今日はなでしこジャパンの欧州遠征 イングランド戦サッカー
@バートンアポントレント・ピレッリ・スタジアム
が行われ、なでしこジャパンは日本イングランドイギリス(FIFAランク7位)のホームに乗り込みましたしゃきーん



イングランドはロンドン五輪以降の7戦無敗と、勢いがあり、これまでの対戦成績も日本の0勝1分2敗と、未だ90分での勝利がない相手。
ドイツW杯でのグループリーグ第3戦目での敗戦(0-2)の衝撃は未だに忘れられません。

なんとしても勝ちたい一戦。

澤穂希選手がケガで離脱したボランチの穴を埋めたのは、これまでセンターバックを務めてきた熊谷紗希選手。元々はボランチでプレーしていたこともあり、攻撃時のビルドアップも熊谷選手の持ち味。特に、縦パスを入れるタイミングの良さと正確さは、ボランチに欠かせない素質だなぁと感じますきらきら
センターバックにはベガルタ仙台の長身CB、長船加奈選手が入りましたcandy☆


スタメンは以下(敬称略)。
花GK 海堀あゆみ
花DF(右から)有吉佐織、岩清水梓、長船加奈、宇津木瑠美
花MF(右から)安藤梢、熊谷紗希、阪口夢穂、川澄奈穂美
花FW 大野忍、大儀見優季



花花花花花


ドイツW杯のメンバーが中心となったスタメンで、安定したパスワークを見せる日本。
序盤から足元でリズム良く繋ぎチャンスを作ります。


イングランドも、ドイツW杯で日本を苦しめたベテランのヤンキー選手を中心に、身体の強さとスピード+テクニックを生かし手数の少ない攻撃で日本ゴールを脅かします。

前半の危険な時間帯を凌ぐと、前半22分、23分、32分といい形を作って日本がシュートまで持ち込みます。…が、決定機をものにできず。


一方、前半終了間際の41分…。
一瞬の隙をつかれ、ダイレクトパスでDFラインの裏を取られ、綺麗な形で崩されて失点ウキャー!

日本が圧倒的に攻めていた時間帯だけに、守備が手薄になっていたところで少ないチャンスを決められてしまいました。

1点ビハインドで後半へ。


後半は安藤梢選手選手に代わって中島依美選手が入ります。


しかし、効果的な縦パスはなかなか入らず…
大儀見選手が中盤の低い位置まで下りてパスを要求するシーンが目立ちました。
イングランドの寄せは早く、2列目の飛び出しから裏をとられる場面も。
日本のストロングポイントを徹底的に研究しているのが伝わってきました。



日本は後半19分に宇津木選手に代わって上尾野辺選手を投入。
しかし、それでもイングランドが球際で強さを見せ、なかなか主導権を取り戻せませんはにわ



しかし…試合が動いたのは後半31分。
中盤で相手のミスを逃さず奪った大野選手が起点となって前線でタメを作って味方の上がりを待ち、右サイドを駆け上がった大儀見選手に相手DF3人が気が取られたところで、左サイドに走り込んだ川澄選手へのパス!!
これを川澄選手が落ち着いて決めて、試合を振り出しに戻しますラブ
左サイドの川澄選手と大野選手の連携は、やはりなでしこジャパンの一つの武器ですねきらきら


このゴールで日本が再び流れを取り戻し、後半40分には岩渕選手と丸山選手を投入。
狙うはもちろん逆転ゴール!!!G


さらに、後半36分。
中央の大儀見選手から右サイドを駆け上がる中島選手にパスが通り、中島選手が角度のない位置から打ったシュートが右ポストをたたく場面も。
惜しい!!きらきら


44分には相手セットプレーから日本ゴールネットが揺れ…おののく
背筋が凍りましたが、これはオフサイドの判定。

アディショナルタイム3分は日本が最後まで攻めつづけましたが、スコアは代わらず、1-1で試合終了。

喉から手が出るほどほしい勝利は得られませんでしたが…アウェイということを考えれば、1-1はもちろん悪くない結果ですねキラキラ

日本が落ち着いて攻撃を組み立てる時間帯も多かったものの、相手のプレッシャーに苦しむ時間帯も多く、良いところと課題の両方が見えた試合でした手描きふうクローバー

個人的に、今日の試合で新鮮な発見だったのは、川澄選手と上尾野辺選手のFKでした。
宮間選手が不在の中で、FKやCKのキッカーとして、大儀見選手、安藤選手、川澄選手、上尾野辺選手、中島選手らが精度の高いキックを見せてくれましたキラキラ

中盤や最終ラインは様々な組み合わせを試していますが、どの選手同士でも、機能するような連携の構築ができれば理想的ですね手描きふうクローバー


花花花花花



次のドイツ戦(30日)は、より相手のプレッシャーが厳しくなることが予想されますが、その中で、相手に主導権を与えず、結果をものにしてほしいですギョ


頑張れ、なでしこジャパン!!!なでしこきらきら