なでしこリーグエキサイティングシリーズ第3節
アルビレックス新潟レディース vs INAC神戸レオネッサ

@新潟市陸上競技場(新潟県)

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なでしこリーグは今日から再開アップ

両チームとも、アジア競技大会から帰国した代表組が合流。

新潟はアメリカ女子リーグ(NWSL)からティファニー・マッカーティ選手が合流し、トップに張ります。なでしこジャパンからはセンターバックの北原佳奈選手が合流。

INACは同じくゴーベル・ヤネズ(以外ベブ)選手が合流。2トップに京川舞選手とベブ選手、高瀬選手が左サイドに入り、右サイドに川澄選手が入る4-4-2。


試合は序盤、新潟が前からプレスをかけてINACのパスミスを誘い、セカンドボールも独占して流れを引き寄せます。
前線では佐伯彩選手のキープが効いていました。ティファニー選手は昨年、リーグ終盤戦や皇后杯でもスーパーゴールを決めているだけに、INACも粘り強くマーク。


INACは中盤の選手も下がって対応し、苦しい序盤の時間帯を凌ぐと、その後は右サイドの川澄選手が起点となり、クロスやドリブルを使い分けてチャンスメイク。

ベブ選手が中盤まで下りてきて、新潟のプレスをかいくぐる場面も。

川澄選手とベブ選手、2人が入ったことにより攻撃に躍動感が生まれましたが、存在感の違いは、フリーで受ける動きや、パスの強弱、サイドチェンジ(逆サイドまで見えている)などによく表れていると感じましたDASH!


そして、36分。

右サイドで川澄選手がインターセプトすると、すかさず左サイドにクロス。
高瀬選手がすべて予測していたかのような動き出しを見せ、GKとの1対1を制して先制⚽️0-1


3分後には、再び川澄選手のクロスにゴール前で高瀬選手が落とし、最後はベブ選手が頭で押し込み⚽️0-2


流れを掴んだINACは42分にも、右サイドPAエリア手前からのFKの場面で、渡辺彩香選手の左足のキックが競り合う選手の間を抜けて逆サイドネットを揺らし⚽️0-3

試合後に選手の話を聞くと、今日は風が強かったため、風向きも一つキーになっていたそうです。
前半、風上に立ったINACが6分間で3ゴールを決め、後半へ。


後半、コートチェンジで風上に立った新潟が激しいショートカウンターを浴びせます。


上尾野辺めぐみ選手がテクニックと変幻自在のキックでゲームメイク。
タッチライン沿いで繰り広げられた川澄選手との幼なじみ対決も見応えがありましたにひひ


そして、後半10分。

INACはバックパスの場面で、バウンドが予想外の変化を見せ、そのままゴールへ。新潟が1点を返します⚽️1-3


さらに、後半21分には、左サイドを突破した佐伯選手がドリブルで中に抉り、押し込む形でオウンゴールを誘い⚽️2-3‼︎


残りの30分は次の1点をめぐり、両チームの激しい攻防が繰り広げられました。


新潟は上尾野辺選手のCKが逆サイドポストを叩いたり、サイドバックの小原由梨愛選手の突破からのチャンスも。


INACは交代で入った増矢理花選手が前線で起点となり、鋭いターンやスルーパスで惜しい場面を演出。
ベブ選手との身長差は13センチ(!)と、コントラストのある2トップになりましたが、コンビネーションの良さも感じられました。


そして…
スコアは動かないまま、試合終了の笛。


1点差のゲームをものにしたINACが貴重な勝ち点3を得て、暫定3位に浮上目


他会場では、レッズレディースがジェフレディースを下して暫定首位に浮上アップ


明日は日テレベレーザ vs 湯郷ベルの上位対決がありますメラメラ


1試合でガラリと順位が入れ替わるだけに、目が離せまへん叫びアップ


日帰りのため、新潟グルメは満喫できず~カゼしょぼん