半馬身差の外に15番オフトレイル。半馬身差の内に9番ワールズエンド、外に12番アスクワンタイム。半馬身差の外に16番タガノデュード。1馬身差で11番セレスト。1馬身半離れて4番シンドリームシン。3馬身離れた最後方に10番トップオブザロックという隊列で進んでいく。

前半800m48秒8とスローペースで、ポッドテオが先頭。リードは1馬身半。2番手タイキヴァンクール、3番手アレンジャー。後方までそれほど差がなく、集団で進んでいく。ポッドテオが先頭でペースを上げて、4コーナーから直線へと入っていく。

直線に向いてポッドテオが振り切りにかかるも、アレンジャーが徐々に並びかけていく。外からジュンヴァンケットが懸命に追うものの、伸び脚一息。アレンジャーが粘り込みに図るところへ、外からチャンネルトンネル、大外からディスペランツァが強襲。ゴール前の脚が目立ったディスペランツァがアレンジャーを交わして1着。2着に先行して粘ったアレンジャー。3着にはチャンネルトンネルが入った。

前走自身初の1600mで勝利していたディスペランツァがマイル戦連勝で重賞初制覇を飾った。スローペースでも中団で脚を溜め、直線で前が狭くなっても慌てずに終いの脚にかけたモレイラ騎手の騎乗ぶりが光った。ディスペランツァはマイルが合っているのだろう。次走のNHKマイルCも期待できる勝ちっぷりだった。モレイラ騎手は先週の阪神牝馬S、桜花賞、そして今回の勝利で阪神芝1600m重賞を3連勝。名手の快進撃が止まらない。15番人気ながら先行して粘ったアレンジャーも進境を見せて、次走が楽しみだ。

(JRA-VANより)

 

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