スタメンは
DF近賀、熊谷、矢野、鮫島
ダブルボランチ田中、阪口
右SH大野、左SH宮間
2トップ永里、川澄
4-4-2でスタート!
前半は両者とも動きがすくなくパスの出しどころを探す展開が続きますが、徐々になでしこペースに。やや攻め急ぎがちなアメリカに対し、しっかりとつなぐ意識の高いなでしこがしっかりとボールをポゼッションします。
8分、左で粘った川澄選手から右サイドの裏に抜けた大野選手へのスルーパス。
相手のパスミスからのチャンスなどもありましたが、シュートの位置が遠く、ホープ・ソロ選手の鉄壁のゴールをこじ開けることはできません。
攻撃では田中明日菜選手の縦パスが攻撃のスイッチとして効いていました。
田中選手は阪口選手との「なにわのボランチコンビ」でバランスをとりつつ、チャンスと見るとゴール前に飛び込む積極性も目立ちましたね
2人のコンビネーションには佐々木監督も「今の段階では満足している」とのこと。
また、田中選手は肩を使ったパスや股抜きパスなど、ところどころで魅せるプレーも何気に光っていました
21分、左サイドで永里選手がキープして宮間選手に落として川澄選手とのワンツーからゴールに迫ったチャンスは最後のパスをカットされてしまいましたが、完全に崩していました
22分、ショートコーナーから川澄選手のミドルシュート!アルガルベカップのスすばらしいシュートを彷彿させるコースでしたが、惜しくもゴール右。
川澄選手のミドルシュートもチームとして生かそうとしているのが伝わってきしましたよ♪
守備では右サイドを縦に突破される場面が何回かありましたが、鮫島選手が身体を張ってクロスを入れさせません。
海堀選手はコーチングの声が大きくなっていて、成長を感じました
そして、ついにゴールの瞬間が訪れます!!
大野選手がディフェンダーを引っ張ったところで右サイドの近賀選手からフリーの川澄選手へ。
再び大野選手がディフェンダーを引っ張り、近賀選手へループパス。
近賀選手から中に飛び込んできた永里選手へのパスはディフェンダーの足に当たりますが、こぼれ球を近賀選手が足先で浮かせて相手の読みの裏をかく見事なシュートでなでしこジャパンが先制!!!
狭いスペースでも連動するINACのホットラインが機能しましたね
その後もなでしこジャパンが主導権を握って進め、1-0で後半へ。
後半、交代は
永里→安藤
田中→宇津木
鮫島→有吉
後半も終始なでしこジャパンが優勢に試合を進めますが、後半クリアミスを拾われて失点・・・。
1-1。
予想は当たりましたが、内容は圧倒していましたし、勝てる試合だっただけに残念・・・。
とはいえ、アメリカ相手に貫禄のパス回しは、世界王者の存在感がありました♪
それでは、これからミックスゾーンに行ってきます!!