若年性ピアサポートの持つ力と、1つの可能性 | ~こいぬにも分かる 精巣腫瘍サバイバー K(ケイ)のBlog~

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「20歳で精巣腫瘍サバイバーに選出!」
K(ケイ)と申します。
現在31歳。精巣腫瘍代表歴11年目となりました。
11年経った今だから言えること、今だから考えられること、等々。
気持ちそのままに、自然体に、自分の「道」を綴っていきます。

自分としては、
将来的に、大学等の教育課程に携わりたいと思っている。


そこで、何を自分の武器にしていけるかと考えると、


『医学生×若年性ピアサポート』


が、その1つとして考え付く。


これから、Dr.を目指す彼らに経験談を話す。
先入観の無いまっさらな状態の彼らだからこそ、きっと伝わることがあると思う。


ならば、
どの様にすれば、
より身近に、
他人事でなく、客観的でなく、
主観的に癌について、考えてもらえるか。


自分の経験談のどこをメッセージとして伝えるべきか。

・告知された時の感情
・治療に踏み込むまでの受容過程
・Dr.に対する、素直な気持ち
・「頑張れ」って言葉の無責任さ
・キーパーソンの重要さ
etc


癌細胞の外側には、
突き詰めていくと、
その人の感情があって、過去があって、家族がいて、生き方がある。


同年代の経験は、より分かり易いんじゃないだろうか。


癌細胞の大きさとか、転移の有無とか、数とか。
腫瘍マーカーの変動とか、
そういう数値的な物に捉われすぎて欲しくない。


その人の生き方を受け入れて、
信頼関係が成り立ってこその、治療なんだ。


自分が経験した事だからこそ、
リアリティそのままに話す事が出来るはず。


受容と供給、
対価は成り立つと思っている。


サンプリングはもっともっと必要だ。