つ前の記事で、ご意見、要望があったので、お答えさせていただきました!

記事の根本的なことに関わるご要望でしたので、そのことについて、私自身の考えを書かせていただきました。



本来なら、皆さんのコメントにすべてお返ししたいのですが、なかなかできずすみませんショボーン

もちろんいただいたコメントはすべて読んでいますし、質問、ご意見、ご提案は常に大歓迎です!

私自身、まだまだ至らないところも多いと思いますし、日々精進あるのみですので。

もちろん、激励や温かいコメントはほっこりして、記事を書く大きなモチベーションにもなっていますDASH!DASH!


引き続き、これからもよろしくお願いしますウインク



花花花花花


2013年ぶりの開催となるリーグカップは予選グループを終えて、1部と2部で各4チームずつが出そろい、準決勝が行われました。

 

柏の葉運動公園総合競技場(千葉)と三木総合防災公園陸上競技場(兵庫)で2試合ずつが行われ、柏の葉で行われた日テレ・ベレーザ(A1位) vs 浦和レッズレディース(B2位)/ノジマステラ神奈川(A1位) vs ASハリマアルビオン(B2位)戦を取材しました。

(以下、一部敬称略)

 

 

 

リーグカップ2部準決勝 ノジマステラ神奈川(A1位)vs ASハリマアルビオン(B2位)

 

【ノジマ】

     11南野亜里沙

 

7川島はるな  8田中陽子 3石田みなみ

 

   9尾山沙希(C)  10吉見夏稀

 

17小林海青 6平野優花 19高木ひかり 2和田奈央子

  

   1リチャード ジェネヴィーヴ

 

リーグ2部の前半戦では負けなし(11勝1分)、12試合で35得点2失点と圧倒的な強さで首位で中断期間を迎えたノジマステラ神奈川相模原。カップ戦もグループ予選を無敗(7勝1分)で準決勝に進出。カップ戦も8試合で22得点6失点と、圧倒的な強さが数字に表れています。

9月のなでしこジャパントレーニングキャンプに、CBの高木選手が選ばれました。

 

 

【ハリマ】

 

グループB予選最終節では、首位のセレッソに2-0と勝利。勢いを持って準決勝に臨んだハリマ。

高木選手と同じく、なでしこジャパンTCに選出された千葉園子選手、7月中旬に移籍加入のU-23代表候補、葛馬選手にも注目しています。

    

      28杉山貴子

 

      10千葉園子 

8アシュリー サイクス    33葛馬史奈

 

    6今井晴香  5小池快

 

14藤澤真凛 4藤本まどか(C) 2西山衣美 15坂崎奏

   

 

     30岸星美

 

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序盤から、ボールを支配するノジマがハリマのプレッシャーをかわしてつないでいく展開でした。

杉山選手、千葉選手を起点とした前線のアグレッシブな寄せも、ノジマがワンタッチ、2タッチの連携でかわしていきます。2列目、3列目の選手がゴール前まで上がる場面も多く、波状攻撃をしかけましたが、ハリマ守備陣が身体を張って奮闘。ノジマもラストパスの精度を欠き、なかなかゴールが決まらず。

 

試合が動いたのは40分。左サイドで川島選手がまたぎフェイントでDFをかわしてクロス。ゴール前で吉見選手が頭で合わせて待望の先制ゴールを決めます。サッカーボール1-0

 

しかし、その2分後。

ハリマは右サイドの葛馬選手のクロスを、千葉選手がアウトサイドの空中トラップでダイナミックに収めます。GKとの1対1も落ち着いて決め、すかさず同点に。サッカーボール1-1

背番号「10」同士がゲームを盛り上げます。

 

後半もノジマペースで試合は進みますが、シュートチャンスは度々オフサイドにかかったり、精度を欠いてゴールに繋げられず。

終わってみればノジマが21本のシュート(ハリマは7本)を打ちながら、試合はPK戦に突入(決勝のみ、90分間で決着がつかない場合は前後半10分間ずつの延長戦→それでも決着がつかない場合はPK戦)。

5人が決めたハリマに対し、ノジマは3人目の吉見選手が外してしまい、5-3でPK戦を制したハリマが決勝戦進出。

 

交代などはこちら

 

 

試合では豊富な運動量で攻守に絡み、決定的な場面を何度も演出した吉見選手。試合で活躍した選手がPKを外してしまうということはワールドカップなどでも多い気がします。残酷ですね…。

ただ、ハリマはチームの戦い方がはっきりしていました。90分間身体を張ったハリマの全員守備と少ないチャンスをものにする決定力が勝利を引き寄せたゲームでした。

 

【試合後選手・監督コメント】

 

★田渕径二監督(ハリマ)

  (ーーゲームプランについて)劣勢を強いられるゲームになることは予想していたので、守備面の意識を高くして、カウンターでゴールを狙いました。春先にリーグ戦で試合をした時に3失点したので、その時の失点のパターンとディフェンス面を崩されている特徴的な形があったので、その形を抑えることと、アドバンテージを取れるとしたら、うちのFWに相手DFよりも速い選手がいるので、スペースをうまく作りながらゴールに向かって行くショートカウンターの形を取りたい、というプランでした。

(ーー選手交代も早い段階でした)コンディションが良くない選手もいるので、回復具合を見て、うまく調整しながら早めにカードを切りました。

(ーーこの試合に向けてチームの良い兆候はあったのでしょうか)良いゲームで勝てた(2-0で勝利)セレッソ戦から1週間、フワフワした空気が流れていたので、『ここで満足しているのか、上を目指したいのか考え直そう』と雰囲気を引き締めました。ゴール前で苦しい場面が何度もありましたが、身体を張って、声を出して守備ができた点は良かったと思います。うちはノジマさんほど技術がないので、どうしても(外に)ボールを蹴り出してしまうことが多い。その中でもボールを上手く繋いで前に運ぶことをトレーニングの中でやってきました。

(ーー決勝に向けて)今日も後半は攻撃できない時間帯が長かったので、その中でもクオリティを上げてボールを動かすこと、3人目の動きで崩す形を1週間取り組んでいきたいと思います。」

 

★千葉園子(ハリマ/同点ゴールと、PK5人目)

  優勝していないですけれど、それぐらいの嬉しさです。ノジマには去年1試合だけ初めて勝ったんですが、以来ずっと大差で負けていたので、敵わないイメージがありました。対戦相手でも声が出てしまうぐらい、上手いんです。ただ、前半からドリブルやシュートを打てる場面もあったので、あわよくばゴールまで行けるかもしれないな、と感じていました。後半も押されまくって内容的には相手が勝っていてもおかしくないのですが、全員が最後まで諦めずに身体を張ったことで勝てたんだと思います。DFが身体を張ってくれている分、ゴールを決めたいと思っていました。縦に速くなってしまうことが多かったので、(決勝までに)修正したいです。(サイドの)アシュリーが足が速いので、任せっきりのパスを出してしまいがちなので、しっかりサポートにいけるようにしたいです。

(ーーゴールのシーン)思ったよりもトラップが上手くいきました。相手DFがうまく被ってくれたので、「きた!」と思いました。

(ーーPK戦は5人目でした)キッカーは偶然、全員が23歳の同期だったんです。いつもは自分たちで蹴る順番を決めていて、5番目に蹴ることはあまりなかったんですが、今日は田渕監督が決めてくださいました。5番目はプレッシャーがかかるのでいつもは2番か3番で手を挙げるんですが、今日は大きなプレッシャーの中で決められて良かったです。

(ーー決勝戦は日体大との対戦になりました)

今まで1回も勝ったことがなくて、この間初めて勝てたんです。その時は、攻撃では自由にポジションを入れ替えたのが良かったので、そういう戦いができればいいなと思います。

 

★藤本まどか(ハリマ/CB/キャプテン)

  (ーー身体を張って止めました)この(強い)身体があって良かったです(笑)後半は怒濤の攻撃を受けましたが、みんなで身体を張って泥臭く守れました。ノジマは本当に足元がうまくて、ワンツーもありますが、どんな守り方でも、どんなゴールでも良いので勝とうと話していました。最後の方は、いつ決められるかという中で、『集中!』といい続けました。前線も、2列目からでも全部飛び出して守備についてくれましたし、勝ちたい気持ちが前面に出ていました。

(同点ゴール)千葉選手にありがとう、という感じでしたね。(ゴールの1つ前のプレーが)素敵な神トラップだったので、後ろでも大絶賛していました。先制ゴールからすぐに決めてくれたので、離されないように切り替えられました。

(決勝に向けて)日体大に向けてはリーグ戦でも毎年戦っていますが、緊張せずに、良い雰囲気で臨みたいです。

 

★菅野将晃監督(ノジマ)

  リーグ戦では12試合で1失点という戦いができていましたが、今日はあの場面で1点穫られたことが残念でした。ただ、大方予想通りの展開でした。どんなカテゴリーの大会でも準決勝は一発勝負の中できわどいゲームになるものです。そういう意味ではハリマの厳しいディフェンスを褒めたいですし、妥当な結果だと思います。2部は人に対しての1対1のディフェンスが厳しいので、そこをくぐり抜けて『相手に当てないで点をとる』面でレベルアップを図りたいと思います。

 

★田中陽子(ノジマ/MF)

  前半は相手がはっきり裏に蹴ってきたので、そこで体力を使うことが多かったのですが、そこは後半対処して攻撃に重点を置けるようになったんですが、相手が身体を張っていたのでゴールまでつなげられませんでした。今まで、こんなにはっきりと、サイドや裏に蹴ってきたり、ゴール前を固めてくるチームがなかったので、やりづらさはありました。

(ーー1週間後に再開するリーグ戦に向けて)目標は2部で優勝して1部に上がることなので、勝ち続けて、残り6試合も全勝して、10月1日のちふれ(ちふれASエルフェン埼玉)戦では優勝を決めたいです。

(ーー個人の課題)相手が身体に当たってくる中で、ボールの動かし方や判断でどうかわしていくかを改善して、ゴール前では落ち着いてシュートやパスで試合を決められる選手を目指します。

 

花花花花花

 

 

 

リーグカップ準決勝 日テレ・ベレーザ(A1位) vs 浦和レッズレディース(B2位)

 

なでしこジャパン、U-20と、各年代の代表が多く所属する両チーム。

 

 

【日テレ】

 

 

   田中美南  籾木結花

 

 

長谷川唯         隅田凜    

 

    阪口夢穂 中里優

 

有吉佐織 村松智子 岩清水梓 清水梨紗

        

      山下杏也加

 

 

9月のなでしこジャパントレーニングキャンプには阪口選手、有吉選手、中里選手、村松選手、山下選手の5人が選出され、8月中旬のU-20代表ドイツ遠征には、籾木選手、隅田選手、長谷川選手、清水選手、三浦選手が参加しました。

 

 

【浦和L】

 

     白木星 後藤三知

 

 

加藤千佳          塩越柚歩

 

   長野風花  筏井りさ

 

北川ひかる 長船加奈 乗松瑠華 栗島朱里

    

      平尾知佳

 

MF柴田華絵選手が代表TCのメンバーに選出(この試合は欠場)。

U-20ドイツ遠征には乗松選手、北川選手、平尾選手、塩越選手の4人が参加しました。

 

 

今季、この2チームはリーグ開幕戦で対戦し、1-1と引き分けていますが、ベレーザは試合数を重ねるうちにチームの完成度が高まり、カップ戦は予選8試合で失点わずか「1」と鉄壁を誇りながら、攻撃面では29得点という破壊力。今はどのチームも止めようがないほどの強さを感じます。

この試合ではベレーザが序盤からシンプルに裏を狙った攻撃が見られ、先制ゴールは意外にも早いタイミングで生まれました。


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10分、左サイドの長谷川選手がGKとDFの間に入れたボールを田中選手が長船選手(浦和)と並走して後ろから追い掛ける形に。長船選手は身体を入れてGK平尾選手がキャッチしようとしましたが、寸前で田中選手がボールをつつくと、GK平尾選手と長船選手がお見合いする形でボールはゴールに吸い込まれていき…北川選手が必死で戻ってクリアしようと試みるも追いつかず、日テレが先制。サッカーボール1-0

 

その後は、浦和Lも前線から良い形で奪って攻撃につなげる場面がいくつか見られました。

ただ、決定的な場面でパスが強くて流れたり、タイミングが合わずにチャンスを潰してしまうミスが目立ち、前半のシュート数は「0」に。奪われた後のベレーザの切り換えも早かったですね。

 

後半、浦和は中盤に猶本光選手を投入(リーグ序盤戦で足を痛め、カップ戦はケガの治療に専念していため、カップ戦初出場)。

 

中盤での支配率は上がりましたが、ベレーザの勢いは止まりません。

53分。籾木選手が田中選手とワンツーをかわし、左足でボールを受けると切り返して右でシュート。籾木選手と言えば左足のパンチ力が特徴ですが、右足も遜色なし、と示したゴールでした。対面したGK平尾選手は、守備の切り方を修正点として挙げつつ、「あのコースに蹴られてしまうと止められない」とシュートの上手さを褒めていました。サッカーボール2-0

 

さらに、その5分後。

中盤でCBの岩清水選手が競り勝つと、こぼれ球を拾った籾木選手のパスを受けた長谷川選手がミドルシュート。GKの裏をつく技ありのロングループが決まります。サッカーボール3−0。

 

終盤は運動量の差も見え、ベレーザの一方的なペースに拍車がかかります。

 

82分、有吉選手のロングフィードが右サイドの裏のスペースにこぼれたところを籾木選手が受けて、中に運ぶと、GKとの1対1を制して今度は左足でこの日2点目。1本のパスで相手のプレッシャーを裏返した有吉選手のパスも見事でした。サッカーボール4-0

 

浦和Lも後半は4本のシュートを放ったものの、いずれも決定的な形には結びつかず、試合は4-0で終了。

 

交代などはこちら 

 

ベレーザの4ゴールはいずれも流れの中から(セットプレーではない)生まれたゴール。柔軟なポジションチェンジとパスワークは健在でしたが、2点目と3点目については、個人技も光りましたね。

守備では、最終ラインを高く保って高い位置で奪うショートカウンターだけでなく、長いボールに対しては最後尾で鋭い予測を見せた岩清水選手のインターセプトから2ゴールが生まれていました。

 

 

【試合後選手コメント】

 

★森栄次監督(ベレーザ)

 これまでは、『マイボールの時間を長くする』など、いろいろとテーマを作ってきましたが、今日のテーマは、『早い時間に点を取る』ことをテーマにして入って、早めに入ったので有利にゲーム展開が出来た印象です。もう少しマイボールの時間を長く出来たら良かったという反省点があります。

(ーー序盤から裏を狙っていた?)裏も意図的に田中美南がスペースを取りに行ってくれていました。うちはショートパスを研究されているので、特に足元では籾木のところを狙われていたと思います。後半に入って、トップを隅田にしたんです。それで、籾木を右サイドにして、裏を狙わせようと思ったのですが、思ったよりも後半は裏のスペースが空かなかったので、元の形に戻しました。

(ーー個人技で決めた2点目と3点目について)ボールの奪い方、そこからのショートカウンター、最後のフィニッシュも上手かったですね。

(ーーリーグとカップ戦を通じた中里選手の活躍)彼女は最初ボランチでやっていて、(阪口)夢穂とコンビネーションを組む中で、スペースを埋めたりという気の利いたポジショニングができています。ただ、今日は後半中盤を結構使われていたので、隅田をボランチにして、中里をサイドにしてという形にしたら、今度は右サイドで彼女の良さが出ていたなと思います。それもオプションになると感じました。

(ーー決勝戦のジェフL戦に向けて)

高い位置でボールを奪ってショートカウンターにすること、点が入ったときにはマイボールの時間を長くして有利に試合を進めることをずっと取り組んできています。ジェフ戦でもそのような戦い方がしたいですね。

 

★籾木結花(ベレーザ/2、4点目)

(ーー2点目は右足でした)最初から右足で蹴ろうと決めていたわけではなく、相手の動きが見えたので、逆に切り返して右で打ちました。4点目も、本当は右足でダイレクトで打とうと思ったんですが、相手がすべりそう(スライディングしてきそう)だったので、左足に持ち替えて、1対1は冷静に流し込むことを意識しました。

(ーー連携への手応え)カップ戦前後を通して、サブの選手も含めていろんな選手が試合に絡む中で、どんな選手が出ても同じ形でプレーができていると思います。準決勝、決勝はその集大成になると思っていたので、良いものが出来上がってきているという手応えができました。攻守の切り換えは常に意識しています。穫られた瞬間に、近い2人が取りに行くことは徹底しています。

(決勝のジェフL戦に向けて)今年対戦が5回目なので、お互いに分かっていますしやりにくさもありますが、負けてはいないので、自信を持って優勝を掴みにいきたいです。90分間で決着をつけたいですね。

 

★平尾知佳(浦和L/GK)

 前からのプレスがはまらなくて、裏を狙われていたので、DFラインもつられて間延びしていたので、もっと早くラインコントロールできたら良かったです。(ベレーザは)繋いでくると予想していたので、焦った部分もあって、臨機応変さが必要だと感じました。

(ーー1点目は)自分のミスでした。(キャッチするかどうかで)迷ってしまったので、(長)船さんもクリアするかしないかで迷ってしまったので、GKが主導権を持ってキャッチできていたら良かったです。

失点を抑えれば、接戦にも持ち込めたと思います。後半の始めはレッズの流れもあったと思いますが、そこで決められなかったのは課題ですし、4失点すると立て直すのも厳しくなる。失点を減らしたいです。

(ーー2点目、3失点目について)サイドに追い込もうとしていたんですが、守備で寄せきれなくて正面で打たれてしまった場面が多かったので、もっとシュートコースを減らしていくことが大切です。

(カップ戦を振り返って)

リーグ戦は最下位で、カップ戦の予選で2位になれたのは自信になりましたし、失点も減ってきて改善できている手応えはあります。リーグ戦は得点力不足もありましたが、いろんな選手が得点を取れるようになっているので、繋げていきたいです。

(ーー次は11日のリーグ戦の高槻戦ですね)

前節は0-3で負けています。抑えるところは(丸山)桂里奈さんと(成宮)唯さんだと思うので、勝って勢いに乗りたいです。

 

★北川ひかる(浦和L/左サイドバック)

  前半は、危ない場面でしっかり潰すということができていた場面もありましたが、後半はそれができなくなって3失点して、完敗でした。今日の試合は入りからすごく緊張していたんですが、同じ世代の相手と戦うことで、アグレッシブさとか、自分の良いところが出せた面もあったと思います。もっと強気なところを出していかないとこれからは勝てないと思うし、「頭を使ってサッカーをする」ことは自分の課題でもあります。

(1失点目について)あの場面は、(長)船さんとお互いが「自分がいく」と伝えて重なってしまいました。

リーグ戦の流れが悪い中で、カップ戦で優勝まで持っていきたかったですが、ここまで来られたことを自信にして、リーグ戦でも順位を上げていきたいと思います。チーム全員が1つになって、得点を取りにいかないと、勝ちにはつながらないので、攻撃にもっと力を入れていきたいです。最後まで応援してくれるサポーターやファンの方にすごく感謝して、最後まで諦めないサッカーをしたいです。


★後藤三知(浦和L/FW/キャプテン)

  もっと自分たちの良さを出して得点を取りたかったです。今日は崩してシュートまで行けなかったので。リーグ前半戦の戦い方を踏まえて、得点の少なさと失点の多を課題としてカップ戦で取り組んできて、予選では二桁の得点が取れたこと、失点を減らせたことは成果です。ただ、それを日テレ相手に出せなかったのが今の実力です。トレーニングで取り組んだことを試合で出せるように、リーグ後半戦は取り組みたいと思います。

 

★乗松瑠華(浦和L/CB)

  崩された場面はそこまでなかったと思いますが、失点の流れでミスも増えたので、個々の対応を高めていかなければいけないなと思います。失点して、焦って前に蹴ってしまっていましたが、個々がもう少し(ボールを受ける)角度を作ることだったり、「少しのポジショニングを意識する」ことが90分間通してできないと、相手のレベルが高くなると通用しないので、早めの準備が必要です。

 

(ーー前半、裏を狙われていたことについて)今までの試合ではレッズが前からいくことを分かっていて、裏を狙ってきたと思います。最初の失点を防げていたらまた流れも変わったと思います。前半は良い守備ができていたので、90分間続けられなかったことが残念です。後半は点を取りにいくしかなかったので。後半は運動量が落ちてきて、サイドのスペースや、前のスペースも掴みきれなかったことが相手のゴールにつながってしまいました。

(ーーリーグカップを通じて課題と収穫)

リーグで勝てなかった悪い流れは断ち切れたと思います。今日は負けてしまいましたが、自分たちの攻撃の良さや、失点してもなんとか追いついたり、「負けない」ことが身に付いてきているので。あとは、フィニッシュの精度をもっと高めていきたいです。

 

 

花花花花花

 

 

三木陸上(兵庫)で行われたもう2試合は、ジェフ千葉レディース(A2位)がベガルタ仙台レディース(B1位)を1-0で下して決勝進出。2部の準決勝は、日体大FIELDS横浜がセレッソ大阪レディースを3-2で下して決勝進出。

この結果、3日に行われるリーグカップ決勝戦は、日テレベレーザ vs ジェフ千葉レディース、2部がASハリマアルビオン vs 日体大FIELDS横浜となりましたきらきら