書が好きなあなたへ



日が過ぎてしまいましたが、昨日から10連休が始まりました。


農業はそんなことは言ってられず、晴れているときは仕事です。


ただ昨日は種蒔きが最終日で、午後は雨だったこともあり、2時からは休みになりました。


おばあちゃんを施設に迎えに行くついでに、ゴールデンウィーク恒例になっているバーベキューが、29日にあるので、その買い出しもしてきました!買い物の殆どが二次会のお菓子ですが




今日は思うことがあり、記事を書きます。


私は昨年11月末から訳あって仕事を4ヶ月休んでいました。


これまで続けてきた教員への仕事に、疑問を抱きながら三年くらい働いていた中で起きた出来事だったように思います。


悩み苦しみましたが、今になると、その時間が自分を見つめるよい時間になったなと思います。


その時間の中で突然の訃報がありました。


高校生から社会人一年目くらいまで書道を教わっていた恩師が亡くなったのです。


まだ58歳でした。


私は、仕事の忙しさを理由に15年くらいは書道教室に行かなくなり、大好きなはずの書も書かないでいました。


今では、すごく後悔しています。


その後悔は、河原先生に会わなかったことが大きいです。


いつでも会える、いつか書道を再開するときは、河原先生にまた習おう。


そうは思っても、あんなに熱心に指導してくださった河原先生に、書道をなんとなく離れてしまったことで、後ろめたさも感じていました。


そんな中聞いた訃報。


葬儀にはなんとか間に合うことが出来ましたが、会えたのはもう二度と話せない姿だったことに、ショックと後悔ばかりでした。


最期のお顔を見て、花を手向けながら小さく「ありがとうございました」と言うのが精一杯でした。


いつでも会えるなんてないんだな、いつでも書けると思っていたことも、違うのかもしれない。


その日をきっかけに、さらに自分の人生を考えるようになりました。


今、私は自分の大好きな書道を再開し、夢の実現に向けて動き出しています。


勝手だけれど、河原先生も見てくれているだろうと思って、それを力にして進んでいます。
先日、むかわ町を車で走った時に、河原啓雲先生が書いた文字の看板を見つけました。


ここに、河原先生への感謝を記し、今後の自分の決意を新たにしていきたいと思います。


河原啓雲先生、本当にありがとうございました。


安らかに、天国でも大好きな書道を続けてください。


私は河原先生に恥じることが無いように、書道をこれからも続けていきます。



大好きなことをしていく毎日を大切に。


今日もステキな一日になりますように。