今日はまさに「スポーツの秋」イベント満載の一日でしたね天使の羽(左)" border="0" />

国立競技場(東京)ではナビスコカップ決勝戦、浦和レッズ浦和レッズ×柏レイソル柏レイソルが行われましたsoccer
2019年のラグビーW杯と2020年東京五輪のため改築を控えているため、現在の国立競技場で行われるナビスコカップは今年が最後。
毎年、2チームのチームカラーで鮮やかに彩られたスタンドが壮観ですが、今年は赤と黄色で彩られた画に見とれましたぽっ


また、秩父宮ラグビー場(東京)ではラグビー日本代表 vs ニュージーランド代表戦がラグビーボール
2011年ワールドカップ(W杯)覇者で世界ランキング1位のオールブラックスの伝統の儀式「ハカ」、一度生で見てみたいですきらきら

そして、夜は読売ジャイアンツと東北楽天ゴールデンイーグルスの日本シリーズ第6戦野球
楽天は日本一に王手をかけ、田中将大投手と巨人の菅野智之投手の投げ合いの結果は…
巨人が勝利し、泣いても笑ってもこの試合で勝負が決まる第7戦に持ち込まれましたね!



そして、神戸ではなでしこリーグ第17節が行われていましたsoccer
INAC神戸レオネッサ vs FC吉備国際大学Charme@ノエビアスタジアム神戸[みんな:04]<br /><br /><div align=photo:01


INACのホーム最終戦に集まったお客さんは4314人アップ
だいぶ涼しくなりましたが、寒くもなく、ちょうど良い気温の中キックオフ[みんな:05]

INAC神戸レオネッサ(以下INAC)は、先週の試合で背中を痛めた近賀ゆかり選手と、韓国女子代表でカナダ遠征から帰国したばかりのチ・ソヨン選手が欠場。

中盤は澤穂希選手、南山千明選手、中島依美選手がトライアングルを構成し、左サイドバックには渡辺彩香選手が2ヶ月ぶりにスタメンに名を連ねました[みんな:06]



一方、FC吉備国際大学Charme(以下シャルム)は、18歳から23歳までの大学生(大学院生2名を含む)48名の選手が所属。

昨シーズンチャレンジリーグを勝ち抜き、今シーズンなでしこリーグに初の大学生チームとして参戦したシャルム。
大学生らしいあるひたむきさや運動量を前面に出して戦い、前期は勝てない試合が続いたものの、後期に入ってからは、強豪相手に先制する試合も増えてきて、選手個々に自信も見えてきました。

…しかし、現在入れ替え戦に回る9位のシャルムは、残留圏内に入るためには2試合で勝ち点4以上を得なければならず、この試合でもINACに引き分け以上という厳しい条件。

そんな中、シャルムの太田真司監督は
「(INACに対しては)ダメで元々、と考えて、チャレンジできるワクワク感を持たせることを意識しました」。
その言葉通り、チャレンジ精神で恐れずラインを下げない守備で挑んだシャルムは、前期の対戦(0-6でINACが勝利)に比べて、チャンスの数も増え、4分には杉田亜未選手のロングシュートがバーに当たる場面も。INACも川澄選手のクロスからヤネズ選手のヘディングなどでゴールを脅かしますが、シャルムのハードワークが実って前半を0-0で折り返します。

しかし、前半からボールを支配しつづけたINACが後半も多彩な攻撃でシャルムの守備の穴をつき、徐々に、確実にゴールに迫って行きます。

そして、ついに試合が動いたのは50分。

中島依美選手のクロスをゴーベル・ヤネズ選手が高い打点で押し込み先制サッカーボール" border="0" />1-0

74分には右サイドを突破したベッキー選手のクロスに、再びヤネズ選手!
組織で守られても、高い個の能力で打開できるところは、INACの強みですねしゃきーん
ヤネズ選手は、得点ランク独走の15ゴール目!サッカーボール2-0

さらに、87分には中央をドリブルで持ち上がった田中陽子選手が右サイドに展開すると、走り込んだフリーの川澄選手に渡り、最後は中央の京川舞選手!「ゴールにパスをする」ような、華麗な連携で崩しきったゴールでサッカーボール3-0

圧巻の4点目は、試合終了間際の89分。
右サイドでボールを持った川澄選手がドリブルで運び、ペナルティエリア右外からロングシュート!
これが逆サイドネットに突き刺さり、サッカーボール4-0

前半こそ無得点で折り返したINACでしたが、焦ることなく、後半は連携の強みと個の強さをバランス良く使い分けて得点を重ねる見事な試合運びでした。


心配なのは、前半に足首の負傷で交代した澤穂希選手泣

そのまま病院に運ばれたそうで、診断の結果は「右足関節靭帯損傷」。
全治は4週間~6週間の見込みだそうです。
交代した時にあまりにも痛そうだったので、心配でしたが…一日も早い完治を祈るばかりです。


一方、敗れたシャルムはこれで9位がほぼ確実となり、入れ替え戦に回ることが濃厚になってきました。

とはいえ、果敢なチャレンジは形になってきていると感じましたし、1シーズンを通して着実に進化していることを感じさせてくれる90分間でした。
今シーズンはこれから皇后杯やインカレもありますし、まだまだ進化を見せてほしいと期待します天使の羽(左)


芽芽芽芽芽


INACにとってはホーム最終戦ということで、試合後にはチームからサポーターの皆さんへの挨拶と、スポンサーへの感謝を伝える式が行われました。

photo:04




選挙演説風に始まった川澄キャプテンの挨拶に、会場では笑いとざわめきが起こっていましたねにひひ

ボケやノリツッコミからみんなをまとめる役まで、幅広くこなす川澄選手の新ネタ⁉︎
ピッチの中でも外でも、本当にエンターテイナーですよね[みんな:02]

ゴール裏のサポーターの方々の集まるスタンドには、こんな横断幕が[みんな:02]

photo:02



試合はまだ続きますが、サポーターの皆さんも一年間お疲れ様でした!


シャルムも地元から多くのサポーターが駆けつけ、ゴール裏にはなんと、選手全員(46人)分の横断幕が‼︎‼︎

photo:03




壮観ですねアップ

サポーターの皆さんが作ったものだそうで、吉備国際大学OGの磯金みどり選手(INAC)の分も作って、ご本人に渡したそうです。

どのチームにも言えることですが、心のこもった横断幕は、選手にとっては戦う原動力になっていると思います。
苦しい時間帯に、自分の横断幕が目に入ったら…目目

ノエスタでのレポート納めということで、今シーズン度々ピッチレポートでご一緒させてもらった林智美さんとパチリ

photo:05




来週は、今シーズンのリーグ戦最終節[みんな:03]INACはアウェイ(宮崎県総合運動公園陸上競技場)でジェフ市原・千葉レディースとメラメラ

シャルムはホーム(岡山県津山陸上競技場)で日テレ・ベレーザとメラメラ

IWCCの出場権を得られる注目の2位争いや、得点王争いなど、見どころ満載の最終節も、スタジアムで一緒に応援しましょう音譜