試合レポート☆

練習を終えて、両チームの入場‼

INACのスタメンはこちら

GK海堀あゆみ選手。
右サイドバックに中島依美選手が入り、CBは田中明日菜選手と新加入の磯金みどり選手のコンビ、左サイドバックには新加入の渡辺彩香選手。
澤選手のワンボランチで、2列目にチ・ソヨン選手と南山千明選手か入り、3トップは左から高瀬愛実選手、ゴーベル・ヤネズ選手、川澄奈穂美選手。

試合は前半からシアトルの積極的なプレスに対し、INACがボールを回し攻め込む展開。


前半7分、中盤の混戦から高瀬選手のパスを受けたチ・ソヨン選手が自分で持ち込み、ペナルティエリアぎりぎりの位置から狙い済ましたシュートをゴール左隅に突き刺し、INACが先制！

最終ラインで危険なボールの失い方からピンチを招く場面もありましたが、シュートミスに救われる運も味方につけます。

29分、ハーフウェーライン付近から、ゴーベル・ヤネズ選手がGKのポジションを見てロングシュート‼
GKが辛くもキャッチしますが、惜しいシュートでした

右サイドで中島依美選手が高い位置をとって、タイミング良く相手の裏をとってチャンスにつなげるシーンが多く見られました。

一方、シアトル・レインはやはり長身でスピードのある選手が多く、いつもの感覚で出したパスを前に入られて取られてしまったり、スローインがかなり伸びるなど、アメリカらしい特徴が出ていました。


20分を過ぎるとゲームも落ち着き、引いたシアトル・レインをINACが崩す展開。
一進一退の時間が続きますが、拮抗が崩れたのが30分。
ゴール前でショーとパスを何本かつなぎ、最後は南山千明選手が左に流したボールを、高瀬選手がインステップ(足の甲)でジャストミート‼

内巻きの回転がかかった強烈なボールがGKの手を掠めてネットを揺らし、2-0とINACがリード


後半はチ・ソヨン選手に代わって田中陽子選手が入り、左サイドの高瀬選手に変わって京川舞選手が入ります。

後半開始早々、相手のパスミスを田中陽子選手が奪ってフリーの京川選手へ！
しかしインサイドのシュートはうまくミートせず、ゴール左

後半はシアトル・レインも点を取りに前がかりに来ますが、ここはワンボランチの澤選手がしっかりと危険の芽を摘み、守備では最終まで戻って、正確なパスでピンチをチャンスに変えます。

最終ラインでは田中明日菜選手がディフェンスリーダーの甲斐選手の代わりに声を出して守備を統率。

後半25分からは中島依美選手に変わって、ベッキー選手がピッチへ。
長い足とスピードで相手の裏をとれるベッキー選手とゴーベル選手はINACのパスサッカーの中でいいアクセントになっていますね

その後、川澄選手に代わって道上選手が入り、INACの攻撃が続きますが、追加点はならず、2-0で試合終了。


チャンスが多かっただけにもっと点が欲しいところではありましたが、引いた相手を崩すアイデアは随所に見せてくれましたし、何より無失点で終えたことは大きな収穫だったのではないでしょうか


観客数は3563人でした


これからフラッシュインタビューです

試合の模様は、22日にBSフジで放送されるそうです