先日、第4回目の「and Sports.〜気ままにトークセッション」
が開催されました!
朝日新聞デジタルのページで告知されると、あっという間に定員に達してしまったようで…
ブログで告知できず、すみませんでした
今回のゲストは、リオデジャネイロ・オリンピックのカヌー・スラロームの銅メダリスト、羽根田卓也さん。
高校卒業後に、憧れの選手がいるカヌーの強豪国、スロバキアに飛び込んで力を磨いたという興味深いエピソードから、誰も歩いたことのない道を切り拓く中で目指してきたメダルへの道のりや大変さ、カヌーの知られざる魅力まで・・・1時間半、質問が絶えませんでしたね
カヌー競技の中にも、スプリント、スラローム、ポロ、ワイルドウォーターなどに種目が枝分かれしていて、さらに、カヌー自体もカナディアンとカヤックの2種類があって(さらに1人乗り、2人乗りと分類されるそうです)、国際カヌー連盟が統括するオリンピックの種目だけで、なんと16種類も!あるそうです。
羽根田さんが操るカナディアンは、片方だけ水をかくためのブレードが付いたパドル(水をかく道具)を使い、乗り方は正座(もう一つのカヤックは、ダブルブレードのパドルで、長座)。
流れがない河川や湖沼など静水の場所で開催される「スプリント」と、急流の中で定められたゲートを通過しながら回転の技術やスピードを競う「スラローム」があり、羽根田さんの競技は後者ですね。
実際に映像を見ましたが、激流の中で水を操る技がすごいです
羽根田さんはスタイル抜群でしたが、上半身は水上のアスリートらしい、逆三角形でした。
最高の練習環境を求めて未知の国、スロバキアに飛び込んだ覚悟や精神面、挫折の乗り越え方など、他の個人競技にもない、独自の哲学を育んでいかれたのだな、と感じました。
奥の深いカヌー競技、2020年東京五輪では、目玉競技の一つになりそうな予感がします。
詳しくは、朝日新聞デジタル にて、後日レポートがアップされると思いますので、お楽しみに
※ナビゲーター後記も後日アップされる予定です。
羽根田さんが以前使用していたというカナディアンカヌーが会場に持ち込まれたのですが、細かいキズがたくさん付いていて、激戦の痕が刻まれていました。
カヌーの重さは、乗る人数などによっても幅がありますが、スラロームの1人乗りで、最新の艇では8kgと、軽量です。
女性でも軽々と持ち上げられるものもあります。
ぜひ、一度体験してみたいと思いました