2024-028 GⅡ フィリーズレビュー レース回顧 | 競馬を楽しむには

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【レース回顧】

エトヴプレ、鮮やかに逃げ切り重賞初制覇!

■レース結果
第58回フィリーズレビューは藤岡佑介騎手騎乗の11番人気エトヴプレが好スタートから先頭に立ってレースを引っ張ると、最後の直線は後続の追撃を振り切って逃げ切り勝ちを果たした。勝ち時計は1分20秒1(良)。鞍上の藤岡騎手、本馬を管理する藤岡健一調教師ともに2009年ワンカラットに続き、このレース2勝目となった。

2着は3/4馬身差で横山武史騎手騎乗の1番人気コラソンビート。3着は1馬身半差でM.デムーロ騎手騎乗の12番人気セシリエプラージュ。なお、14番キャンシーエンゼルは出走取消となった。
 



■レース展開・総括
スタートで9番レディマリオンが出負け、3番バウンシーステップもあまりいい出だしではなかった。6番シカゴスティングが出て行ったが、4番エトヴプレにハナを譲った。差がなく3番手集団に1番コラソンビート、5番カルチャーデイ、8番オアシスドール、12番ジューンブレア。その後ろも差がなく、2番ロゼフレア、バウンシーステップ、7番セシリエプラージュ、11番マーシーラン、13番ポエットリーがかたまり中団馬群を形成。レディマリオンは後方3番手。10番ドナベティが続き、1馬身差で最後方から15番オメガウインクという隊列になった。

前半600m通過は33秒8で平均的なペース。エトヴプレは1馬身ほどのリードで3コーナーをカーブ。シカゴスティングらが2番手でぴったりと追走し、コラソンビートもインの好位でしっかりと脚を溜めていたように見えた。中団以降も各馬も差がなく続き4コーナーをカーブした。

先頭のエトヴプレに対して、コラソンビートが2番手に上がって最後の直線での追い比べ。3番手からはシカゴスティング、ロゼフレア、バウンシーステップらが横一線となって脚を伸ばした。

しかし、残り200mを過ぎてもエトヴプレが先頭で粘る。コラソンビートはじわじわと差を詰めるが、なかなか捕らえるまではいかない。エトヴプレは坂を駆け上がった後も余力があり、コラソンビートの追撃を許さずそのまま逃げ切り勝ちを果たした。3着は最後、末脚を伸ばしたセシリエプラージュが入った。

芝1200mを使われていたエトヴプレがハナを奪う展開。新馬(小倉芝1200m)以来となる逃げで、芝1400mも重賞も初めてだったが、軽快なスピードと二の脚を繰り出してコラソンビートらの追撃を見事に封じた。これで桜花賞への優先出走権を得たが、本番ではさらに200mの距離延長か鍵となるだろう。

(JRA-VANより)

 

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