3月の空に

こんばんは。

待ちわびていた春がやって来ました。

気温が23度にもなった3月半ばの午後、

所用で夫と車で外出した帰り道のこと。

15時頃に助手席から空を眺めていると、

雲の淵がキラキラと虹色に光るのが見えました。

（2018/3/15　狭山ＰＡにて）

 
これは『彩雲』というものでしょうか？

変化する雲の動きに沿って輝くエネルギー体のよう…

私の拙い写真では伝えきれませんが、

不思議な美しさに胸が高鳴りました。

この輝きが失せる前に、もっとよく見たい…！

ラッキーなことに圏央道の狭山PAが目前に。

速攻入り 広いスペースから安全に眺めることができました。

 

折りしもこの日は、4年前に旅立った親類の命日でした。

「海の子ちゃん、僕は大丈夫。こちらはとても美しく安らかだよ。」

笑顔でささやく声が聞こえる気がしました。

東の空には秋の季語でもある鰯雲。

「空気が澄んでいてある程度の気温が必要」

という条件が揃うと、春や冬でも見られるそう。

 

最初は巻雲が発生し、巻積雲（うろこ雲）になり、やがて積乱雲（雨雲）に変化。

一両日中に雨になることが多いとのこと。

確かに翌日は冷たい雨の一日になりました

 

いつまでも眺めていたい流れゆく雲…

急ぐ旅ではありません。

PAのテラス席に座り、狭山茶ソフトクリームでブレイクしながら、

ゆっくり空を見上げて過ごしました

16時頃にお日様が顔を出し、虹色は徐々に薄れて行きました。

長い時間見せてくれてありがとう

日本地図のような雲も…( ´艸｀)

嬉しい、楽しい、寂しい、悲しい、悔しい、好き嫌い、正誤・優劣の比較…etc…

すべての感情や判断。

それらがみんな3月の空に溶け込んで行き、

空（くう）となる感覚に身を置くひとときでした。

そして、帰りの車内で口ずさんだ曲…♪

ご覧いただきありがとうございました。

寒暖の差が激しい季節、皆様お大事にお過ごしください。

海の子