昨日はプーマカップ決勝戦/3位決定戦が代々木第一体育館で行われましためひょんぼ

その中で、「スペシャルチャレンジマッチ~ プーマ フレンズ&なでしこDREAMSに挑戦しよう!」
や、トークショーなどのイベントも行われました。


福田正博さんと中山雅史さんによるスペシャルトークショーのMCを務めましたが、現役時代のお2人のエピソードや、お互いのプレーの印象など様々なお話が聞けました幸せ
1学年違いのお2人が代表で遠征の際に、ブエノスアイレスの街を、先輩の洗濯物を持ってコインランドリーを探していた話など、微笑ましく貴重なエピソードも。
お互いのプレーの印象については

自分のことをよく分かっていて、中山(選手)にしかできないことをやり続けたから、これだけ長い間プレーをし続けられた。立派ですし、子供達も(中山さんのような選手を目標に)夢を持てるのでは?(福田さん)

(福田選手は)大学の時から、ちょっとしてピカッと光るプレーをしていました。中央大学の時に、2タッチで相手を抜いてゴールを決めたシーンは忘れられません。点をとる感覚に優れた選手でした(中山さん)

と話していました。
サッカーをやっていてフットサルに通じるところについてのお話も面白かったですね!

福田さんは、アルゼンチンではある年齢まではフットサルしかやらないということを例にあげて、技術を身につけるためにフットサルが重要であるということを分かりやすく説明してくださいいました。
日本人はフィジカルがあまり強くないから技術力で勝負しなければいけないということ。日本を代表する香川真司選手も「技術力」で世界に通用する選手であるということ。ただ、フットサルではスライディングやヘディング、コンタクトの機会が少なく、サッカーではそれも大事な技術になるので、将来サッカー選手を目指す子供達は、両方を平行してやっていかなければいけないということ。

中山さんは
フットサルは人数が少ないので1対1の局面が多く、試合の行方を左右してくるので、そこの責任感を持つことの重要性について。また、ボールの動きが速いのでポジショニング移動をしっかり確認することと、サッカーでよりピッチが大きくなると攻守の切り替えがより重要になってくるため、フットサルでもそういった技術、ポジショニングの意識を植え付けられるかが大事、というお話をしていました。

観戦する際にもとても参考になりそうですよねきらきら



その後、決勝戦!
昨シーズン8連覇を達成した王者、名古屋オーシャンズ(以下:名古屋)。対するのは、初の決勝進出を果たしたエスポラーダ北海道(以下:北海道)。準決勝では9-1でペスカドーラ町田を撃破し決勝戦へ駒を進めた北海道ですが、一方、大会のディフェンディングチャンピオンの名古屋は準決勝でバルドラール浦安を11-1で破り、2年連続国内3冠に王手をかけています。

南葛シューターズの(吉川)綾乃とみーちゃん(倉科美加ちゃん)と一緒に観戦しました目

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リーグ戦では名古屋に4戦4敗と負け越している北海道ですが、そんな力の差を感じさせないほどの積極的な攻めの姿勢が印象的でした。

王者オーシャンズが前半から猛攻をしかけます。中山雅史さんも注目していた森岡薫選手のシュートを皮切りに卓越した個人技で次々とシュートを放つと、12分にラファエル サカイ選手のロングボールから北原亘選手のゴールで均衡を破ります。

さらに前半18分、オーシャンズのショートカウンターから、ラファエルサカイ選手がシュート!バーに弾かれますが、そのボールを拾った北海道のカウンターがはまり、最後は室田翔伍選手のゴールで降り出しに‼︎

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切り替えの速さが求められるフットサルならではのゴールに会場が沸きました♪


さらに‼︎
前半残り数秒というところで、阿部恭也選手が中央を上がり、スペースがほとんどない中で、GKの右下の針の穴を通すようなゴールを決めて北海道が2-1とリード⚽︎

しかし、ありとあらゆる状況を経験してきた百戦錬磨の王者がこれで引き下がるとも思えませんでした。
勝負所を見極めた冷静な試合運びを見せると、後半4分、ゴール前の混戦からのこぼれ球を渡邉知晃選手が押し込んで再び試合を降り出しに!⚽︎2-2

その後はしばらく一進一退の時間が続きますが、均衡が破れたのは後半14分。
名古屋がキャプテン吉川智貴選手のゴールで2度目のリードを奪います。⚽︎3-2


それでも、流れは北海道。
ベンチまでが一体となった一体感、結束力。
多彩な攻撃で王者に一歩も引かず、全員が1対1で果敢に仕掛ける精神力も素晴らしかったです。


しかし、終盤の17分には名古屋のシンビーニャ選手がゴール前で縦パスを絶妙に浮かせてGKのタイミングを外してボレーを叩きこみ、ダメ押しの4点目。

北海道は最後はパワープレーに出るも、名古屋の牙城を崩すことはできず。


4-2で名古屋オーシャンズの連覇&2年連続国内3冠が決まりました王冠きらきら


試合全体の印象としては、名古屋オーシャンズは一人一人の技術とフィジカルが圧倒的で、キープ力やシュート技術にはさすがに日本一の風格を感じました。また、たとえ負けている試合でも、そこから絶対に逆転勝利できるという圧倒的な自信が伝わってきましたね。

一方のエスポラーダ北海道は、体格のハンデを組織力と運動力で上回るべく、速いボール回しが成功していて、足元の技術は名古屋に勝るとも劣らないものを感じました。最後の一歩まで妥協しない姿勢も素晴らしかったですし、若手とベテランが見事に融合していると感じました。

特に素晴らしかったのは、GKの関口選手。
大柄ではなく、むしろ華奢にも見える体格ですが、反射神経と、両足を使ったフィードの正確さはすごかった!ここぞという場面で何度もチームを救っていて、それが王者相手に1度はリードするという流れにつながっていました。



4000人を超えるお客さんと一緒に、決勝戦のドラマを見て、その余韻にひたった一日でしたにこぺろっ