花
「松原渓のスポーツ百景」
連載中!
第31回は
ボクササイズの次はボクシング!


花花花花花


W杯初戦を1-0で勝利!!
勝ち点3を得て、幸先の良いスタートになりましたねうはー!

以下、試合の振り返りです。


相手はワールドカップ初出場、世界ランキング19位のスイススイス国旗


スタメンは、
      大儀見優季 安藤梢
宮間あや            大野忍      
      澤穂希 阪口夢穂

宇津木瑠美 熊谷紗希 岩清水梓 有吉佐織

      山根恵理奈

右サイドは有吉佐織選手と、中盤は大野忍選手。
左サイドバックには宇津木瑠美選手が入りました。
澤選手は代表出場200試合目、そして、男女通じて初の6大会連続出場達成!らぶーぽっ



スイスのスタメンで脅威となったのは、前線の2トップ。10番のバッハマン選手と11番のディッケンマン選手。


日本にとって課題だった試合の入り方ですが、スイスの前からのプレッシャーにも動じることなく、落ち着いた入り方ぽっ

前半11分、ディッケンマン選手から縦のスルーパスに抜けたバッハマン選手のシュートは、GK山根選手が倒れながら弾き出します。
日本はスペースを使った攻撃で徐々にチャンスを作り始め、宮間選手、澤選手のシュートなどでスイスゴールに近づきます。


そして、前半26分、大儀見選手からの浮き球に安藤選手が飛び出し、相手GKと交錯。ここでPKを獲得!!!
キャプテンの宮間選手が冷静に左隅に決めて、日本が先制!サッカーボール1-0
分かっていても取れない左墨のコースに落ち着いて決めるメンタルの強さ、さすがですラブ

飛び込んだ事で負傷した安藤選手に代わって、菅澤優衣香選手が2トップの一角に。

ここからスイスのロングボールを多用した猛攻が始まりますが、日本は隙のない守備でスペースを与えず、次々に放り込まれるクロスにもしっかり対応。
澤選手の機を見た積極的な飛び出しも見られましたが、相手に厳しくマークされた中での中盤でのゲームコントロールはさすがでした。

全体的にパススピードも問題なく、人工芝への対応も速かったですねラブ


36分、左サイドの宮間選手のピンポイントクロスを受けた阪口選手のシュートは相手にブロックされますが、こぼれ球を拾った大野選手が右サイドからのクロス!
波状攻撃で脅かします。

39分、左サイドを突破した宮間選手のクロスに大儀見選手がダイビングヘッドで飛び込みますが、僅かにタイミングが合わず。

43分、左サイドをバッハマン選手が突破し、ミドルシュート!
強烈なシュートが日本ゴールを襲いますが、僅かに枠の左。


1-0で前半を折り返し、後半へ。


後半の入り方も、日本は焦らずにボールを落ち着かせながらゲームをコントロール。組織力が光り、アルガルベカップ、壮行試合などで上がった課題はしっかりと消化されている印象です。


後半、なんとしても点が欲しいスイスはロングボールで押し上げてきますが、日本は狭いスペースでも相手のプレッシャーをいなします。


後半9分、スイスはバッハマン選手が中盤で奪ってドリブルで独走。
GKも含め3人が抜かれますが、最後は角度のない位置まで追い込み、なんとかクリア。
一番危険な場面でしたねがーん

後半11分 澤穂希⇒川村優理



後半、スイスの攻撃ではバッハマン選手のドリブルが脅威になっていました。
CL出場経験も豊富な攻撃の要、ディッケンマン選手の多彩なスルーパスも怖かったですね。

とはいえ、少しずつ全体的にスイスの運動量が落ちてきた中で、日本も駆け引きの中でチャンスを作ります。
後半23分、菅澤選手の狙い澄ましたシュートが右ポストを叩く場面も。


後半29分、スイスのCK。
高いボールを山根選手がこぼしますが、ここはなんとかヘディングでクリア。

後半33分、右サイドを突破されシュートまで持ち込まれますが、右サイドネットの外ぶ~

後半44分、大野選手⇒川澄奈穂美選手


アディショナルタイム、スイスの攻撃。ペナルティエリア内でバッハマン選手が打ちますが、これはバーの上。
胸を撫で下ろしました汗
アディショナルタイムの3分間を凌いだ日本が、W杯初戦を勝利でスタート!!!うふ


決して簡単な試合ではありませんでしたが、時間帯とスコアや相手の出方などを考慮した上でのゲームコントロールには、日本の良さが表れていたと思います。
ディフェンディングチャンピオンとしての力も、特に守備面では見せられたのではないでしょうかcandy☆


一方、気になった点としては、30分を過ぎてから中盤のパスミスが目立ったこと。選手交代で中盤が変化した後の連携が落ち着かなくなったように見えました。
確実につなぐところで、相手の守備を予測できずにミスになる・・・そういった場面では、より集中して対応したいところ。


次節は、カメルーン戦カメルーン
日本時間の13日11:00~ キックオフ!サッカーボール

エクアドルを6-0で下した攻撃力には要注意ですねcandy☆



この後、TBSラジオ荒川強啓のデイ・キャッチに出演します!
時間は大体16:30~17:00の30分間になりそうです。
セルジオ越後さん、松木安太郎さんとご一緒させていただきます。
ぜひ聴いてくださいねcandy☆