2011年ワールドカップ決勝以来の劇的な勝利!!投げKISS


今日はアジアカップ準決勝サッカーボール
2勝1分でA組首位通過のなでしこジャパン日本なでしこは、B組2位の中国と対戦中国

緊張感溢れる120分間でした。


サッカーボールGK 福元美穂
サッカーボールDF 有吉佐織 岩清水梓 川村優理 宇津木瑠美
サッカーボールMF 中島依美 澤穂希 阪口夢穂 宮間あや
サッカーボールFW 高瀬愛実 川澄奈穂美


日本は澤選手と阪口選手がボランチを組み、宮間選手と中島選手が両サイドに、川澄選手、高瀬選手の2トップ。

立ち上がりから積極的に来る中国に対し、なでしこジャパンがパスを繋いでプレッシャーをいなし、チャンスを作り、そのまま中国が徐々に引いて日本ペースに。
しかし、中国もカウンターから危険なシュートを打ってくる場面もあり、守備陣が身体を張り、守護神の福元選手も安定したセーブが光りました。

45分、宮間選手が中に切れ込んで落としたボールを阪口選手が縦にくさびのパスを打つと、受けた川澄選手が反転からシュート!
見事なシュートが相手ゴールを遅いましたが、わずかにゴール上ぐすん

後半は、高瀬選手の1トップで宮間選手が1.5列目(トップ下)に入り、川澄選手が左サイドに。

そして、待望の先制点は後半7分。

日本のCKの場面。
宮間選手が蹴る前に走り出した選手がいました。

それは、澤選手!10

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まさに、2011年女子W杯決勝戦の延長後半ロスタイムのゴールを彷彿させる飛び込み!!
角度のない位置から澤選手が頭で逸らしたボールがネットを揺らし、日本が先制びつくり byaimoきゃ
サッカーボール1-0

宮間選手と澤選手、2人の呼吸が生んだゴールに、ぞわ~っと鳥肌が立ちましたにひひ

その後も、予選とは格段に違う緊張感のある駆け引きの中で互いに決定機を作り合い、時間が経つのがゆっくりにも感じられましたウキャー!

そして、後半35分。
ミスから攻め込まれ、ペナルティエリア内で相手キックが中島選手の手に当たってしまい、PKを取られおののく
相手に決められ振り出しにサッカーボール1-1

後半38分 澤穂希⇒吉良千夏
後半42分 中島依美⇒木龍七瀬

ロスタイムの4分が過ぎ、試合は延長に突入。

その延長開始早々、FKから最後は川澄選手のシュート!これはGK正面。
延長前半5分。
右サイドで相手FWにボールを奪われるものの、しっかりとニアを閉めていた福元選手が弾き出し難を逃れます。

延長後半5分 木龍七瀬⇒菅澤優衣香

厳しい時間帯にも関わらず、川澄選手と宇津木選手の献身的なカバー、豊富な運動量が相手のカウンターのピンチから日本を救っていました。

試合終了間際の延長後半17分。
菅澤選手が浮き球を受けて判定しながらのボレーシュート!
見事なシュートが枠を捉えましたが、GKに弾き出されPKに。

ここで、相手が1人退場。その数分前にイエローカードが2枚出ていた選手が退場にも関わらず見逃されているという、判定ミス。

そして延長後半ロスタイム。
宮間選手のCKにヘディングで合わせたのは岩清水選手!!
サッカーボール2-1


逆境に強いなでしこジャパンらしい、粘りのゴールでした。
次の瞬間に試合終了の笛が吹き、なでしこジャパンの決勝進出が決定ラブ


印象に残った点としては、中盤の澤選手と阪口選手のボランチのバランスの良さと、センターバックの川村選手の安定感。川村選手は試合毎に成長して安定感が増しているように思います。
前半は左サイド、後半はトップ下でプレーした宮間選手のゲームメイクもさすがでしたきらきら
2ゴールは宮間キャプテンの正確なCKから。
また、大儀見選手不在の中、チャンスメイクで決定的な働きをしていたのが川澄選手しゃきーん
相手の厳しいマークにも関わらず、判断の早さとボールキープの上手さはさすがでした。また、試合を通してサイドを何度も上下してディフェンスも手を抜かず、延長後半に入っても長い距離をドリブルしたり、クロスの精度も落ちず、相手にとって最も危険な存在だったと思います。

一方で、判定に関しては正直不満も残ります。
相手のラフなプレー(特にヘディングの競り合いにおいて、明らかにボールではなく頭にぶつかっていた)に対する甘い判定、延長後半の退場を見逃したシーンなども、日本にとっては逆境と言えるものでした。
誰も怪我をしなかったのが救いですcandy☆


見事に自力で120分の激闘の末に勝利を勝ち取ったなでしこジャパンの劇的な勝利!!
最高の夜になりました投げKISS


決勝戦は25(日)22:15(日本時間)キックオフサッカーボール