日本代表史上初のベスト8をかけたパラグアイ戦は、90分間を終えて0-0。

延長戦でも決着はつかず、今大会初のPK戦に突入。


5本決めたパラグアイの前に、ベスト16で南アフリカを後にすることになってしまいました・・・ガクリ





パラグアイの2倍にも思える距離を走り、身体を張った全員守備と効果的なパスでひたすらゴールを目指し続けた日本。

ここまで闘い、いい試合をしたのに・・・という、勝負の厳しさ、悔しさをかみしめながら、「勝たせてあげたかった」という岡田監督の言葉に深く頷いていましたね・・・泣



それでも、120分間、ひいき目でなく、パラグアイを圧倒した日本の健闘は光っていましたね!




「神懸った」という言葉も物足りなく思えるほど、確かな実力と安定感で数多くのピンチからゴールを守り続けた川島選手。


GL3戦と変わらず、高さを持つ相手に対し、頭脳と気持ちで競り勝ち続けた両CBの闘莉王選手と中澤選手。


相手の両サイドを封じるだけでなく、攻撃にも積極的に参加してチャンスに絡んだ両SBの駒野選手と長友選手。


中盤の底で4バックをフォローしつつ、身体を張って相手のキーマンを止めていた阿部選手。


ボランチで攻守のタクトを奮い、リスクマネージメントと、そして、キャプテンとしてチームをまとめた長谷部選手。


同じくボランチで誰よりも走り、セットプレーでは得点の匂いを感じさせてくれた遠藤選手。


世界を相手に1対1でも通用する強さと技術を見せ、勝利に近づく決定的なシュートを打ち、日本の攻撃に鮮やかにアクセントを与え続けた松井選手。


豊富な運動量、ゴールへの強い意志とチャレンジ、前面に表れた気持ちの強さで熱さを伝えてくれた大久保選手。


有言実行のゴールと、高いキープ力、オフ・ザ・ボールでも日本のチャンスに絡み続けた本田選手。


交代で入り、最後まで劇的勝利の可能性を見せてくれた中村憲剛選手、岡崎選手、玉田選手、そして、チームを支えたベンチ。


岡田監督は最後まで内容よりも勝負にこだわったように見えましたが、普段サッカーを見ない人にもサッカーそのものの魅力を伝えてくれる90分間だったと思います。




ベスト8も紙一重のところに迫っていただけに、悔しさもいっぱいですが!汗




南米予選3位の強豪と、ワールドカップの大舞台で繰り広げた120分間の死闘。


4年後につながる試合でした。


選手たちの涙、サポーターの表情。



私自身も、思い切り感情移入してワールドカップを楽しめた、忘れられない試合になりそうです花

ベスト4には届かず結果は残念でしたが、日本代表の健闘を称えつつ眠りに就きたいと思いますcandy☆