目覚めたら
午前0時過ぎだった。

よく眠って朝を迎えたつもりだったから
驚いて
二つの時計を確かめたほどだ。


思えば午後9時のニュースの頃に
今日はもう寝ると決めて
床に就いたから

四時間ほどは眠ったことになる。

悪寒も頭痛も気怠さも消えていた。

うさぎうさぎうさぎうさぎうさぎうさぎ

眠りに就く少し前
ひどい悪寒に襲われて
タンクトップにカーディガンを羽織っても間に合わず、
仕舞いそびれていたビエラの長袖シャツを着込んだ。

室温23℃もあるのに、だ。

熱は8度近くあって
上がり続けているようだ。

お風呂はナシで顔だけ洗い
買い置きの葛根湯のドリンクを飲み干し

万一夜中に救急車で運ばれても困らないように
敢えてパジャマに着替えず
必要なものを手元に集めて寝た。

その長袖シャツが暑いので脱ぎ捨てる。

熱はすっかり下がっていた。


うさぎうさぎうさぎうさぎうさぎうさぎ

振り返ってみると
晩ごはんの支度あたりから
変だった。

好物の豚バラ大根を土井勝先生式で作り始め



それには

白海老と三つ葉のかき揚げや

九条ネギ入りだし巻き卵、

粟麩入りの白味噌汁を合わせるつもりだったが


やる気も食欲も湧かず


今夜のところは

揚げ物はパスし、

味噌汁も冷まし汁に変更しようと思い


ご飯は

こんなものをゼブンイレブンから届けてもらった。




そうそう、

ゼブンイレブンの宅配"セブンなう"は

昨日17日は711円の割引がある日で

しかも今は宅配料無料の期間、


ということで




1000円ほどで2000円以上の買い物ができた。







インスタント麺やうどんなど買ったのも

なんとなく体調不良を感じていたからだろう。



豚バラ大根を煮ながら

届いた白くまを食べた。





既に熱が出始めていたのか

白くまが殊の外美味しい。

鹿児島に行って本場の白くまを食べたいものだなどと思いながら

半分ほど食べたあたりから寒気が襲ってきた。


昨日の東京は暑い日で

窓を開けていたのですぐに閉めて

それでも寒くてカーディガンを羽織ったのだった。



その間も豚バラ大根は順調に煮込まれて


ゼブンイレブンから届いた卵で茹で卵を作って加えた。

大江の郷の卵140円@では煮込むのはちょっと勿体ないからだ。






卵がいい色になったところで

晩ごはんスタート。

ぐずぐずしていたので

もう8時を回っていた。



体調不良でも

美味しいものは美味しいから

きっと大丈夫…

そんなことを思いながら食べ終えたが



すまし汁を作る気にも

だし巻き卵を焼く気にも

ゼブンイレブンのおむすびを食べる気にもなれず


豚バラ大根一鉢だけの晩ごはんになった。


うさぎうさぎうさぎうさぎうさぎうさぎ


思えば不調は午後から兆していて


福岡の男友だちに送るつもりの

ドライフルーツに添える手紙を書くのが億劫、出しに行くのがまた億劫…




何故ドライフルーツかというと

四月に中洲のワインバーで飲んだ時に供されたドライフルーツが殊の外美味で


三人共が「ドライフルーツって美味しいねー」と感嘆やまなかったからだ。



「ならば美味しいのを探して

6月のキャンプに間に合うように送るね❣️」



そして見つけたドライフルーツ。


ナッツや蜂蜜と一緒にカテッジチーズにトッピングするとまた格別。






なんとかチカラを振り絞って手紙を書き

そのレターパックを出しにポストまで行く。


ただそれだけのことで

なんだかぐったりしてしまった。


眠りはしないがとにかく気怠い。

こんな感じでソファでゴロゴロ。



そんな風に

気怠さから始まり

悪寒、発熱に至った不調は

葛根湯と四時間の睡眠で追い払うことができたようだ。



そういえば

シゴトシゴトで休めなかった時代

風邪の気配には多量のビタミンCと風邪薬、さらにトドメの葛根湯で

一晩で撃退していたっけ。


今は余裕のある身だから

また熱など出ないよう

昨夜果たせなかった料理などしてまったり過ごそう。


レターパックは1日で福岡に着く。


「今度のキャンプは蛍狙い」らしい。


先年そのキャンプに連れて行ってもらった際には

川辺に降りて

雨上がりの空に儚く飛ぶ蛍を見ることができた。




今年も楽しめるといいね、と

思いを遣る余裕も出てきた。



兎にも角にも

半日ほどの鬼の霍乱だった。