moromoro。
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 素人による「いつかはゆかし」へのツッコミシリーズ第2弾です。

 

 こちらのグラフは、「いつかはゆかし」を運営するアブラハム・プライベートバンクのニュースリリースからの引用です。


moromoro。-いつかはゆかし比較







<引用元>http://abraham-bank.co.jp/news/20121206.html


 また、アブラハムグループ社長のブログには、次のような文章が載っています。

 

「いつかはゆかし」で提案している海外ファンドのポートフォリオの一例では、過去実績は、15.84%(2012年2月末までの過去10年間の平均利回り。過去3年間だけとると平均17・02%)です。
<引用元>http://blog.stakaoka.com/archives/52102009.html

 これらをさらっと読むと、「やっぱり『いつかはゆかし』すごいなあ」を思ってしまいそうですが、よくよく見るとツッコミどころが満載です。

 

 

●「一番リターンの良い商品」を比較することについて

 

 先に紹介したグラフの注釈を読むと、各社で一番リターンの良い商品を対象に比較をしたものだと書かれています。

 そう、取り上げられているのはあくまでも「一番リターンの良い商品」だけであり、その他のもっとリターンの低い商品はまったく無視されています。

 

 社長ブログの「ポートフォリオの一例」という表現も同じです。

 他のポートフォリオはどうなんだと、とても気になります。

 

 これは、例えば学校で「A組の最高得点は80点だったけど、B組の最高得点は90点だった。だからA組よりB組の方が頭いいんだぜ-」と言っているようなものです。

 せめて平均点で較べろよ、とつっこまざるを得ません。

 

 また、「うちの店にはこんな可愛い子がいますぜ、旦那」というキャバクラの客引きの言葉が本当であっても、店の女の子がみんな可愛いとは限らないのと一緒です。

 うっかりそんな言葉を信じて店に行くと、とんでもない女の子がテーブルにやってきたりするものです。

 何度それで痛い目にあったことか……

 

 

●過去実績が高いことについて

 

 一番目のグラフは、「20079月~20129月までの5年間の平均年利回りを比較」とあります。

 つまり、「いつかはゆかし」で一番リターンの良いファンドは「過去5年間で年平均利回り15.34%もあったんだぜー」と言っているわけです。

 

 これを見ると、「そっかー、5年前に『いつかはゆかし』に入ってこのファンドを買っていたら、今頃大儲けだなー」と思ってしまいそうになります。

 しかしよく考えると、「いつかはゆかし」は昨年の10月にはじまったばかりのサービスであり、5年前には存在していません。

 同じ会社で提供しているサービス「ゆかしスタイル」の方は、5年くらいの実績があるようですが、「そこでずっと推奨してきたファンド」といった表現はどこにもされていません。


 それはそうでしょう。

 要するに、「過去5年間の実績が高かったファンド」を現在扱っているというだけに過ぎないのです。

 

5年前)「このAファンドは良さそうだから推奨しよう」

   ↓

(現在)「ほら、当社が推奨してきたAファンドはこれだけ高い成績を出しています」

 

 これは、実績が出る前の時点でファンドを選んでいるわけなので、すごい目利きだと言えます。

 でも「いつかはゆかし」のやっていることは、こんな感じです。

 

(現在)「色々ある中から、すでに実績のあるAファンドの扱いを始めよう」

(現在)「ほら、当社の推奨するAファンドはこれだけ高い実績を出しています」

 

 こんな後出しジャンケンは、すごくも何ともありません。

 ただ単に、実績のあるファンドを選んだだけです。

 

 もちろん過去に高いリターンを出したファンドは人気が出るので、それらを扱っているのは素晴らしいことだと思います。

 しかし、ファンドを見る目とか投資アドバイザー的な意味では、すごくも何ともありません。

 

 社長ブログの「『いつかはゆかし』で提案している海外ファンドのポートフォリオの一例では、過去実績は、15.84%」という一文にもまったく同じことが言えます。

 過去に高い実績を出したファンドでポートフォリオを組めばいいなのだけですから、素人の私にもできることです。

 

 いや、もちろん「いつかはゆかし」の担当者が、そんな安直な方法でファンドをセレクトしているとは思いませんよ。

 ただ単に、数字上は同じことが素人の私にもできる、というだけの話です、はい。

 

 

●国内ファンドでも年利17%超の商品は扱われている

 

 最後のつっこみどころは、グラフの注釈にある「(シャープレシオが0.75以上に限定)」という一文です。

 

 グラフを見ると、国内証券では10%超のファンドの扱いがまったないような印象を受けますが、そんなことはありません。

 

 例えば『DIAM 新興市場日本株ファンド』というファンドは、5年間の年平均利回りが17.24%です。

<参考>http://www.morningstar.co.jp/FundData/SnapShot.do?fnc=2007112902


 販売会社を見ると、SBI証券やマネックス証券などで普通に扱われており、けっして特殊なファンドではありません。

 グラフではどの国内証券と比較しているか書かれていませんが、それらの国内証券会社で扱われていてもなんら不思議はないと思います。

 

 しかし、この『DIAM新興市場日本株ファンド』がグラフに反映されることはありません。

 なぜならシャープレシオが0.73しかないからです。

 これは現時点での数字ですが、グラフを作成した昨年9月の時点でも同じようなシャープレシオだった可能性が高いでしょう。

 惜しい!

 実に惜しい!!

 設定基準が「シャープレシオが0.70以上に限定」だったら、『DIAM 新興市場日本株ファンド』を扱っている証券会社がトップだったかもしれません。

 見方を変えれば、設定基準が「シャープレシオが0.75以上に限定」だったからこそ、「いつかはゆかし」がトップになった、とも言うこともできます。

 

 ところでこの「シャープレシオが0.75以上」という数字は、誰が、どんな基準で決めたんでしょうね。

 調査をした富士経済に聞いてみたいところですが、下記のブログによると向こうは向こうで「そんなもん俺たち聞かれても知らないよ(意訳)」と言っているとかいないとか。

 

高配当ETFで戦略的インデックス投資日記

「富士経済しらべの件について問い合わせてみた」

http://toyop.net/blog-entry-1577.html

 

 謎が謎を呼びます。

 

 誰かが何らかの思惑を持って調査結果をコントロールしたのかどうかは、私なんぞにはわかりません。

 もちろん、シャープレシオが0.75以上だったのは、たまたまだったのかもしれません。

 私が言えることは、「ちょっと設定を変えるだけで、調査結果を大きく変えることは可能」というだけですから。

 

 

●まとめ

 

1) 「一番良いリターンのファンド」ってw

2) 「過去5年間の実績が高い」ってw

3) 「シャープレシオ0.75以上限定」ってw

 

 統計など数字のデータは客観的で正しいものだというイメージがありますが、そんなことはありません。

 気をつけたいものです。

 


 少し前から妙に気になっていた「いつかはゆかし」という投資運用サービス。

 俳優の塚本高史さんを使った広告をテレビや電車の中吊り、ネットなどで盛んに流しているので知っている人も多いかと思います。

 そこが今、ネットの一部界隈で妙に盛り上がっております。

 

やまもといちろうBLOG

http://kirik.tea-nifty.com/diary/2013/03/post-4ccd.html

市況かぶ全力2階建て

http://kabumatome.doorblog.jp/archives/65734186.html

吊られた男の投資ブログ

http://blog.livedoor.jp/tsurao/tag/%E3%81%84%E3%81%A4%E3%81%8B%E3%81%AF%E3%82%86%E3%81%8B%E3%81%97

 

 やはりこのビッグウェーブには乗るしかないでしょうと、自分でも気になっていたところをつっこんでみることにしました。

 

 とは言いつつも、しょせんは素人。

 ハイレベルな議論は上記の方々にお任せしつつ、のんびりと低レベルかつ極基本的なツッコミでもしていこうかと思います。

 


●海外ヘッジファンドだったら年利10%は簡単か?

 

「いつかはゆかし」を読むと、あたかも「長期的に年利10%で運用することは難しくない」と思わせる文章が、そこかしこに書いてあります。

 その大きな根拠のひとつとして上げられているのが、次のような内容です。

 

実は、海外には年利10%以上の優良ファンドが豊富に存在しています。世界第100位のファンドでも16%の好成績というデータが出ています(Barron's TOP100 Hedge Funds)。
<引用元>http://itsukaha-yucasee.jp/about/

 紹介されているBarron'sのランキングを見てみると、たしかに2011年における100位のファンドで年利16.10%です。

 

Best 100 HedgeFunds

http://online.barrons.com/article/SB50001424053111904571704577404264215025458.html

 

 ランキングは、単年ではなく 年間の平均リターンの比較なので、その点より信頼性の高い評価だと言えます。

 これを見ると、たしかに年利10%以上のファンドの「数は多い」と言えなくはないでしょう。

 ただし、実際投資するにあたって重要なのは「数」ではなく「割合」です。

 割合で考えたら、このトップ100というのはどの程度なのでしょうか。

 

 残念ながら私の乏しい英語力と忍耐力では、Barronsのランキングがいくつのファンドを集計したデータなのかを見つけることができませんでした。

 そこで世界中のヘッジファンドの数を検索してみたところ、2007年の時点で約10,000本というデータを見つけました。

 

ヘッジファンドの実態調査
http://abraham-bank.co.jp/lab/hedgefund/world.html


 5年前の数字ですが、それまで右肩上がりで増えていることから、その後リーマンショックなどで多少数が減ったとはいえ現在それほど大幅に減少しているということもないでしょう。

 Barronsがそのすべてを集計しているかわからないので、ここでは多少少なめに見積もって5000本としておきます。

 となると、「世界第100位のファンドでも年利16%」は「上位から2%のファンドでも年利16%」と言い換えることができます。

100位」と書くとそれなりに多い数に感じますが、「2%」だとかなり希少なトップレベルのファンドだと言えるでしょう。

 

 2%をもう少しイメージしやすく表現してみましょう。

 AKBSKENMBHKTに所属するメンバーを研究生まで全部数えると約280人いました。

 この上位2%というと、5.6人。

 俗に言う神セブンよりも少ない人数です。

 トップ100のファンドは、AKBの神セブンよりすごいのです。

 

 そう考えると、「世界第100位のファンドでも16%の好成績」だから「海外には年利10%以上の優良ファンドが豊富に存在」という文脈は、かなり無理があるかと思います。



●去年、一昨年のランキングでは、100位のファンド年利約10

 

 1年だけ見て判断するのもなんなので、ググってみたところ去年、一昨年のBarronsのデータが出てきました。

 

2010

http://online.barrons.com/article/SB50001424052970203425804576321430205901612.html#articleTabs_article%3D1

2009

http://online.barrons.com/article/SB127438820517194427.html?mod=BOL_hpp_highlight#articleTabs_article%3D1


 これらを見ると、2010年の100位は年利10.88%、2009年の100位は11.55%。


 上位から2%、AKBグループにおける神セブンレベルでようやく年利10%強です。

 また実際投資するとなると、手数料などが引かれるので年利10%割ってしまいます。




4年連続ランクインたファンドは、わずか4



 ランキングの表を見てみると、昨年の順位も書かれています。

 これを元にたどってみると、2011年のトップ100のうち、2010年のランキングに入っているのは37本。

 逆に言えば、昨年のトップ100に入ったファンドのうち2/3は、その好成績をキープできずに圏外に落ちてしまったということです。

 さらにその37本のうち、2009年のランキングに入っているのは15本、さらにそのうち2008年に入っているのはわずか4本しかありませんでした。

 つまり、現在トップ100に入ってるファンドを購入しても、3年後同じレベルの成績を保っている可能性か、かなり低いと言えます。

 

 Barronsnのランキングは3年間の平均リターンで比較しているため、単年のリターンでの比較にくらべてはるかに安定性が高いはず。

 それでもこれだけランキングの入れ替わりが激しいというのは、ヘッジファンドの成績はどれだけブレが多いのかが解るというものです。


「いつかはゆかし」は年利10%で30年間回すことを想定していますが、ランキングの変動を見る限り、1本のファンドで30年間安定的に運用するのはどう考えても無理があります。

 となると、数年ごとに良さそうなファンドを見つけて乗り換えるのが現実的でしょうが、その都度AKBの神セブンレベルのレアなファンドを見つけないといけないません。

 もちろん、乗り換えるたびに少なくない手数料もかかってきます。

 


●まとめ


 やはり海外ヘッジファンドと言えども年利10%で30年間回すのは、とっても大変そうです。

 まあ、前出の山本一郎さんのブログに書いてある、


 複数のアブラハム社の顧客からの情報では、アブラハム社に投資助言の相談をし、面談をすると、いきなりハンサード社の商品を勧誘するメールがやってくるようです。
(中略) 
さらに、このハンサード社で取り扱っているとされる積み立て先のファンドで、いわゆる世界のトップファンドとされる著名ファンドが特に見当たりません。
<引用元>http://kirik.tea-nifty.com/diary/2013/03/post-4ccd.html


という内容が事実であれば、そもそもこんな考察が自体まったく意味ないんですけどね。

 その辺は、頭の体操ということでご勘弁ください。



だいぶ昔にオックステールシチューを作ったときの写真が出てきたので、まとめてみました。
キッチンが汚いのは気にしないでもらえると助かります。

ちなみにレシピは、旅先で会った韓国人がポロッと口にした
「牛の尻尾は10時間くらい煮るとものすごくうまいよ!」
というひと言を元に、自分で適当に考えたものです。


<材料>
・オックステール:1~2kg
・トマト(もしくはトマト缶):3個(1缶)
・タマネギ:2~3個
・ニンジン:2~3本
・ローリエ:2~3枚
・赤ワイン:1/2本くらい
・水:適当


まず、オックステールを水に1時間ほどさらして血抜きをします。
ちなみにオックステールはアメ横で購入。

血抜き



フライパンで焼き目を付けます。

焼き目を付ける



アク抜きのために下茹で。
たしか20~30分くらい茹でたと思います。

下茹で



下茹でしている間に、先ほど肉を焼いたフライパンでタマネギとニンジンを炒めます。
他にセロリとか、香味野菜を入れてもいいかもしれません。

野菜を炒める



でかい鍋に下茹でした肉、炒めた野菜を入れ、そこに赤ワインと水を適当に入れます。

鍋に入れる



湯むきしたトマト3個分とローリエを投入。

トマト、ローリエを入れる



アク取りをしながら、煮始めます。
火加減は、軽く泡が立つくらいにしてグラグラと煮立てないようにしました。
ちなみにこのとき15:40。

煮はじめる



2時間後(17:40)。
だいぶ旨そうなってきました。
普通のシチューだったらこのくらい煮れば十分でしょうか。

2時間後



4時間後(19:40)。
ちょっと目を離しているうちに、がらりと様子が変わっています。
骨髄がようやく溶け出してきたのでしょうか、全体的に艶のあるアメ色になりました。

4時間後



6時間後(21:40)。
それほど大きな変化はないのですが、艶と色味がますます深まっています。
「これでいいじゃん、もう食おうよ!」という誘惑と戦うのが大変です。

6時間後



8時間半後(0:10)。
写真では判りづらいのですが、また様子が一変し、色味がぐんと深くなりました。
なんかもう、童話に出てくる魔女の鍋の中身のような禍々しさすら感じられます。
6時間くらいで食べなくて良かったです。
ここまで来ると、逆にもう煮るのを止めて食べるのが惜しくなってきます。

8.5時間後



10時間半後(1:10)。
さすがに前回からそれほど大きな変化はありません。
一応、10時間という目安は達成したし、さすがに眠いので今日のところはこの辺で勘弁しておいてやることにしました。

10.5時間後



せっかくなので、鍋ごとタオルでくるんで保温調理に。

保温調理



翌日、鍋一面に分厚い脂が固まっていたので取り除きました。

脂

脂除去後



最後に温めます。
脂を取り除いたおかげで艶は少なくなりましたが、その分、牛の尻尾エキスが濃そうです。
味見をし、必要であれば塩コショウなどで適当に味を調えますが、このときは十分うまかったので何も入れませんでした。

完成



食べた感想は、旨み成分がこれ以上ないほど溶け込んでいて、めちゃくちゃうまいです。
身体がギトギトしてきそうなほど濃厚w
バゲットやご飯ともよく合います、というか、濃厚すぎて単体だとシチューきついです。
肉もスプーンでほぐれるほどやわらかに。
骨髄も軟骨もすっかりなくなり、骨格標本にできそうなほどキレイな骨だけが取り出せます。
個人的には、途中で挫折せず10時間煮込んだ価値は十分にあるかと思います。


この時はふつうに煮続けましたが、圧力鍋であれば3時間程度の加熱で同じようにできるかもしれません。
今度試してみたいと思います。
真空保温鍋を使えば10時間くらいは余裕でしょうが、温度が低いので、骨髄がきちんと溶けだしてくれるかがネックですね。


ちなみに初めて作ったときは、血抜き、下茹で、焼き目を付ける、ワインを入れるといった細かいことは一切せず、ただ単にオックステールとタマネギ、ニンジン、トマト缶を鍋にぶち込んで煮ただけでしたが、それでも十分旨かったです。


少なくとも話のネタにはなりますし、気が向いた方はぜひチャレンジを。

今日はビジネス書のお仕事で、

「計画における数字は、市場環境と会社の状況、
 戦略などを考慮して設定すべきだが、世の中には
 『去年100億円売れたから、今年は20%増の120億円で』
 といった安易な計画を立てる企業が少なくない。
 しかしそれは『20%売上を伸ばしたい』という“願望”に過ぎず、
 本来あるべき形の”計画”ではない」

なんてことを書いていました。

そこでふと頭に浮かんだのは「エネルギー政策の3つのシナリオ」のこと。
アンケート結果を見ると「原発ゼロシナリオ」を選ぶ人が多いようですが、
そのうちどれだけの人がデメリットまできちんと考慮して選択しているのか
気になってしまいます。

別に「原発ゼロシナリオ」を選ぶことに文句はないのですが、
少なくとも「原発ゼロがいいに決まってるぜ!」と
ノータイムで決められるほどゆるい条件ではないと思います。

例えば再生可能エネルギーの割合が35%になっていますが、
これってかなりの金を使って強引に進めていかないと
絶対に実現できない数字です。
「努力すればできる」というのはある意味で真実ですが、
この場合の努力って「金を出す努力」のことですから。

ましてや
「原発ゼロシナリオですら甘すぎる。
 再生可能エネルギーの割合をもっと増やすべきだし
 省エネももっと進めなきゃ」
という意見にいたっては、
「それってただの願望だろ……」
と突っ込まざるを得ません。

いや、そりゃあ原発ゼロで再生可能エネルギーの割合が50%くらいになり、
省エネが進んでCO2が削減されたら嬉しいですよ。
でも、目標の数字を掲げればそれが実現するというものではありません。

適切な計画とその実行には適切な数値目標が必要であり、
願望のままに高い数値目標を貼り付けるだけでは、
混乱と弊害、モチベーションの低下を招いて
かえって最終目標の実現を困難にするだけではないでしょうか。

それらを踏まえた上で「原発ゼロシナリオ」がベストであれば
それにこしたことはないのですが、さてどうでしょうか。


そんなことをつらつら考えていたら〆切から遅れてしまいましたもうしわけありませんごめんなさい。


<参考>
話そう“エネルギーと環境の未来”
http://www.sentakushi.go.jp/

 こちらで紹介されていた昔のパズルに面白かったので紹介を。

ロケットニュース:
【究極のだまし絵】一体どうなってんの!? 何度数えても一人多くなっている不気味な絵画
http://rocketnews24.com/2012/07/06/228067/

 ちなみに元ネタはこちらのようです。

Mighty Optical Illusions:
Vanishing Girls Optical Illusion
http://www.moillusions.com/2012/06/vanishing-girls-optical-illusion.html
moromoro。


 元ネタの記事によると、どうやら欧米の方で昔からつくられていた、だまし絵的なパズルのようですね。

 パズルは3つのパーツ出来ていて、上の2枚を左右入れ替えると、14人だった女性がなんと1人増えて15人になっています。
 同じパーツを使っていて、描かれている頭の数も足の本数も同じはずなのに、どうやって1人増えたのでしょう?
 見れば見るほど不思議です。

 こういうのを考えるのは好きなたちなので、上と下の絵を見比べながら頭をひねっているうちになんとか理屈はわかりました。

 ただその理屈を人にきちんと説明しようと思うと、これがまた意外に難しくて困ってしまいます。
「少しずつ使っている身体のパーツの大きさが小さくなっていて、その分を寄せ集めて1人つくっている」
なんて書いても、ピンと来ない人にはチンプンカンプンでしょう。

 そんなこんなで「どうやったらちゃんと説明できるだろう?」と現実逃避も兼ねてあれこれ考えていたら、段々と面白くなってきて、いつの間にか説明用の画像をいろいろとつくっていました。

 せっかくつくった画像だからここで紹介してしまえ!、というのが本エントリーの主旨です、はい。


 さて説明です。

 まず元の画像に、下図のように番号を振ります。


moromoro。


 この番号のつけ方の理由は後で書きますが、たしかに入れ替え前である赤丸の方は14人だったのが、青丸の方になると15人に増えているのがわかります。
 入れ替え前の方の両端にある黒い点もあとで使うので、それぞれ(0a)(0a)の番号を振りました。

 次に、それぞれの女性を番号順に並べます。


moromoro。


 赤線は上下パーツの切れ目で、その高さを合わせて並べました。
 先ほど触れた番号のつけ方ですが、こうするとわかるように、切れ目の入っている位置が高い順番に並べていたわけです。

 カンのいい人ならすぐ気がついたと思いますが、入れ替え前後の2つの画像を見くらべると、実は切れ目より下のパーツが左に1人分ずれているだけの違いしかありません。

 より解りやすく図解すると、こうなります。


moromoro。


 青枠が左に1人分ずたことで、人数が1人増えたわけです。
 ちなみに使われていなかった(0a)(0b)の黒い点は、入れ替え後は青丸①のリボンになっています。

 これを、さらに解りやすく図解すると次のようになります。


moromoro。


 高さ15のブロックを高さ14の少し小さなブロックにすることで、ひとつ数を増やしていたです。


 ようするに、島田荘司氏の推理小説『占星術殺人事件』、さらにはそのネタをパクったと言われる『金田一少年の事件簿』の『異人館村殺人事件』で使われていたトリックと基本的には同じですね。


 それにしても「万人に解りやすく説明する」というのは、とっても大変で頭が必要な作業です。
 なんだかんだ言いながらも、「やっぱり池上彰さんはすごいなあ」としみじみ思います。