陰暦10月13日は

日蓮さまのご命日。


そのご命日に催されるのが御会式(おえしき)


御命講(おめいこう)ともいう。


御命講(おめいこ)や

油のやうな酒五升  



日蓮さまが入寂したのは池上本門寺。

芭蕉の住まう深川からほど近い。


芭蕉の句は

その池上本門寺の御命講を詠んだもの。


さて"油のやうな酒"とは

いかなるものか…

さぞかし濃い、上等の酒なのだろう

そんな俗な思惑と共に


句の背景に

日蓮宗独特の団扇太鼓の音や「南無妙法蓮華経」の妙号が聞こえてくるような気がする。


わずか十七音のうちに

深くも広くも

さまざまなものを内包するのが俳句の面白さ。

ちょうど小さな風呂敷包を広げたら

色とりどりのタカラモノが溢れ出るような具合だ。


総本山の身延山久遠寺にその句碑がある。

かつて一度だけ訪ねたことがある其処も思い出される。

其処でも御会式が営まれることだろう。






さてこちらは

池上本門寺からは遠いが


日蓮宗本山妙法寺がほど近い。


其処では本日

御会式とそれに伴う万灯供養が行われる。




かつて地元の友人に誘われて見物したそれは

ご命日のイベントという粛々としたものではまるでなく


それは報恩、

すなわち日蓮さまの遺徳に感謝して

華やかに盛大に行われる。


初めてのこととて

驚嘆しつつ

静かなる興奮と共に眺めたものだ。





さてコロナ禍で

衆人参加の御会式は久方ぶり。


ここは信徒でなくても是非拝見し

楽しませてもらおうと思っている。


万灯供養の始まりまで3時間半、

それまでゆっくり家事と読書といこう❣️




うさぎうさぎうさぎうさぎうさぎうさぎ


さて本日のランチ。




小粒のじゃがいもと少量の牛肉で肉じゃが。

茹で卵と万願寺とうがらしも加えてタンパク質とビタミンをプラス。




メインは冷凍のメンチカツ(oisix)。


両面をオリーブオイルで揚げ焼きしてから

電子レンジで中まで火を通す。

このやり方だと油も少量で済んでお味もいい。




炊き立ての雑穀米と。




昨日の晩ごはんは


何しろランチはお味重視で

タンパク質は海老だけ、

それを補充するメニューで


鶏もも肉70gをシンプルなステーキに。

ご覧の通り

皮と身の間に余計な脂身のない肉がいい。



付け合わせたのは

昨年からお気に入りの食材おかひじき。

ビタミンなど栄養的に優れた食材らしい。


予め軽く茹でたおかひじきを

じっくりこんがり焼いたニンニクオイルでサッと炒めて

塩少々で味付けした。


皮目が弾けるほどカリッと焼いたチキンは

それだけで充分なご馳走。



サーモンマリネにバジルの芽をトッピング。






賞味期限迫る小さな肉まんを添えて。



夜更けに小腹が空いて軽いお夜食。

林檎(紅玉)1/2個とゴルゴンゾーラチーズ、

そして蜂蜜漬けのナッツ。



カフェオレと一緒に。




まあ、こんな調子で


毎食完璧な食事というのは

難しいが、


一日単位の辻褄合わせで…

というのがけいあゆ流。



娘からこんな本の紹介があった。

彼女の友人の著作らしい。


「好きかもと思って」

とのことだが、


まさにドストライク、

早速注文して届くのを待つ。




「自分のために」

料理もおしゃれもそれが原点のけいあゆである。