マメルリハインコのまめ、9月7日に亡くなりました。
来週で満11歳、12年目に突入するところでした。
今年の2月にマイコプラズマ肺炎にかかり
その時に腹部に腫瘍が見つかりました。
そこからの闘病生活、何度不安な状態になったかわかりません。
苦いお薬、注射、点滴…
腫瘍はどんどん大きくなり
3回ほど腹水を抜く処置もしました。
薬ももうこれ以上は増やせないところまできて。
それでも頑張ってました。
急変して、30時間以上ごはんも薬もとれなかった時には、本当に覚悟を決めました。
いつもの病院がお休みで、新患で行ったところでは、『触った途端心臓が止まるかもしれない、入院しても今晩もつかわからない』と言われ、慣れた自宅で看取ろうと連れ帰りました。
それが、主人が帰ってくる時間の少し前からごはんを食べ始めたんです。
元気にお出迎えがしたかったのかな…。
私たち、一晩中まめのいるリビングにいました。
夜中に1人ぼっちで逝かせてしまうことだけは絶対に避けたいと。
そんなことが数日続き、急に復活したんです。
今思えば、最後の1週間はとても元気で。
病気になる前のように、放鳥もできて、ごはんもおやつも食べて。
薬が効いてこれから腫瘍が小さくなるのかも、って希望が持てるほど。
剥き出しになっていたお腹の羽も生えてきて
甘えてくるふわふわの体を抱っこして幸せでした。
亡くなる前日は苦しそうだったけど、それでも朝には元気なそぶりをして。
出して！元気だから出して！って、止まり木で大車輪をして、扉の前に立って。
指に乗って、そのとたん手のなかに倒れ込みました。
私の顔を見て、羽を広げて２回ほど痙攣をして
そのまま息を引き取りました。
最期まで心配かけないように、ギリギリまで元気なふりして頑張ってくれたんだね。
もうだめか、と思うことが何回もあっても、
その度に復活して私たちに喜びをくれた。
一時的に回復してもずーっと大変だったんだよね。
苦しいのから解放されて、もう辛くないね。
今日、先生に挨拶に行った時、たぶん卵巣がんだったのではと言われました。
あの状態から７ヶ月生きていたのはすごいことだと。
先生はわかっていたけど、腫瘍という言い方で濁してくれていたのだと思います。
マイコプラズマから回復したらCTやレントゲンを撮るはずが、
その話がいつのまにか出なくなって、腹水治療が始まっていました。
私も怖くて聞けなかったし、先生も気を遣ってくれていたんでしょう。
『飼い主さんも頑張りましたね、辛かったら溜め込まず電話ででも吐き出してください』と言ってくれました。
本当にいい先生に出会えて良かったです。
まめのお迎え健診からなので、10年のお付き合いです。
ありがとうございました。
▼主人が作ってくれたお墓です
亡くなった報告をしたら、凄い勢いで職場から戻ってきてくれた主人。
まだ温かいうちに抱っこできました。
そして、たくさんたくさん撫でていました。
主人が一服しにリビングから出ると、ずっとドアを見て、ソワソワするぐらい仲良しだったからね。
まめ、嬉しいね(*´∇｀*)
長い間、私たちに癒しと喜びをくれました。
辛い時にはまめの存在に慰めてもらえました。
私たちに素敵な思い出をありがとう。
まめと出会えて本当に幸せだったよ。
またどこかで会おうね。
長く放置してたブログで、あまり見る人はいないかな、と思うため、覚え書きのような内容です。
もし昔のお友達で来てくれた方がいたら、まめが逝ったことを知っていただきたくて。
ありがとうございました。
決して弱音を吐かない、強くて素直でかわいい女の子
