リンゲルマン効果って? | 啓project(生涯学習応援project)

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こんにちは。
啓projectです。


今日は心理学のお話。

この名前は知らなくても
内容は知ってる人も多いんじゃないかなと思います。


ざっくりいうとですね、

「人が多くなると手を抜いちゃう」

ということです。


人が増えれば増えるほど
「他の誰かがやってくれる」と思ってしまうことかな。

「一人あたりの責任が薄れるように感じてしまう」
みたいなかんじですかね。


この話によくでてくるのが
「綱引き」です。

1対1での綱引きのときは一人が100%の力を出します。
(他に頼れる人がいないから)


綱引きの人数を増やしていくと、無意識かもしれませんが、
一人あたりの出した力がどんどん減っていくという
実験結果が出ています。


これは仕事においても同じことが言えますよね。

会社の規模が大きくなったり、
プロジェクトの人数が多いほど

起きやすいです。


そして、仕事が進まないから人員をさらに増やす。
マイナスのスパイラルが起きてしまいます。


理想は個々人に適した仕事の量を課すことです。

もちろん仕事によっては一人じゃなくて
少人数の集団の方がいいこともあるでしょう。


そのへんは臨機応変に。



こういうことって子どものころからありますよね。

例えば、

クラスの掃除をしているとき、
必ずと言っていいほどさぼっている人がいます。

でも「君は1人で黒板担当」など決めてあげると
しっかりとその任務をまっとうします。

そんなことがあったりするんじゃないですかね。



ちなみに、
この「リンゲルマン効果」は、

「フリーライダー現象」や
「社会的手抜き」、「社会的怠惰」
などという名前でも

一般的に認知されているようです。


どうでしたかね?

何かに役立ててもらえればと思います☆



それでは!