1〜2歳向け百均モンテッソーリおもちゃ(教具と呼びます)の第2段
第1段はこちらです。
0歳児向けはこちらです。
ここで、モンテッソーリのおもちゃへの考え方について改めてご説明しますね
モンテッソーリでは子どもは発達段階において著しく伸びる分野(運動、言語 etc)があるとしてます。その各時期を『敏感期』と呼びます。この期間には、その対象スキルを使ってみたい強い衝動に駆られます。例えば運動の敏感期には、乳幼児期に著しく発達する親指、人差し指、中指の3本の指を使って豆を移動させたり、紐を通したい欲求に駆られます。
欲求⇨達成感、を感じアドレナリンが出ます。
このアドレナリンが心地よいため何度も繰り返しやります。
そして、その繰り返しによって言語や運動のスキルを身につけることで、日常生活においても、幼児ながら自分のことは自分でできる(プラクティカルスキル)ことが増えます。
『自分はできるのだ』という自己肯定感を育む、というのがモンテッソーリの考えです。
社会と自分に対する自己肯定感があると、不確実な世界で新しいことにチャレンジできると考えられてます。
自分の欲求を満たす作業をやっているので、モンテッソーリおもちゃをやってる時はとっても集中するんです
で、親が何をすべきかですが、子どもがどの敏感期でどんな物を必要としてるかを見て、その環境を整えること、とされてます。モンテッソーリでは『科学者のように子どもを観察する』ことが推奨されてます。私は出来てませんが(笑)
この辺りは国内モンテッソーリ第一人者の藤崎さんの本がとーってもわかりやすいです。初めてモンテッソーリに触れる方、理論は知ってるけど実践的な内容知りたい方、どちらにもおすすめです。
0~3歳までの実践版 モンテッソーリ教育で才能をぐんぐん伸ばす! (単行本) 1,540円 Amazon |
また、藤崎さんのYouTubeチャンネルは本当にオススメです。無料でこんな動画が観れるなんてほんとスゴイです。
※なんだか藤崎さん激推ししてますが(笑)藤崎さんとはまったく面識ないですほんとにいい内容なので、自分は子どもとの関わり方というか、ライフスタイルみたいなものがモンテッソーリを知ることで変わったので、より多くの方にシェアしたくて
さて、本題のおもちゃです。
アルファベット ボタン通し
アルファベットシールを貼ったボタンにモールを通す遊び。3本指を使う運動敏感期と、アルファベットを並べる言語敏感期の、2つの欲求を満たす遊びです。
ダイソーで買った材料はこちら。布ボタン、アルファベットシール、モール。
アルファベットシールは、大きいものの方が子どもにはわかりやすいです。母音は沢山使うので、母音のボタンは大目に用意しておくと良いです。
布ボタンはこんな感じです。
ダイソーの爪楊枝入れは、大中小の穴があり、大からやると難易度が上がっていきます。本当に集中してやります。
お米は溢れたら嫌なのでおもちゃ箱以外に収納してます機嫌よく子どもと接したいので、なるべく自分が不機嫌になりそうなことは未然に防ぎたいのです面倒ではありますが、天秤に掛けると機嫌良くいたいです
こんな風に遊びます。
これは2歳児が実際の食事の時に使っているピッチャーです。キッチンで牛乳やお茶を自分でピッチャーに入れて、食卓で自分でコップに注ぎます。1歳後半から、私がキッチンでピッチャーに入れたものを食卓で自分でコップに入れていましたが、今はキッチンでピッチャーに入れるのも自分でやります。それならピッチャーなしで、直接自分でコップに入れれば良いんですけど(笑)習慣づいてしまったのです
お米移しをやってるからなのか、毎日ピッチャーを使ってるからなのか、1人で牛乳パックからピッチャーに注ぎます。
ピッチャーは私が食卓に運びます。その他の物はトレイにのせて自分で食卓に運びます。
モンテッソーリのおもちゃは高いものもあるのですが、3歳までは手作りで対応できるものが多いと言われてます教育費なんてキリがないので、抑えられるうちは抑えたいですよね
爪楊枝と爪楊枝入れ
爪楊枝入れに爪楊枝を入れる、ただそれだけですが、とても集中します。ダイソーで買いましたか、爪楊枝入れとしてではなく、調味料いれとして売っていた気もします。遊ばない時は、爪楊枝は危ないので私が別の場所に保管してます。
お米移し
モンテッソーリでは、小物を移すおもちゃが多いです。計量カップから別の計量カップにお米を移す、ただそれだけです。
計量カップ2つと、お米を入れておく容器。すべてダイソーで買いました。ちなみにこのトレイはダイソーの収納ボックスのフタです。モンテッソーリの収納トレイとして使えます
お米移しをやってるからなのか、毎日ピッチャーを使ってるからなのか、1人で牛乳パックからピッチャーに注ぎます。
今度、食事準備から片付けの風景も書いてみますね
以上、百均のモンテッソーリおもちゃでした
市販のおもちゃについても今度書いてみますねメルカリ、中国のアリババ、アメリカのAmazon.comなど、安く買えるプラットフォームもあります。