2024-023 GⅡ チューリップ賞 レース回顧 | 競馬を楽しむには

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【レース回顧】

スウィープフィートが差し切って重賞初制覇!

■レース結果
阪神競馬場で行われた第31回チューリップ賞は、5番人気で武豊騎手騎乗のスウィープフィートが優勝。後方から差し切って、重賞初制覇を達成した。勝ち時計は1分33秒1(稍重)。鞍上の武豊騎手は昨年のモズメイメイに続く連覇で本競走は5勝目。本馬を管理する庄野靖志調教師は本競走初制覇。

2着には1馬身4分の1差で、ハナを切って粘った9番人気・藤岡佑介騎手騎乗のセキトバイースト。そして2分の1馬身差の3着には、後方から15番人気・西村淳也騎手騎乗のハワイアンティアレが入り、この上位3頭、いずれも1勝馬が桜花賞への優先出走権を獲得した。
 



■レース展開・総括
バラついたスタートとなり、6番スウィープフィート、11番ハワイアンティアレなどが出遅れ。4番ワイドラトゥールが好ダッシュを見せたが、200mほどで8番セキトバイーストが先頭へ。5番ミラビリスマジック、2番ラーンザロープス、9番スティールブルー、16番タガノエルピーダなどが好位。中団に10番ガルサブランカなどがつけ、出遅れたハワイアンティアレやスウィープフィートが後方を追走した。

前半の600m通過は34秒5。後方はバラけていたが中団までは一団の展開となって3コーナーを通過。3~4コーナー中間あたりから中団より前も馬群が伸びはじめ、セキトバイーストが単独先頭で4コーナーを通過した。

直線に入り、セキトバイーストのリードは2馬身。じわじわとタガノエルピーダがこれを追ったが一気に捕えるほどの脚色はなく、ミラビリスマジックなど好位を追走した他の人気どころも伸びひと息。かわって後方の大外からスウィープフィートが脚を伸ばし、さらに馬群からはハワイアンティアレと、出遅れた2頭が前に迫ってきた。残り200mを切ると外からスウィープフィートが差し切り、そのままリードを開いて優勝。2番手争いはセキトバイーストがハワイアンティアレの追撃を退けて逃げ粘った。

優勝したスウィープフィートは2走前の阪神JFでは出遅れを喫して7着。前走のエルフィンSは少し遅れたスタートから掛かり気味に好位まで上がり、最後に差し切られて2着だった。今回も出遅れたが、馬群から少し離れた後方で折り合いつけると、直線で鮮やかに差し切ってみせた。かなり乗り難しそうなタイプだがハマったときの末脚は見どころがあり、祖母スイープトウショウ(秋華賞などG1・3勝)が5着だった桜花賞でどんな走りを見せてくれるか注目したい。

(JRA-VANより)

 

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