今日、2016年なでしこリーグ開幕記者会見が行われ、今年度のリーグ要項や放送の詳細が発表されましたサッカーボール





新ユニフォームに袖を通した各キャプテンの表情は力強く自信に溢れていて、今シーズンも熾烈な上位争いが繰り広げられそうな予感です



まずは、リーグの放送形態について。



今年は、昨年までになかった形で映像が配信されます。
大きな変化としては、リーグがソフトバンクと契約したそうですおとうさん
ソフトバンクに加入して、申し込みをすると、スポナビライブというパッケージの中で放送されるなでしこリーグが見られるそうです。

なでしこリーグは1節に5試合あり、「スポナビライブ」では、そのうちの各節2試合ずつを配信。

かかる費用は…
ソフトバンク携帯を持っている方は月額500円。他社携帯は、月額3000円かかるそうです。
ソフトバンクケータイ以外の方は少々高くなりますが…なでしこリーグだけではない、様々なスポーツがパッケージとなっているそうです。


ネット時代に合わせた変化ですね。

テレビ中継は少し減るようですが、全体的な露出は増えるそうで(観るのにはお金がかかりますが…)、試合を見られる機会が減らなかったことは前向きに捉えたいですね。



続いて、リーグ要項。
※赤字は、昨年からの変更点です。


★リーグ形式=1部/2部/チャレンジリーグの3部構成

【1部】
10チームで、昨年はレギュラーシリーズとエキサイティングシリーズの2部制をとっていたが、今年はそのレギュレーションを廃止にし、ホーム&アウェイの全18節で順位を決定する。開幕は3月26日。
カップ戦は、10チームを、奇数順位(1位/3位/5位/7位/9位)と偶数順位(2位/4位/6位/8位/10位)に分けて、奇数順位をAグループ、偶数順位をBグループに分けて予選を行う。各グループの上位2チームが準決勝・決勝を行う。
カップ戦は若い選手の出場を多くするため、クラブの下部組織登録の選手が何人出られるといった内容が加えられる。※選手の育成を推進する目的があるそうです。

【2部】
1部と同じく、10チームによるホーム&アウェイの18節で順位を決定する。1部同様カップ戦があり、趣旨は1部と同じ。

1部はリーグの優勝賞金が1000万円。2位が500万円。3位が300万円。カップ戦は優勝賞金500万円。準優勝は300万円。3位は50万円。
※リーグとカップ戦の両方で優勝した場合、昨年の1.5倍の賞金になる。

2部はリーグの優勝賞金が100万円。カップ戦の優勝賞金は50万円。
※過去は賞金は1部リーグ戦のみだったのですが、今年は2部にも賞金が授与されるそうです。各クラブ、各選手のモチベーションを高める目的で導入。

【チャレンジリーグ】
昨年同様、12チームを東西2つのグループに分けて開催。
6チームの3回戦総当たりで1次リーグを行い、東西の1位と2位が1つのグループになって後半戦を戦う。3位と4位の4チーム、5位と6位の4チームがリーグ戦を行い、最終的な順位を決める。
※昨年までは上位1位~4位までしか順位をつけず、教育的な意味合いもあったが、今年は1位~10位まで順位をはっきりさせることに。

【U-15なでしこアカデミーカップ】

※正式発表は4月1日予定。
2年前から始まってはいるものの、全国規模で行うのは初の試み。リーグに参加する32チームのうちの28チームがカップ戦に参加予定。
28チームを東西・中央・セントラルの3グループに分けて、1回戦総当たりのリーグ戦を開催予定。

以上、4つのリーグ戦(1部/2部/チャレンジリーグ/U-15アカデミーカップ)の総試合数は496試合に上る予定だそうで、2012年の段階では136試合だったことを考えると、およそ3倍の試合数になっているそうですあっ

試合数を増やした理由は、リーグの方向性として、
より高い競技性を求めることと、強化の一貫になるリーグ形式を意識して膨らませてきたためであり、特に若い世代の選手育成をリーグとして真剣に考えた結果だそうです。

また、リーグの位置づけとして
「代表チームの強化」「その下支えをするためのリーグ」という考え方のもとに選手を育成し、代表強化につなげていくこと。「地域に密着」し、地域のファン・サポーターに喜んでもらえるよう根付かせていくこと。

という3つの考えを柱として運営するとのことでした。


試合数が増えることで、より多くの選手にチャンスが与えられるのは大きな変化ですねにゃんこ。


女子サッカー界の未来に向けたポジティブな変革だと思います。
開幕は3月26日。
どの会場に足を運ぶか、悩ましいですねラブ


{24AED325-2CBD-4C25-83E6-3F4E65D3584A}