本日313日に発売された、「個を生かし 和を奏でる」(著:高倉麻子/日本女子代表監督/徳間書店)の、構成を担当させていただきました。
現在のなでしこジャパンの戦い方については、様々な見方があると思います。

その中で、ベースとなる選手選考の基準、チーム作りのコンセプトなどは、以前の代表とはかなり異なっていますし、分かりづらい部分もあると思います。
本書では、高倉監督がその核心部分に触れています。
また、2019年フランスワールドカップ、2020年東京五輪での結果を求めての方向性や、今のなでしこジャパンがどのようなプロセスの中にあるのか、ということも語っています。
4大会(16年)ぶりの五輪予選敗退という厳しい状況から、再び立ち上がり、強いチームになるために何が必要なのか。
欧州を中心に、世界各国が女子サッカーを急速に発展させ、群雄割拠の時代になった中で再び世界の頂点に立つためには、何が必要なのか。
そういったテーマについてディスカッションの輪を広げていくことも、代表を強くするために大切なことですね。
その議論のベースになる一冊だと思います。
高倉監督が育成年代で率いたチームで、世界チャンピオン(2014U-17女子ワールドカップ)に輝いた経緯や秘話も書かれています。

ぜひ、ご一読くださいませ。


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