幸せを紡ぐ絵
アート作家・アート講師
松本圭です
自分らしく絵を描いてみたいのに
自由の描くのは難しい
苦手意識がある
っていう人、多いですよね
私は子どもの頃そうだったんですけど
そう思うようになった原因かな
というエピソードを
書きたいと思います。
私が小学校1年生の時のときの
図工の授業で
「先生の顔を描く」
という内容がありました。
1年生の時の先生は
若い女性の先生で
とっても優しかった
で、
低学年だからクレヨンを使ったんですが
私はクレヨンがあまり好きでは
ありませんでした
特に黒
クレヨンの黒で目を描くと
なんだか怖そうな顔になるから
好きじゃなかったし、
先生の優しそうなイメージとは違うな~
と思って
先生の瞳を
「緑とグレー」
で描いたんです。
見たままじゃなくて
先生のイメージで描いたわけです。
ちなみに
私は幼稚園も保育園も
行かなかったので、
みんなと一緒に絵を描く経験が
小学校に行くまでなかったから
みんなと同じように描かないことに
あんまり疑問を抱かなかった
ように思います
結果としては先生に呼ばれて
「本当にこういうふうに見えてる?」
と聞かれました。
それは先生としたら
私が色覚に問題を抱えているのではないかと
心配してのことだったと思うんですけど、
私はとても引っ込み思案で
恥ずかしがりの子どもだったので
みんなと違うことを描いてしまって
先生に呼ばれた
ってことが
恥ずかしかったんです
で、
それからは図工の時間は
当たり障りなく…笑
自由に表現するということが
苦手になりましたとさ。
もちろん、
図工の時間が悪いわけではないし
先生が心配したのもわかる
でも、小さな頃のその経験は
今でもよく覚えているので、
子どもなりに
「みんなと一緒じゃなきゃいけない」
って思っちゃったんですよね
でも、
創作の世界は自由なんです
もちろん、
アートは自己表花あるとともに
コミュニケーションでもある
というのが私の考えなので
人を傷つけるような表現は嫌いだし
子どもたちにもしてほしくない
それを選択しない自由もあるからね
その上で、
あなたらしさ
こそがいいんです
読んでくださり
ありがとうございました
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