パプアニューギニア遠征中のU-20女子日本代表⚽️

親善試合2試合を行い、ホスト国のU-20パプアニューギニア女子代表に10-0、U-20アメリカ女子代表に5-0と2連勝したそうです





11月に控えたU-20女子ワールドカップに向けたシミュレーションでもあった今回の遠征。
なでしこリーグ期間中ということもあり、これまでU-16アジア予選、U-17ワールドカップ、U-19アジア予選を戦ってきたこの年代の主力メンバー不在の中、選ばれた選手たちが躍動する様子が目に浮かびます。


アメリカとの試合では、2884人の観客が集まり、日本のサポーターも多かったようです
現地在住の方の応援も頼もしく後押ししてくれたんでしょうね


育成年代を長く指導してきたその目で、「海外での経験が選手を成長させる」ことを強調してきた高倉麻子監督。

試合に出た選手たちが得た刺激は、主力メンバーにも刺激を与えるでしょうし、チームの底上げにもなったのではないかと思います



トップのなでしこジャパンは2日と5日にアメリカ代表と親善試合⚽️


時間をかけてチームを作ってきたU-20とは違う難しさがあると思いますが、臆することなくぶつかって、チャレンジャーでありながらも勝利を目指してほしいと思います。


アメリカ女子代表は、経験豊かなベテランと若手選手のバランスが良く、リオ五輪に向けて完成度を高めてきている印象があります。


昨年カナダワールドカップ決勝でハットトリックを決め、女子バロンドーラーでもあるカルリ・ロイド選手が負傷によりメンバー外ですが、1月に飛び級で代表入りした前線のマロリー・パフ選手や、代表キャップ数を順調に伸ばしているモーガン・ブライアン選手など、若手選手の台頭も著しいですね








前回の記事について、皆さんのご意見や感想、ありがとうございます


・国内リーグの価値を高め、レベルアップさせる。

・国内の有望選手に、海外で修行の場を提供する。

・海外の有望な選手の獲得

・各チームが地元に根付いたチームとして、新たな価値を作る。

・運営、会場の手配のサポート(あるいは、各チームの自主努力)


などなど…いろいろなご意見がありますね

個人的には、国内リーグの価値を高めることは、特に育成・普及の面でとても大切なことだと思っています。


10のチームがあれば10の意見があり、どんな策にもジレンマは存在するものですが、大切なのはその「落としどころ」だとも思います。

たとえば、将来有望な選手に積極的に海外で修行の場を与えるというのは、国内リーグにとっては痛手でもあります(見に行きたいと思わせる魅力的な選手が流出してしまうため)。

一方で、海外修行によって得られる経験は、プレーの面で受ける刺激はもちろん、語学や生活を通じて人間的な自立を促すこともあります。ただ、必ずしも、そのチームのサッカーが国内リーグよりも高いとは限らないですし、試合に出る機会を実力で得られなければ、経験の質を高めることができません。

様々なことを天秤にかけて、海外のクラブにに移籍するという選択をした場合、現状では移籍金などは発生しないため、その選手を手塩にかけて育てたクラブにとっては、送り出すことによるメリットが少なく損失となる場合もあります。

1年や半年間のレンタル移籍という選択もありますが、たとえ半年間でも、コンディションやパフォーマンスが必ずしも上がるとは限らず、その中で、3者(選手本人と、育てたチームと、獲得するチーム)にとってメリットのある移籍でなければ…やはり続けていくことは難しいのかな、と思います。


また、海外の選手を獲得するためには、その選手にとって良い環境を用意するだけの費用が必要になりますし、それは各チームの努力や、わずかなサポートでは難しい面があるのではないか、とも。

試合の運営、移動、宿泊などにはそれなりの経費が必要になります。totoの助成金など公的な資金により賄われているカテゴリーとそうでないカテゴリーがあり、上のレベル(1部)に行くほど、実力だけでなく、存続可能な組織としての努力も必要です。

では、情熱があっても経済的な面で体力のないチームは、どのような方向性でチームを強化していけば良いのか?といった問題もありますね。

そのためには、国内の各チームが情報を共有していくことも必要ですが、たとえば今回今井委員長が例に挙げたドイツのように、継続可能な国内リーグ運営を模索しつつ、育成と普及と代表強化も効果的に進めている国から学ぶことも多そうです。

今回のブリーフィングのような機会を通して、協会の考えを知る機会は貴重だと思いますし、様々な人の意見や考えをすくい上げて検討してもらう場もできていけば良いですね





写真を整理していたら、懐かしいもの見つけました。



{85B9EDBC-201B-4361-B1CB-265C8EEACCF4}

当時のあだ名は「とっかん小僧」でした(笑)
猪突猛進だったから、みたいですニヤニヤ