2.超高齢社会への対応について
(2)マンション管理会社との連携ついて
【質問】
相模原市の発展に伴いマンションの大型化・高層化が進んでいる。その一方で自治会加入率が低くなり、地域との連携が取りにくくなっています。こういったマンションではセキュリティーが厳しく、民生委員の方々も日頃の業務や、70歳以上のひとり暮らし高齢者等戸別訪問事業などにおいて対象者にお会いできないケースがあるとの話しを聞いております。このような負担を軽減するため、管理会社等に対して、民生委員や高齢者支援センターの活動について、理解の促進を図る必要があると考えますが、市長の見解を伺います。
【答弁】
近年、地域コミュニティが希薄化する中、マンションなどの集合住宅で訪問や住民情報の収集が困難と感じている民生委員・児童委員等が
いらっしゃるものと、承知しております。
民生委員・児童委員や高齢者支援センターの活動しやすい環境づくりのためには、その制度や活動等について、マンションの管理組合を含め市民理解を促進することが重要であると認識しております。そのため、広報さがみはらや市のホームページ等において民生委員・児童委員や高齢者支援センターの活動内容等を紹介するなど、周知に努めているところでございます。
今後も、より一層の御理解をいただけるよう、取り組んでまいりたいと考えております。
【要望】
大型マンションが増える中で、地域とマンション住民に距離が生じる傾向があると感じています。これによりマンション内に民生委員のなり手がなかなか生まれない、安否確認や状況確認がしづらい、ゴミを出したくても出してくれる方がいない、困った時にどこに相談すれば良いのかわからない、災害時にどうすれば良いのかわからない等、今後様々な課題が出てくる可能性があります。こうした事の予防策としてまずは管理会社と連携していく事が有効であると考えますので、引き続きよろしくお願いいたします。