啓projectです。
2016年になり、
また6月には色彩検定があります。
今からスタートすれば、
充分な時間がありますので、
3級も2級も合格できるんじゃないかなと思います☆
何度もお伝えしたかもしれませんが、
1級は冬期のみなので冬に向けてがんばりましょう!
夏期に2,3級、冬期に1級を取れば
1年ですべての級が取れます!!
(夏期は2,3級のみ、冬期は全級実施)
ぜひぜひ興味のある方はチャレンジしてみてください!
迷ってる人は相談にのりますよ☆
あ!ちなみに色彩検定は、何級からでも受験できます。
3級合格してなくても、いきなり2級から受けることも可能です。
ただ、内容が前の級ともかぶってくるので
必要最低限の知識は必要となってきます。
年も明けましたし、
新しいことに挑戦してみませんか??
さてさて、今日は久しぶりに慣用色名のお話です。
今日の色は
「利休鼠(りきゅうねずみ、りきゅうねず)」
です。
いつものとおり、色をイメージしてみましょう!
やっぱり色は感性の領域なので、
イメージすることが大事ですよ☆
今回の色は、たぶんなんとなくイメージできると思います☆
利休はもちろん、あの人のことですよ!
それでは、
系統色名を発表します。
「緑みの灰色」
です。
利休という言葉からお茶がイメージできたと思います。
しかし、この色は利休が名付けたわけではありません。
後世の人のイメージからつけられたようです。
渋いかんじの色です。
こういう色好きなんですよ!w
いつものようにここでは色見本は載せません。
やっぱりWebの色はちょっと違うんですよね。
印刷物や、染物で色を確認するのがいいと思います。
ちなみに「利休」という名前がついている色は
どれも渋い緑みの色をしているそうです。
昔のブログに書いたことがあるのですが、
(こちら→ 江戸時代の色彩 )
江戸時代には
奢侈禁止令というのがありました。
これは
庶民は贅沢したりオシャレしちゃいけませんよ。
という令です。
でもやっぱりいつの時代もオシャレしたいですよね。
その中で
「四十八茶百鼠」
というのが生まれます。
これは字の通り、茶色や鼠色であっても
その中でわずかな色の違いをつけたものです。
そしてこの茶色や鼠色が粋な色と流行しました。
利休鼠もその色の一つです。
この繊細な色彩感覚、素敵だなと思います☆
というわけで、
「利休鼠」のお話でした。
2015の冬期試験が終わって、
色彩の話は一休みしていましたが、
また少しずつ増やしていこうと思います☆
それでは!

