本日、お茶のお稽古。
初めての風炉!
11月から通い始めたので、風炉を全く知りませんでした。
当然ながら、柄杓の扱いにパニック!🫨
「ここは置き柄杓で」
「は?」
「って言ってもわからんよね😅、置き柄杓はこう・・・・・・」
「そこは切り柄杓で」
「え😳」
「あー、切り柄杓は・・・・・・」
そして、引き柄杓・・・・・・❓
とその都度おそわりながらで、相変わらず時間がかかって先輩方に申し訳ないですが、なにせ初めてなものでご容赦を願いたいところ😅。
とはいえ、一度や二度ではとても覚えられそうにありません。
不器用だしなあ。
ところで。
数年前にコケて両膝を強打したのですが、いま思うとその当時、父の介護の始まりで要領を得ず、なんとなくヘロヘロだったのかもしれません。
自覚は薄かったので、運動のために駅まで歩いていたのですが、その時に足元不注意でコケました。
足腰がしっかりしていれば踏みとどまれたのでしょうが、全体重をかけて膝小僧をアスファルトに強打。
なんとか歩くことはできましたが、膝を折ることができなくなりました。
少しマシになってきたところで、さらにまた家の中でコケ、玄関先でもコケ、いずれもまた膝を強打、よほど足がヨワヨワだったのだと思います。
そんなわけで、正座と階段下りができるようになるのに数ヶ月かかりました!
歩いたり椅子での立ち座りをしたりには支障なかったので、忙しい合間を縫ってわざわざ医者に行こうという気にはなれなかったのですが、左の膝小僧の下には小さい水疱だかゼリー状なものだかが残って、見ても触っても分からないながら、膝をついた時にそこに当たるといまだに飛び上がるほど痛いので、探り探り膝をつきます。
当時、右の膝裏が痛くて長い間折り曲げることができなかったのですが、これは半年経つと正座もできるようになりました。
それ以来コケてはいないので(コケることがあっても、あの時のように無防備に膝を打ち付けることはなくなりました)、続けて三度も膝からコケた当時、心身ともにかなりヨレヨレだったんだろうなと思います😅。
で、なんで今その話をするかというと、先週あたりからまた右の膝裏が痛くて、正座からの立ち上がりが辛いのです。
左の膝をつくことが恐る恐るなので、どうしても右膝に頼るのですが、右膝が不調となるとなんとも辛い💦
たぶん、コケた当時に膝裏の靭帯を傷めたのではと思うのですが、お茶の稽古をするようになって立ち座りが増えたことで痛みがぶり返したようです。
なんとか周囲の筋肉を鍛えてカバーしたいところですが・・・・・・。
そうでなくても、まだまだ正座の痺れに慣れないので、相変わらず立ち座りには苦労しています。
さて。
今日のお軸は、『三級浪高魚化龍』。
鯉の滝登りです。
うーん、滝を登って龍になれた経験はありませんが、努力はしたいところですよね💦
お干菓子は、八ツ橋と杜若。
主菓子は、唐衣。
まさに、あれです。
からころも
きつつなれにし
つましあれば
はるばるきぬる
たびをしぞおもふ
折句の代表例として有名な、業平が八橋で詠んだ歌です。
お軸もお菓子も五月らしい。
今日の着物は、前回と同じ江戸小紋です。
昨日今日と、五月と思えない肌寒さで、着物を着るにはうってつけ。
今回は、名古屋帯で。
前回、お太鼓の寸法が足りなくなって、半幅帯に変更したので、今回はお太鼓部分を長めに残したのですが、タレを長くとりすぎて、手先が足りなくなりました💦
しかたなくそのまま出かけました😅。
なにはともあれ、次回も柄杓との戦いになりそうです。