4/8(土)&4/9(日)、プッチーニの歌劇「外套」に船長ミケーレ役で出演します。
 
 
【「外套」あらすじ】
パリ・セーヌ川の港に浮かぶ荷物船が舞台。
船長ミケーレには年の離れた若い妻ジョルジェッタがいた。
ジョルジェッタは年上の夫に対してすでに心は無く、若い船員ルイージと不倫関係。
ジョルジェッタはルイージに「夫が寝たらマッチの火で合図するわ」と逢引の約束。
甲板に一人残ったジョルジェッタのところへミケーレが戻り、「どうして俺を愛してくれないのだ、去年の今頃はお前と赤ん坊と三人で俺の外套に包まって幸せだったのに」と言うが、今は亡き子を思い出したくないとジョルジェッタは話を遮り、疲れたと言って船室に去る。
ミケーレは妻が浮気をしている事は確かだが誰なのかわからない、見つけたら殺してやると叫ぶ。(アリア「Nulla! Silenzio! 何もない!静かだ!」)
ミケーレがパイプに火をつけようとマッチを擦ると、その炎を逢引の合図と勘違いしたルイージが船に飛び乗ってくる。彼はミケーレにたちまち捕えられ、絞殺される。
胸騒ぎを覚えたジョルジェッタが甲板へやってくる。
ミケーレはルイージの死体を素早く自分の外套で隠す。
ジョルジェッタは夫を苦しめたことを詫び
「いつか言ったわね、『人は皆、一枚ずつ外套を持っている。ある時は喜びを包み、ある時は悲しみを・・・』」
その言葉を受けミケーレが、「そして『ある時は罪を』、だ、俺の外套の中へ入ってこい!」と外套を広げると、そこには冷たくなったルイージの姿。
ミケーレは驚愕するジョルジェッタの顔をルイージの死体に押し付ける。
 
 
■4/8(土)&9(日)
Y's CompanyオペラシリーズVol.1
G.プッチーニ作曲
歌劇「外套」(全一幕・字幕付原語上演)
ミケーレ:原田 圭
ジョルジェッタ:西本真子
ルイージ:飯沼友規
ティンカ:榛葉薫人
タルパ:浜田耕一
フルーゴラ:有田真恵
小唄歌い:江頭 隼
指揮:松村優吾
演出:馬場紀雄
ピアノ:谷塚裕美
室内楽:ワイズアンサンブル
合唱:ワイズコーラス
・4/8(土)18:30開演(18:00開場)
・4/9(日)13:30開演(13:00開場)
各回前売4,500円(当日4,900円)
ムーブ町屋ムーブホール
 
ただ今、稽古真っ最中です。
写真は都内某小学校音楽室での稽古風景です。
素晴らしいキャスト・スタッフが集まりました。
 
同じくプッチーニの歌劇「ジャンニ・スキッキ」も上演します。
 
両日共にチケットございます。
プッチーニ三部作の悲劇と喜劇を多くの皆様にご覧いただきたいと思います。
ご来場、心よりお待ちしております。