衝撃的な結末でしたね…。


ワールドカップ準決勝 ブラジルブラジル vs ドイツドイツ


コーナーキックから生まれたドイツの先制ゴールは11分。
ミュラー選手がサッカーボール0-1

これで攻めなければならなくなったブラジルが前がかりになり、その裏にできたスペースをうまく使ったドイツのパスワークが試合を支配していました。

2点目は23分、右サイドでミュラー選手から始まった攻撃。
中でクロース選手、ミュラー選手がボールに関わって、最後はクローゼ選手がワールドカップ歴代通算単独トップとなる16点目のゴール!!サッカーボール0-2


さらに、その1分後にはサイドからのクロスをクロース選手がダイレクトボレーで決めて3点差にサッカーボール0-3


全世界で、この展開を予想した人はいないでしょう…。
まさかの展開となりましたおののくおののくおののく


攻撃の要であるエースのネイマール選手、守備の砦のキャプテン、チアゴ・シウバ選手という2人の主力を欠いたブラジルでしたが、その不在も響く形になってしまいました…。


連動したブレスをかけてボールを奪い、パスワークで崩し、人数をかけた攻撃からのドイツの完璧な崩し。試合の流れを的確に読み、ブラジルのバランスの変化と隙を見逃さずについたドイツの組織力が素晴らしかったです。
中でも、クロース選手、ケディラ選手のボール奪取や展開力など、中盤で何度もボールをカットしていたのが印象でした。


26分に、パスミスをクロース選手が奪ったところから、あれよあれよという間に4点目が入りサッカーボール0-4。


29分にはカウンターからケディラ選手とエジル選手の連携からケディラ選手が決めてまさかの5点目サッカーボール0-5



2点目からわずか6分間で4ゴール。
サッカーって本当に、何が起こるか分からないものですね。



スタンドでは涙を流すサポーターの表情が映し出され…
黄色と緑で彩られたスタンドが溶け出していくような悲しみが伝わってきました。


後半は2人を替えたブラジルが猛攻を仕掛けるも、ノイアー選手の壁のような安定感が立ちはだかり…
フラジルがボールを持つと、持ち味を出せない母国を叱咤するかのような盛大なブーイング。


一方、カウンターに切り替え、虎視眈々とスペースを狙い続けていたドイツは後半24分。
右サイドのラーム選手がフリーでグラウンダーのクロスを通すと、交代で入ったシュールレ選手が決めてサッカーボール0-6

さらに、後半34分、フリーで走っていたシュールレ選手がカウンターからジュリオ・セーザル選手の頭上をつく鮮やかなシュートを決め、リードは7点にサッカーボール0-7
今大会でスーパーサブの役割を見事にこなしているシュールレ選手の活躍も、ドイツの選手層の厚さを物語っていますね。



終盤は無理な攻めをせずに無失点を貫いたドイツが危なげなく試合を終わらせるかという流れでしたが、カウンターのカウンターからオスカル選手が決めて、一矢報いるも、直後に試合は終了。


7-1でドイツが決勝進出!!きらきら


終盤はドイツに対する声援も大きくなり、良いプレー、良いサッカーにはリスペクトを込めた声援を送ったところに、サッカー王国の矜持も見えました。


ブラジルは攻めたがゆえの失点。
前半が0-0であったなら、この2失点もなく、最後まで分からない展開が続いていたでしょう。

それだけに、得点差が実力差とは思いませんが、ゴールまでの崩し方の組織力(美しさ)に加え、ブラジルが18本のシュートを打ったのに対し、14本のシュートのうち7本を決めたドイツの決定力は今大会のドイツの強さを表していますねきらきらきらきら


このような形でのブラジルの敗退は、まだ信じられませんがぐすん


決勝進出のもう1チームが決まるのは、明日の早朝。
アルゼンチンアルゼンチン国旗 vs オランダオランダの勝者がもう1つのファイナリストとして、ドイツと対戦することに。

南米開催の大会でヨーロッパのチームが優勝したことはないという記録がありますが、そのジンクスの行方も気になるところです。


それでは朝の散歩に行ってきます!!手描きふうクローバー
みなさんも、良い一日を幸せ