前夫の命日が近づいてきました。 | 歌屋山本けい オフィシャルブログ

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この季節になると、メンタルがガタガタになってしまいます。

この季節、というのは結構長くて、だいたい3月の半ばから5月末まで。

長い!

 

気圧のせいもあるだろうけれど、もしかしたらお天気が定まらないことも関係あるかもしれません。

かといって、気圧が不安定な台風時期は、喘息は出やすいものの、メンタルは結構大丈夫なんですよね。

不思議。

 

タレントさんや俳優さんの自死が相次いでいます。

どの方も、予兆はなかったとのことですね。



今月は、元夫川瀬規夫の命日のある5月。

一年で一番嫌な日でもありますが、2003年から随分時間が経ってしまいました。

その間に生きながらえた私は、42歳になり、子を2人産んで、あの頃とは違う町で、違う人と家族をつくってきました。

 

 

5月22日は、納骨堂へ行きお参りをして、元義実家にお線香をあげにいくのが定番です。

私の中で、ひとつ、ずっと気がかりになっていることがあります。

それは、「そらまめのうた」のリリースを、元義実家に報告していないことです。

我が子を産んだその瞬間に想った「そらまめみたい!」「この足で歩き出すなんて、いつかお喋りするなんて!」とストレートに歌った歌ですが、我が子を亡くした義実家の両親をおもうと、とてもこの曲をどんな顔で報告していいかわからないのです。

 

生前の元夫は、今頃何をしているんでしょうね。

幸せな家の子供に生まれ変わって、元気にやってくれてるといいな。

幼稚園のお迎えに行くときに、お腹のおおきなおかあさんや、横抱きの赤ちゃんを見ると

「のりおの生まれ変わりだったらいいな」ってたまに思います。

 

10年間哀しみと怒りに心を燃やしていた私も、さすがに15年以上が経つと気持ちに変化が起こり始めました。

怒りを鎮め、優しい気持ちで思い出せるようになりました。こんな日がくるなんて。

 

 

時は流れますね。

なんだろう。

どんな悲しみも、いつか癒えるなんて言葉があふれているけれど

それこそが人を傷つける気もします。

癒えるのではなく、変化していくんだなって思います。