【レース回顧】
チャックネイトが接戦を制し重賞初制覇!
■レース結果
中山競馬場で行われた第65回アメリカジョッキークラブCは、3番人気でキング騎手騎乗のチャックネイトが優勝。好位から脚を伸ばし、接戦を制して重賞初制覇を達成した。勝ち時計は2分16秒6(不良)。鞍上のキング騎手はJRA重賞初制覇。本馬を管理する堀宣行調教師は本競走初制覇。
2着にはハナ差で、好位から伸びた2番人気・浜中俊騎手騎乗のボッケリーニ。そして1馬身4分の1差の3着には、やはり好位から6番人気・ルメール騎手騎乗のクロミナンスが入った。
■レース展開・総括
スタートは7番アドマイヤハレーのダッシュがつかず後方から。1番マイネルウィルトスが先頭に立ち、4番ショウナンバシット、11番チャックネイトが2、3番手。好位から中団に2番クロミナンス、9番カラテ、12番ボッケリーニなど。後方を10番ラーグルフや3番モリアーナなどが追走した。
前半の1000m通過は62秒2を要したが、不良馬場で後半1000mも62秒1かかっており平均ペース。3コーナー手前で馬群が詰まりかけるとすぐに先頭のマイネルウィルトスが引き離しにかかり、これを追うショウナンバシットと2頭が抜け出して4コーナーを通過した。
直線に向くとマイネルウィルトスがショウナンバシットの追撃を振り切り単独先頭。しかし大外からボッケリーニ、その内に併せたチャックネイトが接近。その後方からモリアーナ、内めからはクロミナンスが脚を伸ばした。この争いから残り100mではボッケリーニが抜け出したかと思われたが、ゴール目前になってチャックネイトが差を詰め、最後はクビの上げ下げの勝負をチャックネイトが制した。
優勝したチャックネイトは2走前の六社Sを制してオープン入りし、前走のアルゼンチン共和国杯は3着。今回は道中3番手を追走すると、4コーナーでいったん前2頭に引き離されながらも盛り返し、さらに直線ではボッケリーニに競り負けたかという態勢から最後に逆転と、非常に粘り強い走りで重賞初制覇を達成した。去勢により気性面の課題が改善してきたようで、今後のさらなる活躍も期待できそうだ。
(JRA-VANより)
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