2024-026 GⅢ 中山牝馬S レース回顧 | 競馬を楽しむには

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【レース回顧】

コンクシェルが逃げ切って重賞初制覇!

■レース結果
中山競馬場で行われた第42回中山牝馬Sは、5番人気で岩田望来騎手騎乗のコンクシェルが優勝。先手を奪い、そのまま鮮やかに逃げ切った。勝ち時計は1分49秒0(稍重)。鞍上の岩田望来騎手、本馬を管理する清水久詞調教師はともに本競走初制覇。

2着には2分の1馬身差で、後方から差を詰めた4番人気・戸崎圭太騎手騎乗のククナ。そしてアタマ差の3着には、好位から6番人気・木幡初也騎手騎乗のシンリョクカが入った。
 



■レース展開・総括
スタートは9番ファンタジア、10番アレグロモデラートの5枠2頭が出遅れ。7番コンクシェルが先頭に立ち、15番フィールシンパシー、5番シンリョクカ、8番ヒップホップソウルなどがその後ろ。中団に11番コスタボニータ、16番ラヴェル、1番タガノパッション、13番フィアスプライドなどがつけ、後方を2番ルージュリナージュ、14番ククナなどが追走した。

前半の800m通過は49秒6、1000mは61秒5のスローペース。向正面半ばを過ぎるとフィアスプライドとヒップホップソウルが前へと進出し、コンクシェル、フィールシンパシーと4頭でやや後続を離して3コーナーを通過。これを後方からククナなども追って4コーナーを回っていった。

直線に向くとコンクシェルが他馬を突き放して単独先頭となり、内から徐々に馬場の3分どころへ。フィアスプライドやヒップホップソウルは後退し、かわって内からシンリョクカ、外からはククナが脚を伸ばして残り200mを通過した。しかし坂にかかってもコンクシェルとの差はじりじりとしか詰まらず、コンクシェルがそのまま2頭の追撃を振り切って先頭でゴールを駆け抜けた。

優勝したコンクシェルは昨春のアネモネSで追い込んで2着好走も、桜花賞では15着に敗退。夏に条件戦を逃げ切りで連勝したが、秋はローズS12着、秋華賞18着と重賞では苦戦していた。しかし前走の3勝クラスを完勝すると、ここも制して初の重賞タイトルを獲得。前走は逃げた馬から離れた2番手、そして今回は逃げと揉まれない形になると力を出せるタイプで、今後も展開ひとつでチャンスがめぐってきそうだ。

(JRA-VANより)

 

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