なでしこリーグEL上位リーグ第4節  INAC神戸レオネッサ vs 浦和レッドダイヤモンズレディース




11月に突入口笛
小春日和の、暖かい1日でしたねアップ


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ここ5試合勝ちなしという状況に加え、2連敗という悪い流れを断ち切りたいINAC。ここ数試合、先発を入れ替えていますが、教も前節から5人を入れ替え。2トップは高瀬選手と増矢選手のコンビ。左SBには鮫島選手が復帰し、中島選手と縦の関係を作ります。


【INAC】
 
    高瀬愛実  増矢理花

中島依美            川澄奈穂美 
     伊藤美紀  澤穂希

 鮫島彩 甲斐潤子 田中明日菜 近賀ゆかり 
      
       海堀あゆみ



浦和Lは前節、2点をリードしながら4点を奪われ、さらに2点を追いついて4-4のドロー。今節は、左サイドバックに和田選手を配置する形に。

【浦和L】


   後藤三知   吉良知夏

 加藤千佳          柴田華絵
     猶本光 岸川奈津希
 和田奈央子 高畑志帆 長船加奈 乗松瑠華 
        
        平尾知佳



1分 INAC  裏に出たボールに反応した高瀬選手のシュートは力なく、GK正面。


2分 INAC  中央を増矢選手がドリブルで持ち上がってキープし、川澄選手へのスルーパス。川澄選手がダイレクトで折り返し、ゴール前に潰えた伊藤(美)選手が決めて、INACが先制⚽️1-0

8分    INAC 中央を川澄選手がドリブルで突破。3人を引きつけながら交わし、最後は増矢選手へのスルーパス。増矢選手が鋭く切り交わしてGKの逆をとり、これが決まって追加点⚽️2-0

10分 INAC  裏に抜けたボールを高瀬選手が回り込んで打ちますが、ポストに跳ね返されます。

14分 浦和L  吉良選手が後方からの浮き球を上手くトラップしてた折れ込みながらボレー。しかし枠の右へ。

16分 浦和L 再び、右サイドで吉良選手のシュート!強烈なシュートが枠に飛びますが、海堀選手がパンチングで逃れます。

20分 INAC ゴール前のこぼれ球を高瀬選手がボレー。弾かれたボールを近賀選手がシュート!これはGK平尾選手の正面。

33分 浦和L 中央の猶本選手から、右の柴田選手へ展開。柴田選手のクロスは後藤選手に惜しくも合わず…

36分 INAC CKに高瀬選手がジャンピングヘッドで綺麗に合わせるものの、枠には飛ばず…

42分 浦和 和田選手のクロスに後藤選手と吉良選手が同時に飛び込みますが、すべれこんだ吉良選手の脚は、ボールまであと20センチという惜しい場面でした。

43分 右サイドをドリブルで突破した柴田選手が身体をひねりながらミドルシュート。枠すれすれに飛びますが、ネットは揺れません。

前半アディショナルタイム  
中盤でボールを奪い、伊藤(美)選手から前線へのロングフィード。高瀬選手がオフサイドにならない絶妙のポジショニングでボールを受けると、走り込んだ中島選手へ絶妙のグラウンダーのパス。これをボレーで決めた中島選手のゴールで3-0
前がかりになった相手の裏のスペースをついた伊藤(美)選手の状況判断が光りましたおねがい



HT 浦和L 和田奈央子→臼井理恵

51分 INAC 増矢選手がドリブルで持ち上がりシュート。ボールが浮いてしまい枠の上へ。

60分 浦和L 加藤千佳→石井咲希

62分 浦和L 左サイドの臼井選手のクロスをファーサイド乗松選手がトラップしてシュート。居売れ宇tなシュートがファーサイドに飛びますが、海堀選手が横っ飛びのパンチングでクリア。

68分 浦和L 後藤三知→白木星

79分 INAC 高瀬愛実→道上彩香 
        増矢理花→大野忍

82分 浦和L 右サイドで吉良選手が自らドリブルで持ち上がってシュート!角度がなく、GK正面。

83分 INAC    右サイドの角度のない位置から道上選手が自ら切れ込んでシュートを放つも、GK正面。

84分 浦和L 猶本選手のミドルシュートは浮いてしまいます。

終盤はともに運動量が落ちて動きは少なくなったものの、両チームとも積極的なミドルシュートでゴールを狙います。

86分 浦和L 吉良選手~のスルーパスを白木選手がゴール前で受けますが、海堀選手がDFを使って2対1を作り、しっかり対応。

88分 INAC 鮫島彩→仲田歩夢

89分 INAC    自陣ゴール前で奪った澤選手から大野選手へ。大野選手がドリブルで持ち上がり、自らシュート。身体に当ててCKに逃れます。


89分 浦和L カウンターから、最後は左サイドで柴田選手が技ありのシュートでファーサイドを狙いますが、ボールは枠すれすれを飛んでゴールならず。



ここで試合終了⚽️


INACは6試合ぶりの勝利で、ホーム最終戦を無失点で終えましたビックリマーク


INACはこれまでのボールの失い方、点の奪われ方に比べて、自分たちのミスからボールを失う場面が教はほとんどなく、しっかりとリスクを考えながらも攻撃的な姿勢が最終的にシュートまで結びつく好循環が出来ていたように思います。

それも、選手同士の距離感やボールを離すタイミングなどが改善された結果なのかなと思います。澤選手と伊藤(美)選手のダブルボランチの呼吸や役割分担、2トップの高瀬選手と増矢選手の役割のバランスなど、組織の中で各選手の良さが出ていました。

試合後、松田監督(INAC)は

「手段にこだわりすぎた部分があって、球際の強とかスペースを作る部分とかを純粋に追求しようと整理して臨みました」

「ベースとなるフィジカルや気持ちの部分が、負けている時は空回りしていた印象があって、今日はその部分をシンプルに出すことを意識しました」

と話していました。

また、
「シーズンを振り返ると、スタートダッシュに成功したものの、後半で失速したという形ですが、シーズンを通してゲームの中で出来ることは増えました」

と手ごたえを感じさせるコメントもありました。

今日の勝利も、皇后杯に向けてチームが上向くきっかけとなるかもしれませんね目


浦和は終盤、乗松選手が高い位置をとって攻撃参加したり、吉良選手が中盤まで降りてきてゲームメイクするなど、ピッチを広く使おうとする意図も見えましたが、オーバーラップのタイミングや球際の競り合いにおいて競り負けてしまった印象でした。



他会場では、1日の ベガルタL vs 新潟Lの試合は4-4の壮絶な試合もドロー。この結果、優勝したベレーザ以下、2位新潟L・3位ベガルタ・4位INACが勝ち点9で並ぶことに(順位は得失点差)。5位ジェフ(6)、6位浦和(5)と続きます。


最終節の結果次第で順位が大きく変わる可能性もありますからね…。

今週末の締めくくりのゲームは、ぜひスタジアムで見届けましょう~お願い