スウェーデン入り

まずは、澤穂希さんのおめでたいニュース

「この度、主人と私の念願であった新しい命を授かることができました。来年の１月にはわが家にもう一人家族が加わることになることを私たち夫婦はとても幸せに思います」(直筆文より)

先ほど、メディアを通じて発表されましたね‼︎

おめでとうございます

旦那さんも元選手ということで、勝手に、未来のサッカー選手を思い描いてしまう私がいますが

⚽️

とても楽しみですね

こちらは、昨日夜にスウェーデン入りしました

夜9時を過ぎても夕方4時ぐらいの明るさですが、日本に比べるとかなり肌寒いです

飛行機の乗り継ぎや車移動などで、成田からの移動総時間は20時間以上かかってしまいましたが、ようやくホテルにチェックインできました。

ここまででスウェーデンの第一印象は、

「自然が壮大（予想通り）で、子供たちの笑い声が絶えない国」。

人口は日本の10分の1、国土は日本の10倍以上。

車で走っていると、木、林、森、牧場、花畑、湖、農地…目に優しい風景ばかりです。

街並や建物の作りが整然としていて、でも息詰まる感じはまったくなくて、時間がゆったりと流れています。

福祉や教育に力を入れ、社会保障も行き届いているスウェーデン。
医療費、学費はすべて無料。

その分税金は高いですが、国民の幸福度でも世界ランクで5位以内に入っているんですよね。
お隣デンマークはさらに順位が高いとか

電車の中で、年配の女性がベビーカーを引いたお母さんに席を譲っていたり、困った人に自然と手を差し伸べる習慣が年齢性別問わず行き渡っているのは素敵だなぁと思いました。

今回、初戦(vs スウェーデン女子代表)の会場はカルマルという、スウェーデン南東部のバルト海に面した土地。

日本からスウェーデンの飛行機は北欧最大の都市と言われる首都ストックホルムに就航していますが、カルマルまではストックホルムから陸路で500km近くあるため、デンマークのコペンハーゲンから陸路でスウェーデン入りしました。

コペンハーゲンから電車でスウェーデンのマルメまでは約30分。

マルメからカルマルまでは、300kmとこちらもそれなりに距離があるのですが、2試合目の会場への利便性も考えて、車(レンタカー)で移動しています。

海外取材時の移動は、いつも一人です。

…一緒に行く人がいないだけなのですが

初日から、いろいろとハプニングがありました。

コペンハーゲン空港に到着し、マルメ行の電車に乗ろうとすると…

「セキュリティ上の問題で電車が止まっていて、運行再開は未定です」

とのこと。
係員の女性はとっても感じが良いのですが、毅然としています。
その時点で1時間以上も止まっていたようで、再開も未定ということは、しばらく動かなさそう。

国境ってタクシーで越えられるのかな？
バスはあるのかな？

などと考えていると、

「再開したわよ」
と、先ほどの係員の女性が親指を立ててウインクしてくれます。

ラッキー！

しかし。

前の電車がパスポートコントロールでつっかえているそうで、国境付近で30分ほど停車。

デンマークからスウェーデンへの電車は、同じEU国内なので、国境を越える際にパスポートチェックがあるんです。

電車の中はベビーカーを引いたご両親がたくさん乗っていました。
ペット用の車両とか、静かに乗りたい人のための車両まであります。
いろんなニーズに応えていますね。

ようやく国境の駅に止まると、パスポートチェックのため、男性2人、女性1人の警官3人が乗ってきました。

でも、電車が込んで後が詰まっていたためか、同じ車両に乗っていた30人のうち、チェックされたのは5〜6人のみ。私も例外なくチェックされなかったのですが

それだけ治安が良いということでしょうね。