味の素フィールド西が丘サッカー場で行われた日テレ・ベレーザ vsベガルタ仙台レディースの一戦へ⚽️
U-19女子アジア選手権で優勝したヤングなでしこに、4人の主力メンバー(隅田凜選手/籾木結花選手/清水梨紗選手/長谷川唯選手)を輩出したベレーザ。
首位INACとの差をひっくり返して逆転優勝するためには、まずこの上位対決の勝利は条件になりそうですね
一方、5連勝中と好調のベガルタは勝てば2位に浮上する大一番
雨が降る中キックオフした試合は、予想を超える壮絶な試合になりました
前半は、細かくパスをつなぐベレーザが押し込む展開に。
対するベガルタは手数をかけないサイド攻撃のクロスや、縦への早いパスなど、ダイナミックな攻撃で対抗。
唸るような回転がかかったボールがGK武仲選手の手を弾いてネットを揺らし、ベレーザが先制!⚽️1-0
ベガルタはボランチの川村選手を起点に、左の中野真奈美選手、FW有町紗央里選手のサイドからスピーディな攻撃でチャンスを窺います。
長身の選手が多く、セットプレーや空中戦でも迫力がありました。
38分 ベガルタのCK。中野選手の左足から放たれた柔らかいキックにサイドバックの坂井優紀選手が触って同点に追いつきます⚽️1-1
ベレーザは早い段階で動きます。
失点直後に籾木結花選手を投入。
しかし、39分。
ベガルタはカウンターから仕掛けると、高良亮子選手の ロングパスがクリアされてこぼれたところを川村優理選手の右足がジャストミート!
ゴール左隅に決まり、ベガルタが逆転⚽️1-2
嫌な流れを断ち切りたいベレーザですが、動きのタイミングが合わず、ラストパスがズレたところをインターセプトされてカウンターに持ち込まれるピンチも。
ところが、後半早々にそんな流れを断ち切る豪快なゴールを決めたのは、田中美南選手‼︎
籾木選手のアシストから、得点ランク2位のエースの意地が見える豪快なゴールでした⚽️2-2
さらに、52分には田中選手のアシストで籾木選手のロングシュートが決まり、ベレーザがあっという間に試合をひっくり返します
⚽️3-2
55分 ベレーザは上辻佑実選手から縦に抜けた原菜摘子選手にオシャレな逆回転浮き球パスが通り、原選手のクロスに3人が飛び込みますが、惜しくも合わず。
60分 籾木選手の巻き気味のシュートに阪口選手が飛び込んでネットを揺らしますが、これはオフサイドの判定。
しかしその直後、今度は左サイドの高い位置で受けた中里選手がボールをワンタッチで右にずらしてすぐさま右足を振り抜くと、綺麗な弧を描いたボールが逆サイドネットに突き刺さり、ベレーザがリードを2点に広げます⚽️4-2
65分、ベガルタは安本紗和子選手と井上綾香選手を投入。
72分、中里選手のパスを受けた籾木選手が左足で落ち着いて決めてベレーザのリードは3点に⚽️5-2
81分、ベレーザは荒川恵理子選手を投入。
直後には、籾木選手からのスルーパスを受けた清水選手がさらに逆サイドへのスルーパス。
裏に抜けた荒川選手のシュートは惜しくも枠の右へ。
ベレーザは86分に木龍七瀬選手を投入し、さらに押し込みます。
このまま、最後まで攻めたベレーザが5-2で勝利
全体の印象としては、ベレーザは正確なパスと素早い判断を11人が共有して数多くのチャンスを作り、さらにそのチャンスを決めるフィニッシュの精度の高さも光りました。
特に、右足の中里選手、左足の籾木選手という前線の2人のシュートの上手さは、このヤングなでしこ世代の技術力を象徴するようだなぁと
森栄次監督も「2人のシュートは、キーパーに言わせると取りずらいシュートと言っていたので、その言葉を信じて起用しました」と話していました。
中盤の原選手と阪口選手のボランチコンビは相変わらず豊富な運動量と余裕も感じさせるボールタッチで攻守を締めていましたね。
一方のベガルタは、ピッチを広く使ってスピードに乗った攻撃はさすがだなと感じました。特に前半の押し込んでいた時間帯の波状攻撃は見応えがありましたが、後半失点してからは失速してしまった印象です。
強くなった雨も、濡れたピッチをものともしなかったベレーザに味方したようでした。
ベレーザは他のチームよりも1日遅い日程でしたが、しっかりと勝ち点を重ね、首位INACの背中を視野に捉えた勝ち点4差で来週の首位攻防戦を迎えます
ブラインドサッカーのアジア選手権は日本が今日のマレーシア戦に2-0で勝利して、3勝1敗1分けという結果に
しかし、日本 vs マレーシア戦の前に行われた試合で、2位のイランが韓国に4-0で勝ち、リオデジャネイロ・パラリンピック大会の出場権を得られる2位以内が確定したため……
日本のパラリンピック初出場は叶いませんでした
ぐやじぃ…ですね
着実に実を結んできたブラサカ日本代表の強化。
しかし、日本がレベルアップを図っている時に、他国もレベルアップしていたんですよね。
実際、初戦の中国は、昨年の世界選手権で対戦した時よりもさらに個々が強くなっていると感じました。
でも、ヨーロッパでの親善試合を増やし、日本の武器である組織力を高めてきたその方向性は、ピッチに確かな跡を残していました。
4年後に向けて、再び新たなスタートラインに立つブラサカ日本代表に、引き続き注目していきたいと思います
まずは、明日の3位決定戦(vs 韓国)で勝利して、今後につながる大会にしてもらいたいですね
昨日のツーリングは…
横浜方面へのナイトランでした
向かった先は…
とある素敵なカフェ
いやぁ~ 最高の時間でした
詳しくは、後日更新予定のL'sHarleyにて