<大ニュース!>トッシー・スピヴァコフスキーの大量未発表録音が!! | だめ人間の暇つぶしです

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偏愛するクラシック音楽について、気が向いた時に更新してます。
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ヴァイオリンファンの皆様!!

事件ですっ!!

大事件でございますよっ!!!

 

先ほどHMVのHPをちらと覗きましたら、なんとっっっ!

 

トッシー・スピヴァコフスキーの秘蔵音源が!!

(; ・`д・´) ナ、ナンダッテー!!

 

世界初出で!!!

*゚Д゚)*゚д゚)*゚Д゚)エエェェ

 

なんと4枚組で!!!

((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

 

発売されるそうです!!!!!

Σヽ(`д´;)ノ うおおおお!

 

これは、、、驚愕の大事件、、、。

(アマゾンでは見つからないのでジャケットの写真だけ↓)

 

レーベルはDoremi Classics、発売は5月20日の予定になっています。

(HMVの紹介ページはこちら

 

トッシー・スピヴァコフスキー、数年前のシベリウスの誕生日の日に、少しですが私もブログで彼を取り上げていますので、この名前を初めて聞く方はそちらをご覧下さいませ。

 

1906年、オデッサ生まれ。(1907年、1910年生まれ説もありますが。。。)18歳でフルトヴェングラーのベルリンフィルのコンマスになり、1940年代にアメリカに移住。その後はクリーヴランド管弦楽団のコンマスをしたり、ジュリアードで教授職にあったりという、知る人ぞ知る名手、、、。(1998年に亡くなっています。)

 

録音がほとんど手に入らなかったトッシー・スピヴァコフスキー。

私はトッシー・スピヴァコフスキーの録音を1枚しか持っていません。タウノ・ハンニカイネンとのシベリウスのヴァイオリン協奏曲です。そして、この1枚は私にとっての同曲の演奏の、不動の最高峰です。

 

 

最後の方なんかもう、オケも含めて大興奮の第三楽章も↓

 

一番有名であろう、このハンニカイネンとのシベリウスでさえ、長らくあまり手に入り易いものではありませんでした。

(↓近年出たハンニカイネンのシベリウス集に入っています。)

Sibelius: Symphonies 2 & 5 Sibelius: Symphonies 2 & 5
1,952円
Amazon

(タウノ・ハンニカイネンは前回触れたイルマリ・ハンニカイネンの弟です。)

 

メノッティやチャイコフスキーの協奏曲、バッハの無伴奏の一部など、NMLやyoutubeで聴けるものが少しはありましたが、ほんとに彼の録音ってのは手に入らなかったんですよ。

 

それが、、、

Doremiはなんともまあ、、、

出し惜しみもせずに一気に4枚分も!!!

ありがとう!。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。

さっき、HMVのニュースで見つけて、ワタクシはまた興奮しすぎてしまいまして、、、入ろうと思っていたお風呂を放ったらかしにして、夜中にブログを更新し始めてしまっている次第でございます。。。(ああ、、だめ人間。)

 

ということで、今回の大注目の収録内容はこちらだそうです↓

 

1. J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番ニ短調 BWV.1004よりシャコンヌ(バッハ弓による演奏)

(1969年1月26日/ストックホルム、スウェーデン放送)

2. ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.61

(アメリゴ・マリノ指揮、ニューヨーク・フィル、1963年12月21日)

3. ブラームス:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.77

(ヨーゼフ・クリップス指揮、ニューヨーク・フィル、1961年12月7日)

4. メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調 Op.64

(ポール・パレー指揮、ニューヨーク・フィル、1956年11月17日)

5. バルトーク:ヴァイオリン協奏曲第2番 Sz.112

(アルトゥール・ロジンスキ指揮、ニューヨーク・フィル、1943年10月14日)

6. プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第2番ト短調 Op.63

(トマス・シッパース指揮、ニューヨーク・フィル、1959年11月19日)

7. マルタン:ヴァイオリン協奏曲

(ロバート・ラ・マーチーナ指揮、ニューヨーク・フィル、1963年12月19日)

8. チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.35

(ニルス・グレヴィリウス指揮、ストックフィルム・フィル、1960年2月8日)

9. ウィリアム・シューマン:ヴァイオリン協奏曲

(ルーカス・フォス指揮、バッファロー・フィル、1966年1月23日)
※すべてライヴ録音

 

ええ、、、2曲ほど突っ込んでしまうものが。まず、バッハのシャコンヌ、、、「バッハ弓」で演奏だって(笑)。ちょっとこれはもう、面白すぎます。。。

あと、最後、シューマンのヴァイオリン協奏曲。シューマンはシューマンでもウィリアム・シューマンですよ(笑)。むしろこの時期にスピヴァコフスキーがロベルト・シューマンのヴァイオリン協奏曲を演奏していたほうが、衝撃かもしれませんが(笑)。

 

そんなコネタはともかく、、、

 

垂涎の充実の録音群の見回してみてですね、、、

、、、ちょっと待って下さいよ、、、?!

バルトークのヴァイオリン協奏曲がありますよ?!!ええ、スピヴァコフスキーというとバルトークのヴァイオリン協奏曲アメリカ初演者ですよ!!!

しかもライヴ録音1943年にロジンスキ&NYフィルって、、、あなた、、それ、アメリカ初演ちゃいますのん??!!

 

、、、。

 

と思ってちょっくら調べてみると、、、アメリカ初演は43年でロジンスキとでしたが、クリーヴランド管弦楽団とで、43年初頭とのことでしたので、初演ではないんでしょう。でも、この録音の年にロジンスキと初演して、その延長での演奏ではあるでしょう。(楽しみすぎる!)

 

いや〜、、、それにしても、DOREMIレーベルってのは、たまに爆弾のような衝撃の音源を投下してきますよね。ほんと、嬉しい限りでございます。

嗚呼、ありがとう、、、ほんとに、楽しみです。

スピヴァコフスキーが4枚。良い時代ですよ、まったく、、、。(しみじみ)

 

そういえば、この本(↓)にも少しだけ、トッシー・スピヴァコフスキーが登場していました。

 

このページ↓

 

ああ、、、とにかく、嬉しすぎます。ありがとうDoremiさん。

発売を心待ちにしております(●´ω`●)ゞ

 

すみません、興奮しすぎてだいぶ乱れていたと思われます、、ごめんなさい。

でも、、、スピヴァコフスキーが4枚もっっ!!!。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。

(もういいって!)

 

それでは、皆様おやすみなさいまし♪

 

お別れにスピヴァコフスキーのチャイコフスキー(↓)を!!