カタール | 星川敬オフィシャルブログ「星川敬の星川系」Powered by Ameba

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こんにちは。






先日、先週末のゲームに出場していない組、若手やアカデミー選手を含めたフレンドリーマッチを行いました。
フレンドリーマッチの相手は、事前に聞いていたのですが、良く聞き取れずに正確なチーム名はわからないままバスでスタジアムに。


えっ?って思うかもしれませんが、スロベニアの人達は英語が得意ですが、なんだかんで第二言語。
いちいち事細かに大事では無いことに時間を割くのは向こうもきっと面倒くさいでしょうし、何度も聞きませんね。
チームの名前や人名は、結局、スマホや紙とペン必要になるので。
シーズン中のフレンドリーマッチは勝敗よりコンディショニングが大事。
カタールのチームがキャンプにスロベニアに来ているという事がわかれば問題無し。


欧州に来てから、言語環境の問題とこちらの人達の感じから、自分の仕事の優先順位が高いもの以外は気にならなくなったし、時間もかけなくなりました。
その代わり時間かける時はとことん話しますが‥‥‥。

最初に行ったイギリスでは、その辺りのことがいちいち気になって非常にストレスになったものです。
日本と違うわけですから、受け入れれる所は受け入れないと。
習うより慣れろですね。

そんな感じで、スタジアム到着後に、相手のジャージのエンブレムを見て、正式名はAL KHARAITIYATと言う事がわかりました。
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前にもお話しした通りに欧州にいると色々な国のチームと対戦できます。
今季のプレシーズンに色々な国のチーム対戦しましたが、今度は、カタールのチームとも出来るとは。
自分の経験もどんどん高まります。



そして、カタールのチームと言う事で、外国選手とカタール選手の力量に少し差はありましたが、外国選手は流石の良いレベル。
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なので、すこし週中のフレンドリーマッチにしては、強度の高い試合になってしまいましたが、若手や出場時間が少ない選手には良い練習になりました。

試合後にしみじみ思ってしまいましたが、
こういう環境が、欧州各国と日本との差になるのでしょうね。
欧州各国陸続きと言う致し方無い事ですが、アジアも何かしら対策をしていかないとですね。

例えば、リオオリンピックで、日本代表の選手達は初めて真剣勝負の中でアフリカのチームや欧州、南米のチーム、様々なタイプの選手と対戦するわけですが、欧州の選手達はサッカー人生の過程で個人ベースでそういう選手、チームと対戦する量、時間がすでにその年齢になった時に日本の選手と違うわけですからね。
これは大きなハンデ。

ただ、その辺りの事の改善は日本だけでは難しいですので、アジア各国でもっと真剣に取り組むべきかなと思います。






@keihoshikawa