1歳3歳の男の子を育てる
(2017.7、2019.5生まれ)
外資IT勤務で育休中の
アラフォー ワーママですニコニコ



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どうぞよろしくお願いします爆笑



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息子たちのひとこと近況報告ニコニコ
1歳3歳の息子たちは暇になるとベネッセワールドワイドキッズ()やディズニー英語システム()のカードを手に取ります。3歳は淡々とやっていますが、1歳はまだママのサポートが必要です。3歳は教材を買ってから1年近く経って飽きてきた模様。カードも沢山あるように見えて、頻繁にやっていると『はじめまして』のカードがなくて飽きてしまう様子。飽きたら他のもので遊んでねウインク




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昨日こちらの本を読みました。





昨日は概要を書きましたので、今日は具体的に面白かったところを書きまーす音符



昨日の記事はこちらニコニコ

『絶対的なルールは存在しない』という感覚を身につけることについて書かれていて、『ふーん』と流しそうだけどこれが侮るなかれ結構面白かったんですお願い



ちょっと別の話から入るんですけど、私はコロナ自粛中に『子どもとずーっと一緒に居ると仕事と違う疲れを感じるけど、これはなんだろう!?』と考えていました



なんか疲れる…ナニコレナニコレ。と。
その理由の1つはこちらです。

もう1つの理由は、子どもといると意志力が意外に必要だからだと思いました。『あれをしていいかこれをしていいか?』と聞かれることに対する判断の繰り返しが疲れの原因の1つだと感じました。



『脚立をおもちゃにしていいか!?』とか。毎度唐突すぎて、当時2歳児の親として何が正解なの!?とマジメに脳ミソフル回転でした(笑)てゆーか2歳男児何でも高い所のぼりたがる笑い泣き



人が1日に判断できる量、意志力の量は決まっているそうで、常に判断を求められると1日の途中で使い切ってしまいますチーン



またその判断の内容は、日常を円滑に進めるためのルールやマナー、しつけに関するものから、中長期的に子供の価値基準に影響することまで多岐に渡ります。



『首尾一貫したことを伝えないといけない真顔キリッ』と思うあまり、ケースバイケースだとどう伝えるか、どの範囲まで拡大解釈よしとするかなど迷いが生じることもありました。しかもこういった球がかなりの頻度で投げられるので、千本ノックを受けてる気分になりますニヒヒ



そう、私マジメなんです(笑)デレデレ学生時代 教授から『あなたは真面目すぎてつまらない』と言われました。大学教授という真面目の代名詞的職業の方にこのセリフを言わせる自分のレベルに絶句でした真顔



そんな『ルールを逸脱しないように毎回的確な回答をする千本ノック』が自粛疲れの理由の1つだった私には(笑)この章は画期的な話でした。



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著者いわくルールは自分たちで作るもの、ルールは話し合い次第で変えていけるもの、ルールは解釈次第で自分たちの側に引き寄せることもできるもの』という海外の人が持つ感覚を幼い頃から養いたい、と。



『これはいつもならダメだと言われそうだけど今日の雰囲気はなんとなくオーケーになりそう』とか『今日はこの程度までなら許してもらえそう』といった、ルールに対する皮膚感覚をつけられるよう園で日々実践していると。



その実践のおかげで年齢が上がってくると子どもたちが先生に交渉してくると。



先生『今日はA公園に行くよ』
園児『いや、昨日もA公園だったから今日はB公園の方がいいと思うけどどう?』とかとか。



これって素晴らしい笑い泣き



というのも、日本で教育を受けた私は海外支店の同僚や学生時代の他国出身のクラスメートが、ルールに対してこの感覚を持っていると感じます。



また、少なくともアメリカ流が中心になって久しいと言われるグローバルなビジネスに携わる上ではこの感覚の方が生きやすいと実感しています。



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彼らは『ルールどころか人を含む世のあらゆるものは常に変化するもんだ』という感覚を普通に持っていると感じます(もちろん一般論なので例外ありウインク)。



これは物事に対する柔軟性や、自己効力感にも関連しそうですがそれもそのはずで、この感覚は『学校、仕事、人生において自分がコントロールできると認識できる範囲を広げる。海外支店の同僚や外国出身クラスメートの自信、自己肯定感の高さはこの感覚と結びついている』と読んでいて感じました。



彼らは『自分(やそれに類するもの)を中心にまずは据える』そして『ルールが合わないなら変えても良いんじゃない?』という感じです。もちろんものによりますが(法律、会社、家庭、とかルールに自分が与えられる/受ける影響度合いが違う)。



違和感を感じるルールに自分が無理して合わせることは、彼らにとって第一選択肢ではないと感じます。



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大人になってから身に付けることが難しい『感覚』という力を未就学期に自然と身につけさせてくれるのは、とても良いですよね。一般的な日本の教育(自分が受けた教育と大きく変わっていないとすると)を受けていると習得しづらい感覚だと思いますし。



私には残念ながらこの感覚は備わっていません笑い泣き



私は子どもの頃から、ルールは変えられるもの、交渉できるものだという認識がコレッポッチもありませんでした。親や教師が絶対的存在で、その人から発せられるルールは絶対だったのです。



ちなみに必死に育ててくれた両親には心から感謝してますウインク今思うとこんな感じで試行錯誤の毎日だったのだろうな…と。



グローバル化した社会に出て仕事をしてみると『ルールは作った時点の何らかの基準の最適でしかなく当然変容する。だから必要に応じて交渉するもの』という大前提のもと、交渉力というスキルが超重要だと気づきました。



ルールは絶対ではないという感覚があるのとないのでは、交渉を相手に無理強いする後ろめたい行為と感じるか、それとも両者を良い方向に導くディスカッションと捉えるか、という大きな違いがあるので交渉力がまーったく違うと実感しています。



その交渉力につながる『絶対的ルールなんてない』感覚は本当に大事だと思います。



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この本で紹介されている著者の18の理論のうち、私が面白いと感じた1つの理論を今日はご紹介しました。



こんな感じでさまざまな理論が展開されますが、次の疑問は『ほんとに実践できるのかな!?』とか『この理論を実践する組織運営ってどうやるの!?』というものでした。



かなりの小規模園なので出来る旨が書かれていましたが、ビジョンの共有、インセンティブの持たせ方、など経営手法を知りたいですよね。