片岡秀太郎さん | 宇都宮の書道教室【啓桜書道教室】

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2021 01 09 片岡 秀太郎・人間 国宝・上方 歌舞伎を 守る/歌舞伎 俳優・重要無形文化財保持者 明日へのことば NHK ラジオ深夜便 4リンクyoutu.be


ラジオ深夜便の片岡秀太郎さんインタビュー

聞いてます。

映像ではないですが、声だからこその迫力があります。京言葉でね、間と、余韻が美しい。京弁も聞かれます。

ぜひ聞いてみてください。最後まであっという間に聞けますよ。

歴史のある南座顔見世の70年を聴くことができます。

歌舞伎をみていて、ほんとに、本当の意味で、女形の役者さんが女性に見えたのは秀太郎さんだけかなぁ。

ぱーっと煌びやかに美しい、、とかではないんですよね。
美しいですけど、もう本当に、物腰が、喋り方が、本当に古い日本の女性そのもの。また上方だからでしょうか、江戸とはちがう、男性(役)とは一線を画す女形でした。

脇の人の存在感は、舞台でものすごい勢いで光ります。主役を見たくて舞台に行くのは当たり前ですから、当然主役を良かったと思うことは多いわけなんですが、脇の人の存在はその舞台で不意に出会います。
偶然見つけた花や、不意に起きたものごと、出会った人に急に魅了される、そんな感じです。なかなかありませんけどね。
秀太郎さんは、私の中でそんな役者さんでした。
秀太郎さんを目的とした舞台には行かないけれど、出てると嬉しい、華やぐ、落ち着く、
場が際立ってくるとなんとなく舞台が乾燥してくる、その中にしっとりとした温度とやわらかい水分を全体に包むような、そんな役者さんでした。

一度聴いたら忘れられない声です。あぁこんな人、昔いたんだろう、そう思わせてくれる声でした。

ありがとうございました。

ラジオ深夜便、聴いてみてください。

合掌