吉例顔見世大歌舞伎 | 宇都宮の書道教室【啓桜書道教室】

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歌舞伎座  11月
吉例顔見世大歌舞伎
十一世市川団十郎五十年祭

「江戸花成田面影」

坂田藤十郎  尾上菊五郎  片岡仁左衛門らの人間国宝に囲まれ
海老蔵の口上についで立派な二歳児の挨拶でした。これだけ皆に歓迎され期待され生まれてくる役者、羨ましいと思うのとがんばってほしいと思うのと。
楽しみです。
なんとなくおっとりして見え、海老蔵さんよりも祖父団十郎さんに似てるのかなと思うからまた楽しみです。
菊五郎に先導され海老蔵と手を繋ぎ花道を歩く姿、思ったよりも本当に小さく、目をこすりながら歩いて来ました。座った方向を海老蔵に直され、一階後方まで、たぶん幕見席までもしっかり届いた大きな口跡でした。
思わず声援を送りたくなる、歌舞伎座は珍しい歓声があがりました。がんばれ。

続く「元禄忠臣蔵」
いつもスタイルよく切れ味のある役の仁左衛門さん、大石内蔵助の重厚な役もこうこなせるのだなと、日本人なら誰もが知る忠臣蔵の後半の話ですがこれは思わず涙。

歌舞伎十八番「勧進帳」
弁慶、幸四郎さん。何度も見ていた勧進帳ですが、生で初めて見ることができました。これからの方にもやはり骨太の芸で弁慶を演じてほしいです。

「河内山」
河内山宗春  海老蔵さん。
子息のために古典も頑張っているご様子。

盛りだくさんでした。

今月は昼夜とも見ることができました。
どちらもお勧めです。

(^^ゞ