昨日はなでしこリーグ第2節花
INAC対ベガルタ仙台レディース@ユアテックスタジアム仙台戦に行ってきましたあっ

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ホームのベガルタレディースは、昨年までSBでの出場が多かった(INACでは左SB)高良亮子選手がトップに入り、左サイドバックには新加入の浜田遥選手。
全体的に長身の選手が多く、小柄な選手が多いINACとは体格面でも対照的でした。

一方、前節の敗戦から切り替えて臨んだINACでしたが…

前節負傷した南山千明選手は帯同せず、ダブルボランチ気味に澤穂希選手と中島依美選手が並び、トップ下には初スタメンの増矢理花選手。


序盤からベガルタレディースが高い位置からプレッシャーをかけ、INACのミスを誘います。
球際の強さは、身体の強さにも比例しているように感じました。
しかし、前節からの修正点の一つとして「テンポ良くパスを回すことを意識した」(前田監督)というINACが徐々にペースを握ります。

両チームともサイドバックが高い位置を取って裏の取り合いのような形になり、サイドからチャンスを作るものの、決定機はなかなかゴールにはつながらず…

前半は0-0で終了。


そして、後半は「攻め急いでしまう場面が多かった」(前田監督)というINACに対し、ベガルタレディースが主導権を握り、何度もゴールに迫ります。セットプレーも脅威になっていました。


後半4分、小野瞳選手のシュートは海堀選手がパンチング。
後半10分、小野選手が左サイドで2人を引きつけてフリーの田原のぞみ選手にパス。田原選手のシュートは僅かに左。
15分のシュートも海堀選手がパンチング。

しかし、ついに均衡が敗れたのは試合終了間際の後半43分。


途中出場の井上綾香選手のスルーパスを受けた小野選手が海掘選手との1対1を制して先制!サッカーボール1-0

そして、間もなく試合終了の笛。

ベガルタレディースベンチの前には歓喜の輪ができました。昨年までキャプテンを務めていたコーチの下小鶴綾さんや、おなじく昨年引退された天野実咲さん(ベガルタLスタッフ)の目に浮かんでいた涙も印象的でした。


一方、INACにとっては後半は流れを掴めない中で耐える時間帯が多かっただけに、試合終了間際のゴールはずっしりと重くのしかかりましたね…。

とはいえ、試合後に高瀬キャプテンに話を聞くと、

前節よりも前からいけて出足が良くなったことなど、試合の中で改善も見られたこと。
一方、攻撃のコンビネーションを意識しすぎてシュートを打つタイミングが悪かったり、パスの疎通などの課題が明確になったこと、後半は縦に急ぎすぎたことなど、課題はチーム内でしっかりと共有できているようでした。
口調は明確で、すでに次の試合に向けて気持ちを切り替えることができているようでした。

前田監督は、ミスの出る場面や噛み合なかった部分を指摘しつつ、前節からポジションを調整して役割をはっきりさせたことや、前節よりもパスのテンポが上がったことなどの収穫も話していました。

中盤でチームの攻守の舵をとる澤選手も、チーム全体を見据えたバランスの部分での課題を修正したい、と話し、
「厳しい言い方にはなりますが、若い選手は若い選手なりに感じていると思いますし、アクティブに積極的にやるという”らしさ”を忘れずにやってほしい」
と、アドバイスを送っていましたcandy☆

一つ一つ積み上げていく中で見える課題や”感情”も、圧倒的な試合運びをしてきたこれまでは感じることのできなかったもの。
試合を外から見ていても、チームの成長過程を見られるということは幸運なことかもしれない、と改めて思います。


他の会場では、ジェフレディースが菅澤優衣香選手のハットトリックで湯郷Belleを4-2と下し、前節勝利同士のアルビレックス新潟レディースと日テレ・ベレーザは0-0のスコアレスドロー。


今日はASエルフェン埼玉 vs FC吉備国際大学Charme@川越運動公園陸上競技場(埼玉県)
伊賀フットボールクラブくノ一 vs 浦和レッドダイヤモンズレディース@上野運動公園競技場(三重県)

の2試合が行われますサッカーボール

手描きふうクローバー手描きふうクローバー手描きふうクローバー手描きふうクローバー手描きふうクローバー


帰りに、仙台駅の「喜助」で牛タンを食べて帰りましたうしし!

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牛タンといえば、テールスープ!
旨味とコラーゲンがぎゅっと詰まったスープ。

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牛タンは分厚くて歯ごたえがあり、ひと噛みごとに味わい深く、これまでにない牛タン体験でしたラブ