啓projectです。
今日は、黒と白の色についてお話しします。
よく、正反対の意味でも使われますよね。
「白黒はっきりつける」とか
潔白とか。
色としてみるとどのような色なのでしょうか?
色は光を反射して見えています。
赤く見えているものは赤い光を多く反射しているからです。
太陽光や白色光というのは、
白い光なのではなく、すべての色が混ざって
白く見える光です。
では、白という色はどうやって見えるかというと、
光をほぼすべて反射しているから白く見えます。
また、黒はどういう色かというと、
逆に光をほぼすべて吸収している色です。
ここで「ほぼ」という言葉をつけているのは、
完全な白、完全な黒というのは
現実問題としてつくるのが難しいためです。
難しい話はこのへんまでとして、
夏には白っぽい服をよく着ますよね?
「さわやかだから」
「涼しそうだから」
などなど理由はあると思います。
先ほどの話とつなげると、
実際に白という色は他の色に比べて
光を多く反射しています。
そのため涼しく感じやすい色です。
夏に白っぽい服を着るのは正解です☆
また、黒と白は
収縮色、膨張色という一面も持ちます。
黒は小さく見え、白は大きく見えます。
白い服を着ると太く見えて、
黒い服を着ると細く見える。
という人もいますが、
一概にそうとは言い切れないので
気を付けてくださいw
(色使いの割合や、
出ている部分との対比なども
考えられますので)
それではここで色の雑学を一つ。
囲碁ってありますよね?
黒の碁石と白の碁石を使います。
下の図を見てください
このような同じ大きさの石を使っています。
というのは実は誤りで、
白の方が少しだけですが、
黒より小さく作られています。
この画像も白の方が
実は少しだけ小さくつくっています。
これはなぜかというと
同じ大きさの石を使うと、
白の方が少し大きく見えてしまうためです。
このように色の効果は
身の回りにあふれています。
いろいろ探してみてください。
この碁石の話は有名で、
色彩検定3級のテキストにも
紹介されています。
それでは!
