問5の続きの解説です
*これは、あくまで私の解答ですので、間違っている場合もあると思います。あくまで参考程度にされ、ご自身でご確認、よろしくお願い致します!
③ 木星くらいある巨大な惑星が、中心星のすぐ近くを非常に短い周期で公転している例が、数多くある。このような惑星を、灼熱巨大惑星という。
④ 大型の惑星が大きく潰れた楕円軌道を公転する例が、数多く見つかった。このような惑星を、偏心軌道惑星という。
⑤ これまでの観測では、ほぼ円軌道の惑星で構成される太陽系のような惑星系の例は、むしろ少ない。
③P.217、○
木星規模の質量を持つ巨大惑星が、中心星に極めて近い軌道を高速でビュンビュン公転する
・ペガスス座51番星の4.23日で公転する巨大惑星や、HD149026星を2.9日で回る土星程度の質量の惑星…中心星に近い→強い放射であぶられる→表面温度:千度~2千度の高温→惑星の大気は激しく乱れ、巨大な彗星のようにガスをたなびかせている?=「ホット・ジュピター(熱い木星)」
④P .218、○
<太陽系外惑星の軌道のひしゃげ度>
<太陽系外惑星のふるまい>
偏心軌道惑星(エキセントリック・プラネット):離心率が大きな楕円軌道を描く惑星
太陽系形成論で形成されるレコード盤的構造で、離心率がゼロ(円軌道)に近い惑星は少数
太陽系外惑星では、短周期彗星のような長い楕円軌道を描き、(しかも大型の)惑星も多数
⑤P.219、○
<これまでの太陽系外惑星の観測による特徴>
1. 巨大惑星が多い
2. ホット・ジュピター(灼熱巨大惑星)が多い
3. エキセントリック・プラネット(楕円軌道の惑星)が多い
4. 太陽型の恒星の1割(~5割?)は惑星を持つ
<アンドロメダ座ウプシロン星をまわる3惑星>