啓projectです。
「火男」という昔ばなしを知っていますか??
詳細のあらすじはこちらから
→ まんが日本昔ばなしデータベース「火男」
ざっくりとお話するとこんな話。
あるところにおじいさんとおばあさんがいました。
他の話と違うのは、
おばあさんが強欲で怠け者なところw
おじいさんが柴刈りに行っていると、
穴の中から「柴よこせー」という声が聞こえてきて、
柴をどんどん入れていると、
おじいさんも穴に吸い込まれてしまいます。
そうすると、そこに火の神様がいました。
火の神様はおじいさんに柴のお礼をくれました。
その話をおばあさんにすると、
おばあさんは喜んで包みを開けます。
中からは男の子が出てきます。
おばあさんはガッカリ。
でもおじいさんはその子に「火男」と名前を付けて
大事に育てます。
その子は口もきかず、いつもヘソを触っていました。
そうしてしばらくするとヘソが腫れ上がり
大きくなってしまいました。
それを見たおじいさんは何気に持っていたキセルで
そのヘソをポーンと叩きます。
そうすると中から1枚の小判が!!
それを見たおばあさんは大喜び。
叩くたびにヘソは少し小さくなるので
おじいさんは1日に3回だけヘソを叩きました。
しかし、おばあさんは強欲です。
おじいさんが居ない隙にもっと小判を出そうと
大きなキセルを持って火男を追いかけます。
火男は逃げ、竈で火となって火の神様の元に
帰ってしまいました。
おじいさんはとても悲しみました。
そして火男を忘れないようにとお面を彫り、
竈の近くに飾りました。
このお面が、
「ひおとこ」→「ひよとこ」→「ひょっとこ」
となって、現代にも受け継がれているそうです。
そんなお話。
こういう現代にも残っている話って
おもしろいなあと思います。
この話は有名なんですかね??
ぼくは知りませんでしたw
他にもひょっとこには説があって、
かまどに息を吹きかける男の顔だとか
いろいろあるみたいです。
(詳しくは知りません。。)
大人になってから昔ばなしを見た方が
いろいろと考えさせられたり、
気づかされたりしますよねw
それでは!


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